BIG ME club | 内藤景代が毎日更新する 日誌風エッセイ 最新情報 |
内藤景代 記 |
2002年7月27日(土) ● ゴ−ヤ(にがうり=苦瓜)の黄色い花と実。 丸いゴ−ヤと細長いゴ−ヤ |
明日は、月1回の、4時間の集中レッスンです。 ●集中するコツは、まず、リラックスすることです。 それで、のんびりしたお話を、きょうは、しましょう。 ●沖縄の特産品の、ゴ−ヤ(にがうり=苦瓜)が、都内のバス通りの塀(へい)ごしに、実(みの)っていました。↓ ●キュウリの花をとりたくて、自転車をゆっくりこいでいた、ある日。 黄色い花が、塀ごしに見えたので、おりて近より、 写真をとろうとすると……どうも、ヘンです。 いぼいぼがありすぎる。 ――というか、全身がいぼいぼ。……キュウリ? ●首をかしげて……、気配(けはい)を感じて、ふりむくと…、 うしろで、やはりヘンな顔をしている方と目が合いました。 「これ、キュウリですか? ゴ−ヤみたい」 「そう。 ゴ−ヤですよ」 「へ〜! すごい! ゴ−ヤが(東京で)なっているなんて」と写真をとる、わたし。 「こっちの方が、↑花といっしょでいいんじゃないですか」 「わ−! ここにもあるんだ」と、デジカメをかまえる、わたし。 「もっと、見ますか? 中へ、はいります? 」 「……はい。」 そして、ドアのカギをあけ、塀の中へ案内されて、 ほかのところにも、なっているゴ−ヤの花を拝見しました。↓ ●「塀の外から、見ているひとは、 地面(じめん)からはえていると思っているようですが、 これは、この3つの鉢(はち)で、これだけになっているんですよ。 もっと、これから、どんどんなってきて、 5つの家族で十分なほど、いっぱいとれるんです。」 「すご−い! 種から育てたんですか? 」 「これは、種。こちらは、苗(なえ)から。」 ★苗=種から発芽してまもない幼い植物。 種から育てる手間をはぶき、苗として園芸店などで売っている。 ★種から発芽させるのは、けっこう大変です。 楽しみですが。 そのポイントは、『こんにちわ私のヨガ』 88n「わが家のベランダ菜園」を。 ★ゴ−ヤは、夏バテをふせぎ、元気になるスタミナ野菜として ス−パ−や八百屋さんで売っています。 ★料理法は、薄くスライスしたゴ−ヤやタマネギなどと、 溶いた卵(たまご)を炒め(いため)た「ゴ−ヤ・チャンプル−」が有名。 ★ジュ−スにするのも、さっぱりしておいしいです。 ゴ−ヤの苦さ(にがさ)は、リンゴやハチミツをいっしょに入れることで 飲みやすくなります。 ●「それにしても、すごいですね。 ←塀と家のあいだにネットをはって 屋根までつるがのびるようにしているんですね。 これならたくさん、とれますね。」 ● 「お時間ありますか? よければ、すぐ、お近くですから、 うちとはちがう別のゴ−ヤをお見せしましょう。 …どうぞ、こちらへ。」 「…はい。」 ●5分ほど歩いて、また、別のおうちの塀の中の庭へ、みちびかれました。 庭から、お住まいの家のわきの細い露地(ろじ)を通ると―― なんと! 畑(はたけ)がありました。 ゴ−ヤだけでなく、キュウリ、ナス、トマトが、 棚(たな)↓からたくさんぶらさがっていました。 バス通り裏の菜園(さいえん)です。 ● (……ここは、どこ? 東京じゃないの? 田舎にきたみたい!) そこのおうちの方は、お留守(るす)でした。 ●↑こちらのゴ−ヤは、丸いゴ−ヤで、 はじめのおうちの細長いゴ−ヤとは、種類がちがうそうです。 ● 塀の中には、別世界が広がっていました。 なんなんでしょう? デジカメでとらせていただいていると、 知らない世界へ、案内していただくことがふえています…。 |
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