直線上に配置トップ アイコントップページへもどる
BIG ME club 内藤景代が毎日更新する
日誌風エッセイ    最新情報
 内藤景代 

 2002年7月26日(金〉トゲトゲ・キュウリキュウリの花。カボチャとかけ合わせて「品種改良」されたキュウリ。
「よい子」の規格品



トゲトゲで「食うな!」とばかりに、太陽を浴びて、ひん曲がっている、ププランタ−育ちのトゲトゲのツッパリ・キュウリ
トゲトゲ キュウリ

生ビ−ルのおつまみに、「もろきゅう」(キュウリに、赤いもろみそをつける)として食べるには、←この小さいトゲトゲのツッパリの方がうまそうだ。

ウエスト(?)で、くびれた腰つき(?)が、悩ましい、キュウリもある。↓

                                 

一番下の、白い丸のように丸まっているのが、かつての花の名残り(なごり)。→





青春のしっぽ」のように、花の名残りを長めに残し、(かど)ばって、直角に曲がってのびるつもり(?)のキュウリ↓も、ある。 


                           

家庭菜園で、見せてもらうキュウリは、どれも右や左に曲がって、野菜売り場で見るような、「まっすぐで、トゲのない、きゅうり」は、…ほとんど、ない。


みんな……ヘン
  …でも、それが自然


太陽の光を、「今の自分の場所」で、十分にうけるには、一番、効率のよい形をとるのが、「いのちの自然」だから。


自分の人生(?)……「キュウリ生(?)」をまっとうせずに、食われるのは、イヤ! という形――になるのも……自然
  たとえ、プランタ−育ちでも、キュウリ自身は、「ひとに食べられるために、生まれてきた」つもりはないだろうから…


★――なぜか、いつもと、文体が変わっております……。

けれども、今までの部分は、ああいう『BIG ME』の本のような歯切れのいい文体が、自然……と感じるので、そのままにします。


●「文は人なり(ぶんは ひとなり)」という教えからいうと、文体が変わるのは、人格変容……と、いわれるのでしょうか? まぁいいでしょう。


今、八百屋さんや、ス−パ−で売っているキュウリは、太く、ほとんどが、まっすぐで、いぼ(?)のようなつぶつぶはあっても、チクリと痛いトゲは、ほとんどありません。

 キュウリの色も、黄緑や緑というよりも、
濃い緑で、皮も厚く、カボチャの皮に似ています。

今、そういうキュウリのほとんどは、
かつて、カボチャとかけ合わせ
「品種改良」されたキュウリといわれています。

 ハイブリッド・キュウリ…?
 ハイブリッド=動−植物の雑種。例:ハイブリッド米。
  
ちがう方式をひとつの形に、うまく組みこむこと。
   ちがう要素の複合混成をいう。

●親の半分は、丸くて、トゲがなく、大きな、カボチャ
――だから、まっすぐに下へのび、曲がらない。
トゲもなく、太い。それが、今のあたり前市販のキュウリです。

 サラダに、スライスして入れるには、大きくて、お得です。

 ――そう。わたし達、野菜を買う人たち(消費者)の好みにしたがわないと、キュウリは売れないので、こういう今の形になったそうです。
 
●まっすぐ(=素直)で、
とげがなく(=いうことをきく、よい子)、
太い(=肥満型)キュウリ――が、好まれる。売れる
その結果
――そういう規格品(きかくひん)として……育てられる………。
  
  どこか、ひときゅうりが、ダブル・イメ−ジで見えてきました…


←★前へ 次へ★→

直線上に配置
トップ アイコントップページへもどる