2002年9月25日(水) 彼岸で、花を見た…そして、行って還ってきた …此岸で、花の物語を、語りついでいこう… 隅田川、荒川をこえて、江戸川のほとり、葛飾の柴又。「フ−テンの寅さん」と「矢切の渡し」とコスモス(秋桜) |
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●彼岸と此岸 ●彼岸で、花を見た…そして、行って還ってきた …此岸で、花の物語を、語りついでいこう ●渡し舟 矢切の渡し ●フ−テンの寅さん ●江戸川 隅田川 荒川 ●葛飾 柴又 とコスモス(秋桜) |
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お墓参りの帰りに、都営地下鉄線にのり、 隅田川(すみだがわ)、荒川(あらかわ)をこえて、 江戸川(えどがわ)のほとり、 葛飾(かつしか)の柴又(しばまた)の長い土手(どて)をおりて、 河原(かわら)の「コスモス(秋桜)の花」↓を見に行ってきました。 夕暮れになってしまいましたが… ●江戸川の河原の夕暮れ。 ●コスモス(秋桜)の花。 ●薄いピンク、チェリ−ピンク、白、黄色、オレンジなど、 たくさんのコスモスは、↑ 江戸川の「矢切の渡し(やぎりのわたし)」↓の 近くの河原に、植えられたものが満開になっていました。 ●柴又の帝釈天(たいしゃくてん)の お団子屋さんの風来坊(ふうらいぼう)が、 映画の「フ−テンの寅(とら)」さんです。 故・渥美 清(あつみきよし)さんの 入魂(にゅうこん)の演技で、 寅さんと渥美 清さんのスクリ−ンのイメ−ジが一体化して、 今でもそのイメ−ジは生きているようです。 ●たとえば、柴又の京成電鉄の駅には、 「寅さんからのお知らせ」の貼り紙がありました。↑ ※→寅さんとユング心理学の「元型イメ−ジ」の 「永遠の少年」の関係は、 『BIG ME』140p 《「永遠の少年」……寅さん》 http://bigme-book.nay.jp/ ●映画のセットのような、 お団子屋さんなどが並ぶ、古い町並みは、 帝釈天をまつる題経寺の門前町です。 お寺の中は、稟(りん)とした雰囲気で、 (わたし達をふくめた浮ついた)観光客の襟(えり)をたださせ、 姿勢を正す気がみちていました。 「帽子をとり本殿にあがること、撮影禁止」。 本堂にあがって、静かにすわり、 お祈りすることができました。 さて、帝釈天(たいしゃくてん)は、 梵天(ぼんてん =ブラ−マン)とともに 仏教を守る【インドの神さま】のひとりです。 「仏法の守護神」として、十二天のひとつで東方を守り、 須弥山(しゅみせん)の頂上に住む、といわれます。 インドの『ヴェ−ダ』の神話のインドラ神が、 仏教にとりいれられたものです。 ※→そのあたりのインドの『ヴェ−ダ』と仏教の関係は、『ヨガと冥想』を。 ↓↓↓ 11p 「◎インド、4000年の歴史と、ヨガの関係」 12p 13pの「図1」 14p 「◎インド発、中国経由、日本着」 ●江戸川の河原の夕暮れ。↑ 鉄橋を電車が渡っていきます。 ●インドの伝説では、 天へ反抗する反逆児「阿修羅(アシュラ)」と、 永遠に戦い続けたといわれる、 天の総指揮者が、雷電や雷光をあやつる帝釈天(インドラ)です。 ●そのお話をSFにした光瀬 龍・原作 萩尾望都 絵の『百億の昼と千億の夜』 のコミックスがそのイメ−ジです。 ●帝釈天は、七福神(しちふくじん)のなかの、 ただひとりの武将神の 毘沙門天(びしゃもんてん)とも習合しています。 闘争の勝利と福徳の神です。 ●この江戸川の川辺(かわべ)には、 こちら岸(此岸=しがん!)から、 舟で、向こう岸(彼岸=ひがん! 9月23日のエッセイ)へ 渡してくれる「矢切の渡し」があります。↓ 「ここ(此岸)から、ともに逃げていこう、あちら岸(=彼岸)へ」 ……とうたう、 哀切なヒット曲 『矢切の渡し』の歌♪ で、有名です。 今でも、↓下の写真のように、 向こう岸(=彼岸)に舟が、 もやっていましたので、千葉の方へ渡してくれるようです。 ●以前、桜の頃に、 向こう岸の土手一面の 満開の桜並木(さくらなみき)に誘われて、 この矢切の渡し↓から、舟に乗り、 向こう岸でお花見(はなみ)をしたことがあります。 向こう岸の千葉から東京へ帰るのが、 大回りになり、遅くなって大変でしたが… ● 彼岸で、花を見た… そして、行って還ってきた… 此岸で、花の物語を、語りついでいこう… ↑●向こう岸にもやっている舟と、 こちら側の船着き場。 ●「矢切の渡し」↑ ここの船着き場から、舟に乗ります。 ●明日は、木曜日で、わたしの夜のレッスンがあるので、 河原でつんだ秋の草を、 NAYヨガスク−ルへもって行き、正面の瞑想的飾りに追加しましょう。 http://www.bigme.jp/06-book-cd/0-nay-tuhan/00-bm-tuhan.htm ☆本: 『BIG ME』 こころの宇宙の座標軸は、☆通販 こちらへ → 「瞑想用ヤントラ・カード2枚プレゼント付き」通販\1.200 (税・送料こみ) |
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