BIG ME club | 最新情報 | 内藤景代 記 |
2002年7月10日(水) | |
今夜は新月。NEW MOON。● ●7月10日は、納豆の日…だそうです。 なぜ? 「日本語で、声にだす」と、 「7、10」は、「なな、とう」→なっとう。 駄洒落(だじゃれ)というか…、 言葉の「響き」である「言霊(ことだま)」を大事にしたというか…、 こじつけというか…。 ●とはいえ、台風の影響で連日の30度を超す猛暑に、ばてないためには、今の時季、納豆を朝ご飯などに食べるのは効果的です。 ●納豆は、「畑の牛肉」といわれる大豆(だいず)の発酵食品なので酵素が体のはたらきを助けます。 糸をひく、あのネバネバが、 とろろ芋やオクラ、芽かぶなどと同じように元気の素になるそうです。渦巻き状によく混ぜ、粘り気をだすほどよいといいます。 元気のないときに、どうぞ。 ●納豆は関東人は食べても、関西人はたべない ――代表的な食品といわれてきました。 東西の味覚の対決? それをもじり、東の「納豆文化」を献身的に広める「影の組織」のパロディ小説がありました。 アメリカ大統領のJ・F・ケネディの愛読書で映画でもシリ−ズになったジェ−ムス・ボンドの「007」。 そのパロディの『丁稚(でっち)の定吉シリ−ズ(東郷 隆)』では 「NATO(ナト−=北大西洋条約機構=ソ連の侵略に対する集団防衛)」ではなく… →「NATTO=なっとう=納豆を日本中に広める組織」を守り戦うドタバタ・スパイ小説で笑えました。 ※後記:……と、関東人のわたしは記憶していましたので、そのまま転送しました。その後、念のため、ネットで検索したところ、逆でした。 定吉は、「大阪商工会議所秘密情報部員」で、「東京中心の、納豆好きの悪の組織」と対決する話で、定吉七番が大活躍の「西高東低」 痛快ドタバタ・アクションで「講談社電子文庫にあります。「個人の記憶の改変」とは、面白いものですね。 ●さて、今は、どうでしょうか? 海苔で巻いた中に納豆を入れた「納豆巻き」も、回転寿司だけでなく、コンビニでよく見かけますが… ●『ス−パ−・ラ−ニング&ヨガ』のモデルをしてくれた本職モデルの元生徒さん(ナジャ)は、納豆を入れた暖かい「納豆そば」が好きでした。 ●小さな体で、東京出身ではじめて横綱になった栃錦(とちにしき)。 栃錦の強さの秘密は、毎日食べる、納豆にある …と知った、わたしの父は、彼の大ファンだったので ――それまでほとんど食べなかったのに―― 毎朝、納豆を食べるようになり、 よく、豆腐屋さんへ買いにいかされたものです。 栃錦は、のちの相撲協会の春日野(かすがの)理事長です。 ★今のように紙パックや発砲スチロ−ルの箱入りでなく、 むかしの納豆は、「わらづと(藁苞)」に入って売っていました。 30pくらいに切った―天然素材の―わら(藁)の中に納豆を入れ、上下をしばって包んであります。大きなキャンディ−のように包んだものを「つと(苞)」といいます。 ★今でも、神田明神(かんだみょうじん)の境内の店では「昔ながらの江戸の味」として「わらづと入り」納豆が売っています。小粒でおいしいです。 ★納豆の発祥の地といわれる茨城県の水戸(みと)。水戸納豆の「わらづと入り」を、おみやげにいただいたことがあります。ワイルドな味‥ ●長野県や北海道では、納豆にお砂糖をかけて、おやつのように食べると聞きました。……。その食べ方がおいしい………そうです。 「甘納豆」などは、食べますが、 ふつうの納豆はしょう油味…と、わたしなどは味覚のそめつけができてしまっているようです。あなたは? ※後記:長野県や北海道では、納豆にお砂糖をかけて食べていたのは、わたしの聞いた特殊な「個人(ME)」たちであり、 「長野県や北海道のひとたち一般の風習では、ない」そうです。 それぞれの個人は、長野県や北海道の社会(BIG)では 「変わっていた」そうです。 「あれは、個人的な私だけの食べ方でした。 長野県人の名誉(!)にかかわることです(笑い)」 というお申し出がありましたので、つつしんで訂正いたします。合掌 |
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