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 内藤景代 

 2002年8月2日(金)  【毎年、「異常気象」なので、「異常」がふつうになったのだから、これからは「異常気象でも、異常気象とは、よばない。】とうのは、いかがなものか。今年は猛暑が続き、熱帯の植物が繁茂する。

午後から、稲光(いなびかり)が続き、が鳴り、スコ−ルのような雨が激しく降り、午後なのに、真っ暗です。涼しくてすごしやすいですが…

昨夜も、体温と同じ、36度くらいの猛暑で、新宿教室の窓の外で、稲光と雷鳴が続き、スコ−ルのような雨で、レッスンが終わるころは、一気に涼しくなりました。

●<毎年、「異常気象」なので、「異常」がふつうになったのだから、これからは「異常気象でも、異常気象とは、よばない。>という新聞記事を読んだことがあります。
  …?…いつものこと…‥‥とはいっても、やはり、異常ではないでしょうか?

●ここは、アジアのはずれ。極東(きょくとう)…日本の中の…東京。
  4つの季節のある、温暖な島国だったのではないでしょうか?
  それが、東南アジアのフィリピンやバリ島のスコ−ルのような雨。
  夜毎(よごと)の熱帯夜(ねったいや)。

7月28日(日)のエッセイにかきましたように、やはり、東京は、熱帯化しているように感じます。
 
●きょうの午前中は、涼しさをもとめて自転車でサイクリングしていました。そこで見た風景は、着々と熱帯化がすすんでいる…?

8月の今、やはり、遠く離れたふたつの町で、青空に向かい、が咲いていました。それぞれ、一房、二房ですが。
    全体の中の特殊部分なのでしょうが…
 つねに、「変化」は、「個」の冒険から始まる…というのは、人間の歴史だけでなく、植物にもあてはまるのでしょうか?

●沖縄のゴ−ヤが都内で実をつけている話は、7月27日にかきましたが、きょうは、ニュ−ジ−ランド特産の熱帯果実、キウイが実っていました。

キウイ
という名は、ニュ−ジ−ランド特産のキウイに、茶色い果実が似ているからだそうです。↓庭のキウイ
 鳥のキウイは、ニワトリよりやや小さい翼や尾の退化した鳥で、月夜キ−ウイと鳴くことから、名づけられたそうです。
 
●以前にも、大切に栽培したキウイをいただいたことがありますが、ふつうのお庭にブドウのように、たわわに当たり前になっているキウイ↑を見ると…なんか、ヘンな気がしますが、もう、日本に帰化しつつあるのでしょうか…
キュウリ(胡瓜=胡のウリ=外国からきたウリ)やピ−マンのように。

ハイビスカスハワイの花、ハイビスカス→は、あちこちのお庭で毎年、赤、白、ピンク、黄色などカラフルに咲いていますが、今年はとくに花が大きく、元気です。

●いくら、そのおうちが丹精なさっても、温室や室内でなく、外で植えて外気にさらしているのですから――外の気象が、生まれ故郷のニュ−ジ−ランドやハワイなどに似ていないと、育たないのではないでしょうか。

首都高速の下のシュロ


南国のシュロは、戦前の日本の南方支配(いわゆる、侵略…)の影響で、あちこちのお庭にはえています。洒落た(しゃれた)西洋館とセットになって…
 ところが、最近は、←高速道路の下の植え込みの中から、シュロが顔を出したり、あちこちで、植えたはずのないだろうところで、50aから1bぐらいにのびて、扇(おうぎ)を開いたように葉を広げています。
  もともと、はえていたところから、種がとんで(?)ふえたのでしょうか。

 ←植え込みの間から、葉を広げるシュロ。首都高速道路が、上を走る(上の白い部分)。

●このままいくと、首都高速の下から、高速道路をめざし、シュロがはえて、東南アジアっぽい景色になっていくのかもしれません。シュロ−塚山
  定期的に、街路に植えた柘植(つげ)などの刈り込みをしているので、シュロが生きのびるのは、大変かもしれませんが…

●…とはいえ、2bくらいのびた、高速道路下のシュロがあったので、その前で洗車(C)していたおうちの方に聞きました。
 A「おたくのシュロですか?」
 C「いえ、いえ」
 A「どなたか、植えたのですか?」
 C「そこ(街路樹を整備している都?)で植えたんじゃないですか」
 A「ずっと、写真をとってますが、そこの植え込みから、あちこちで、ニュウ−っと出てますよ。植えたんじゃないと思いますが…」
 C「…? 地下茎で、ふえたんでしょうか」  
 A「……? (竹の子とは、ちがうのでは?) …どうも」 

●環境用語の「ヒ−ト・アイランド」現象というのが、「東京の熱帯化」とつながるのでしょうか。それなりの適応法を考えないと、身(み)がもちませんね。

お風呂は、暑いからといって冷たいシャワ−だけでは、交感神経が興奮して目がさめてしまいます。
  眠る前は、ぬるめのお風呂にゆったりとつかり、リラックスして、のんびりしましょう。副交感神経がはたらき、くつろいで眠れます。
●寝苦しい夜は、畳おもて(たたみおもて)に使う「い草(いぐさ)の寝ござを敷いて寝ると、草の香りもよく、涼しくて気持ちがいいですよ。

CD『くつろぎの冥想』をきいて、くつろぎのポ−ズ『綺麗になるヨガ』178n 『ヨガと冥想』 182n)をなさると、安眠できます。
 教室でも、くつろぎのポ−ズで、このCDを聞くと、いびきをかいてすぐに眠ってしまう方は多いです。

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