BIG ME club | 内藤景代が毎日更新する 日誌風エッセイ 最新情報 |
内藤景代 記 |
2002年8月18日(日) |
◎「これが、正しい答」という「生き方」はない ◎(→進化・退化 アザラシ・ペンギン オウム貝(オーム貝) ◎「野生の思考」の例 |
きょうは、雨。台風も近づいています。 きょうでNAYヨガスク−ルの夏休みも終わりです。 来週の日曜日は、月1回の集中レッスンです。 そろそろモ−ドの切りかえ時です。 ●多摩川の「たまちゃん」は、きのう17日の朝からいまだに姿を見せないそうです。 「流れ者」のように、ふらりと来て、また、ふらりと消えてしまった…? 「寅さん」のように? 「シェ−ン」のように? 「渡り鳥」のように? ……「会うは、別れのはじめ」……… ●「生者必衰 会者定離(じょうしゃひっすい えしゃじょうり)」 ブッダ(釈尊 しゃくそん シャカ家の尊者)『涅槃経(ねはんきょう)』 ※→『ヨガと冥想』 70n「絶対はない。すべては変化する。」 ●↑羽根(ヒレ)に「個体識別」の色別バンドをつけ、 家族関係など一目瞭然(いちもくりょうぜん)の、岩とびペンギン。 油壺の水族館です。 人間に保護されて (いいかえると、管理されて…)、 安全に暮らしているように見えました。 一方、「たまちゃん」は、 孤独な「野良(のら)」です。 「野良アザラシ」なので、 自由で気ままなぶん、 ひとりぼっちの子どもで、危険がいっぱいです。 敗戦記念日前後に出現したので、 当時の上野動物園そばの上野公園にたくさんいた、 みなしごの浮浪児たちを思い出させます。 ●16日のエッセイの写真のあの「水位計」のところに、 増水のための「監視カメラ」があるので、 10分ごとに最新ビデオ映像が、 国土交通省関東地方整備局のホ−ムペ−ジにのっていますが、 今は、傘をさした見物人が数人くらいいるだけです。 ●16日のエッセイに、※後記として、以下↓を追加しています。 ●※後記:アゴヒゲアザラシは ――「海のけもの」達の、 ラッコやアシカ、オットセイ、トド、マナティや、イルカやクジラなどと同じ仲間で ――わたし達・人間と同じ「ほ乳類」です。 わたし達、ほ乳類は、温かい血をもち、 母親の乳をのんで育ちます。 ●――手足のヒレを前にそろえて寝ている姿がかわいい アゴヒゲアザラシでしたが(過去形?)、 あのヒレは、わたし達と同じほ乳類の手や足が海に適応するために、 「変化」したものです。 ――同じように見える、岩とびペンギン↑のヒレは、 鳥としての翼や羽根が、「変化」したものです。 ――要するに、 同じ「海の生き物」の「ヒレ」でも、 アゴヒゲアザラシのヒレと、 岩とびペンギンのヒレは、「ちがう物語」をもって「変化」したわけです。 ……それぞれの「現実への適応」の結果です。 ●………それを「進化」というのか、 「退化」というのか? 「翼の退化」で 「空を飛べない、鳥」になったペンギンは、 海中をスイスイ泳ぎ、海で暮らせるようになりました… 「手足の退化」で 「大地を歩けない、けもの」になったアザラシは、 ……同じく海中をスイスイ泳ぎ、海で暮らせるようになりました……… ●←オ−ム貝です。魚といっしょに泳いでいます。 (油壺の水族館) ●オ−ム貝は、約6億年〜2億年前から、変化していません。 だから「生きた化石」といわれるわけですが… ●頭足類のオ−ム貝から「進化」したのが ―貝殻を捨てた―イカやタコです。 ●今は、ご先祖とちがい、 貝をもたない…タコ。 油壺の水族館では タコと握手できるようになっているので、 順番にならび、 長いタコの手と握手してきました…。 ※→『BIG ME』186n「カラから出たり、入ったり、自由にやろう」 http://bigme-book.nay.jp/ ●サメの「さめ肌」をさわれるようにもなっていましたが、 わたしはパス… サメに――マジック・テ−プ付きのような ――頭をくっつけたままのコバンザメは、 迷惑そうな(?)サメといっしょに、 回遊水槽を回遊していました。 コバンザメは、泳いではいません …サメにくっついているだけ …… これも進化? ●――それぞれの「適応の形」としての 「ライフ・スタイル」が無数にあるのだな〜と、思います。 (→「野生の思考」の例 自然界では、「これが、正しい答」という「生き方」は、ないのではなかろうか……? それぞれが――弱いものはそれなりの――適応の仕方で、 生きてきたのではないでしょうか…… 厳しい時代ですが――1960年代に青春だった中高年も ――自殺などある意味で安易な道を選ばないで、 別の形の生き方やライフ・スタイルをみつけてほしいな〜と思います。 頭や心や体を柔らかくして、 基本ソフト(OS)を変える気になれば、 意外に、思いがけない発想がうかぶものですから…… ※→そのあたりのことは 「無から有を生む、発想法の本」でもある『聖なるチカラと形・ヤントラ』にかきました。 http://yantra-book.nay.jp/ ※→「新しいライフ・スタイル」については『こんにちわ私のヨガ』を。 ★ PS.(追伸) S-Madoka 様はじめ、みな様、メ−ルありがとうございます。 わたし、内藤景代は、いただいたメ−ルは、すべて、拝読しております。 残念ながら、ご返信しない場合もございますが、あしからずご了承くださいませ。 ●生徒さんの M-Kanako 様、 京都の S-.Daisuke 様 へ: ご連絡したいのですが、そちらのメ−ル・アドレスがちがっているようで、返信も送信もできません。お手数ですが、ご自身のメ−ル・アドレスを再確認なさって、正確なアドレスをご連絡ください。お待ちしています。 以上、よろしく御願いいたします。 合掌 内藤 景代 拝 |
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