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日誌風エッセイ    最新情報
 内藤景代 

 2002年7月19日(金)
今年は、7月の台風が多く、キジ鳩の巣が飛ばされてしまいました… 
●都会のカラスの攻撃から卵を守るためか、ひと通りが多い、くるま(自動車)の出入りの激しい、お店の前の木の上に、キジ鳩(以下、ハト)が巣をつくり、卵をあたためていました。←
● 木の葉に隠れているので、下から見上げると、よくわかりませんが、真ん中の↑黒っぽい部分がハトのお母さんのおなかとしっぽと、枝で作った巣です。
●この巣を撮影するためもあり、3倍ズ−ムの望遠つきのデジカメを買いました。そして、望遠でとったのですが、慣れないために、写真はピンぼけで削除してしまいました。上の写真は、前のデジカメ(昭和公園で落として、今、修理中)で撮影したものです。
●また、とれる…と思っていたのに、きょうは、もう、巣はありませんでした。枝が数本、残骸(ざんがい)として残っているだけ……
●ハトにとって「こわい人間」よりも、ハトの卵を食べてしまう「カラスのこわさ」の方がまさり、ツバメのように人間のそばで巣を作り、子育てを選んだハトの母。
 けれども、「地球の異常気象」は、計算外だったようです。
 ふつうは、8月にこの日本では、台風が多発するのですから…
●暑い毎日、大切に、あたためていた、ハトの卵。多分、台風で吹き飛ばされて、下に落ちて、こわれてしまってのでしょう………
 無情(むじょう)の風…に吹かれて……。あわれ――です。合掌

  無常(むじょう)。
  今・ここの、この星・地球は、刻々(こくこく)と流転(るてん)変化し、
(→ 2002年6月25日 のエッセイ 「月食」参照)変わらないものは、現実には、ありません。
                              
 だから、なにをしても空しい(むなしい)、なにをしても、「しょせん、どうせ…」という、あきらめ(諦観)やニヒリズム虚無感)もあるでしょう。
 
● でも逆に、その虚しさ(むなしさ)を知ったうえで…
 だから…  一瞬の輝きが、あわれで、いとしい………と、わたしは感じます。 
 なぜ、そう感じられるのかは、『聖なるチカラと形・ヤントラ』237n、『こんにちわ私のヨガ』220n 「ビ−トルズのレット・イット・ビ−と般若心経(はんにゃしんきょう)」を読んでください。

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