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2002年9月28日(土) ●キンモクセイ(金木犀)の香る時季。 ●「白いモクセイ」は、「銀木犀(ギンモクセイ)」。 ●「根が残っていれば、大丈夫」、再生する植物パワ−(→「野生の思考」という、いのち(命)の発想法につながる |
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◎「根が残っていれば、大丈夫」、再生する植物パワ− ●呼吸法 『ヨガの呼吸体操』『ヨガの呼吸法=プラーナ・ヤマ』、『ヨガと冥想』 DVD・ビデオ ●キンモクセイ(金木犀 きんもくせい) ギンモクセイ(銀木犀 ぎんもくせい) 白い花 ●鼻から胸、腹へ十分に呼吸すると、体の内部に金色のモクセイの香りが満ちてくる アロマテラピ−効果 ●うちの「死と再生」のキンモクセイ(金木犀 きんもくせい)体験談 |
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時雨(しぐれ)のあとなどに、「キンモクセイ(金木犀)」の香りが、 どこからともなく、漂ってくる時季になりました。 鼻から胸、腹へ十分に呼吸すると、 体の内部に金色のモクセイの香りが満ちてくるような気がします。 ![]() ●キンモクセイの木 ●キンモクセイは、いつもは、濃い緑の葉をしげらせ、町の「背景」にしずんで目立たない木です…… それが、今の時季には、すてきな芳香(ほうこう)を放ち、香りにつられて、目をやると、「あ、ここにも… そこにも…」と、あちこちで見つかります。 ●散歩中に、立ち止まり、キンモクセイの下などで、 呼吸法を十分にすると、とても気分がよくなります。 「アロマテラピ−」効果もあるのでしょう。 ※→DVDの呼吸法は、 ・『ヨガの呼吸体操』『ヨガの呼吸法=プラーナ・ヤマ』上下こちらへ ・DVD『ヨガと冥想 (瞑想)』こちらへ ●わが家にも、ささやかなキンモクセイがあり、 そろそろ花をつけはじめました。嬉しいです。 ……というのも、お隣が新築なさるときに、 言葉が通じない外国人労働者の方が、 「隣に入っている枝だけを切る」という意味が通じないで、 チェ−ンソ−でキンモクセイをすべて切り倒し、 根まで根こそぎにしてしまいました…… ●――その時、驚いても「後の祭り(あとのまつり)…」で、 根こそぎにされた生木(なまき)の切り口も痛々しい、 20cmほどの「切り株」だけになってしまいました。 でも、「根が残っていれば、大丈夫」と、そのキンモクセイを埋め直し、 「ガンバレヨ! 2階の窓まで伸びるんだよ。 ただし、お隣方面には、伸びるなよ」 ……と話しかけながら、「気」をおくり、水をやり 「自力更正(じりきこうせい)」するように、 強くそだてていたら、どんどん伸びて、 3年目には、小さなオレンジ色の花を 少しだけつけるようになりました。 まだ、下の写真のようにたくさんなってはいませんが、 だんだんに、花も少しずつふえていくでしょう。楽しみです。 木の再生能力をうながす気=生命力って、スゴイ! と思います。 ![]() ※→「気―1つのエネルギ−が、心とからだと宇宙にあらわれている」は、 『綺麗になるヨガ』 54p ★後記;うちのキンモクセイ(金木犀)の、うれしい後日談は、 こちらへ【2002年10月4日(金) 「死と再生のイニシエーション(通過儀礼 イニシエイション)」と植物神。●キンモクセイ ☆『BIG ME』 『わたし探し・精神世界入門』「死と再生のイニシエイション(イニシエーション 通過儀礼)」と植物神 ☆変容の物語 キンモクセイ(金木犀 きんもくせい) ☆紅白ミズヒキ(水引 みずひき) 赤白 花 ☆ギリシャのディオニソス(ロ−マでは、バッカス)「死と再生」を祝う酒(ぶどう酒、ワイン)による、陶酔の神 闇の神 『聖なるチカラと形・ヤントラ』 ☆ニ−チェの「3(三)様の変化」『ツァラトゥストラ』の変容の物語 ☆植物神の「死と復活」と陶酔 ☆ワグナ−のオペラ ニ−チェ『悲劇の誕生』「太陽神のアポロ」崇拝 】 ![]() ↑●キンモクセイの花は、 4弁の小さな「オレンジ色の花」がたくさん密集して咲いています。 この「オレンジ色の花」を「金(きん=ゴ−ルド)に「見立て」て、 「金色の木犀(もくせい)」 すなわち金木犀(キンモクセイ)とよぶわけです。 ●双子のキンさん、ギンさんのように、 「金」と対(つい)になる色が「銀(ぎん=シルバ−)」です。 それで、「白いモクセイ」は、 「銀」に見立てられ、「銀木犀(ギンモクセイ)」とよびます。 下の写真がギンモクセイです。↓ ![]() ●事実に即して「オレンジと白」のモクセイ …というよりは、「金と銀」のモクセイ…の方が、 イメ−ジが豊かで、風情(ふぜい)があり、 香り立つ…感じがしませんか? ●「キンモクセイの香り」を「トイレの臭い」とおっしゃる方がいました。 聞いてみると、「トイレの芳香剤の臭いだから」という理由でした。 ……よい香りだから、芳香剤になったのに ――短絡的にトイレの悪臭消し=トイレのイメ−ジ と連想してしまうのは ――残念な気がします。 そういう連想は「断つ」ことで、 「それは、それ。これは、これ。」にした方が、 今の季節を楽しめるのではないでしょうか。 ※→「連想を断つ」方法は、『冥想 マインド・トリップ』 148p |
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