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内藤景代 記 |
2002年9月8日(日) ★畑のキャビア トンブリ 秋にみのるホウキグサ(箒草 ほうきぐさ)の実 夏に黄緑の小さな花が穂状に開く →→秋に葉は燃えるように真っ赤になる ◆そうじ(掃除)用のほうき(帚)は茎を干し束ねる ●海に注ぐ川の沿岸に住むチョウザメの卵 キャビア ●新月のとき 大潮(おおしお) =→→干潮と満潮の差が大きい潮汐 ●アゴヒゲアザラシの「たまちゃん」の「出没パタ−ン」と大潮の関係 ●白露(はくろ) 露(つゆ)をおく、萩(はぎ)の花 |
●きょう、9月8日は、24節気(せっき)のひとつ、 白露(はくろ)です。 ●白露(はくろ)は、 「まわりの空気(大気 たいき)が冷えてきて、 白露(しらつゆ)と表現される、 水滴(すいてき)が、 葉などに宿りはじめる時季」です。 上は、露(つゆ)をおく、萩(はぎ)の花。 きのうの9月7日(土)が、新月でした。 ● 夜は、急に雨になり、すごい落雷(らくらい)がありました。 床が何回も振動しました。 新月のときは、大潮(おおしお)になり、 干潮と満潮の差が大きくなります。 大きく潮がひいて、大きく潮が満ちてくる。 ●アゴヒゲアザラシの「たまちゃん」の「出没パタ−ン」と、 大潮の関係があるらしい… というマスコミの記事がいくつかありましたが、 今回はいかがなりましたでしょうか? 多摩川や鶴見川以外の、港に近い川に住んでいる方は、 「もしかして…」と、チェックしてくださると、ありがたいですね。 ●きのうの、キャビアの話をかいて、 【チョウザメは、「海に注ぐ川の沿岸」に住む】と知り、 「海と川のまじったところに住む、生き物」 もいるわけです……… →となると、 【今のアゴヒゲアザラシの「たまちゃん」の状態】 と似ているな〜と思いました。 海と川を行ったり来たりしながら ――今、九州の大分県の水族館にいる、 捕獲されたアゴヒゲアザラシのように ――大分県の方まで、南下して漂流していくのでしょうか? もっと、観察範囲を拡大した方がいいような気がしますが …いかがでしょうか? ●これから、赤く紅葉する 「帚木=ほうき木 =ホウキグサ」の、 季節による「変化」の写真をご覧ください。 ●夏の間、黄緑色の50cm〜1 mくらいの高さに、 たくさん枝分かれして、 ふんわり、こんもりと、しげる、 ホウキグサです。 ●このホウキグサが、同じお庭の、 あちこちに植わっていると、 「小さな森」が、そこにあるように感じます。 ● 拡大図です。↑ ●ホウキグサの花と実です。↑ 花は、夏、黄緑の小さな花を、穂状に開きます。 …それが、ツブツブの実 「畑のキャビア」といわれる …トンブリになるわけです。こちらへ ●赤い部分が→しなやかな枝です。 赤く、色づきつつあります。 ●ホウキグサの花と実が、びっしりとついています。 ●そうじ(掃除)用の ほうき(帚)を作るには、 秋に刈りとり、この茎を干して乾かして、束ねます。 その時、実などは、こそげとります。 逆に、トンブリとして、食べるには、 この実を中心に、とるわけです。 ●ホウキグサの、やわらかで、なめらかな、 細い黄緑色の葉が、風にそよいでいると、 海の中の海藻のようにも見えてきます…… ●これから、だんだんに葉も赤くなり、 全部が、燃えるように真っ赤に変わります。↓↓↓ 秋の深まりとともに、 ホウキグサ(帚木)も変わっていきます。 楽しみですね。 |
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