内藤景代の日誌風フォト・エッセイBIG ME club 内藤景代公式サイト akiyo記 |
ヨガと瞑想による「気づき」で、自分と世界が広がる、フォト・エッセイ。月の満ち欠けとともに更新中 |
2007年1月13日(土)●「雪を割って芽を出し、花開く」雪割草(ユキワリソウ ゆきわりそう)キンポウゲ(金鳳花)科アネモネ属●スノードロップ(マツユキソウ 待雪草)●スラブの民話をもとにしたマルシャーク作『森は生きている』。1年の12ヶ月の月にそれぞれの精(スピリット)たちの協力●《「冷たい時代」に生きているみなさん! 雪を溶かして咲く花のように、枯れずに、花を咲かせてください!》●寒稽古(かんげいこ)●大寒(だいかん) |
※後記;スノードロップ(待雪草 まつゆきそう)の開花の写真とお話はこちらへ |
1月11日が下弦。1月19日が新月●New Moon。1月20日が大寒(だいかん)。 ●24節気の小寒(しょうかん)の「寒の入り(かんのいり)」をすぎたら、急に朝晩の冷えこみがきつくなったように感じます。 白い息とともに厳しく鍛錬する「寒稽古(かんげいこ)」には 適切な時季かもしれません。 大寒(だいかん)にむかっている今、 見上げると冬の星座や月は冴えざえと綺麗ですが、 みつめていると凍(こご)えそうです。 ●雪割草 (ユキワリソウ ゆきわりそう)紫 ●雪がふるような今の時季には、 「雪を割って芽を出し、花開く」という雪割草(ユキワリソウ ゆきわりそう)が咲くのかな〜と、長いあいだ、思っていました。 それを見ることができないのは、 東京で生まれ育ったからだ・・残念・・・とも思っていました。 寒がりのわたしには、雪の中で咲くという、雪割草(ユキワリソウ ゆきわりそう)は、いつか見たい、伝説の花でした。 ●ところが、なんと! 去年の3月に「心の準備もなく(笑)」、 雪割草(ユキワリソウ ゆきわりそう)を見てしまいました。 上の写真です。 ●茶色の枯れ草のあいだから、 もしゃもしゃの毛に包まれた茎を伸ばし、 咲いている薄紫の雪割草(ユキワリソウ ゆきわりそう)。 時は、3月のなかばすぎ。厳しい寒さではない・・・ 「今ごろ咲くの・・・? 雪割草って。もう春じゃない・・・」 と、連れに話してしまいました。 嬉しいはずなのに、 ひょうしぬけ(拍子抜け)の脱力感があったりして・・・。 ●薄紫の雪割草(ユキワリソウ ゆきわりそう)だけでなく、 青紫や白、濃いピンクの花も 雪割草(ユキワリソウ ゆきわりそう)という名札がたっていました。 「森の妖精」といわれる 「カタクリ(片栗 かたくり)」の花を見に、 去年、東武の森林公園へいったときのことです。 ●その時の雪割草(ユキワリソウ ゆきわりそう)を ここにご紹介するのは、 「冬の寒い最中に咲くのが 雪割草(ユキワリソウ ゆきわりそう)」という、 わたしのような記憶のかたも多いようだからです。 イメージの世界では、 寒の今の時季に一番ふさわしいような・・・ それは、『森は生きている』というお芝居を 小さい頃に見たことも関係しているようです。 貧しい少女が、 わがままな王女から、 真冬の寒いさなかに、 「雪の中から探せ、と命じられた花」。 その名を雪割草(ユキワリソウ ゆきわりそう)と、 記憶してしまったのです・・ わたしだけかと思い、ネットを検索すると、意外に記憶ちがいのかたはいるようです。 ●雪割草 (ユキワリソウ ゆきわりそう) 紫 ●ロシアの戯曲、 サムイル・マルシャーク作『森は生きている』 (原題『十二月物語』Amazon書店でもありました)。 12月31日の大晦日の夜、 雪深い森に、 4月に咲く花、 スノードロップ(マツユキソウ 待雪草)を探しにいくお話。 雪割り草ではなく、 待雪草(マツユキソウ)。 雪と草まで同じですが・・ ●スラブの民話をもとにしたという マルシャークの『森は生きている』では、 1年の12ヶ月は、それぞれの月に 精(スピリット)たちがいて、 12月31日の大晦日に全員がつどい、 たき火をかこんで宴会をする・・ そこへ、王女のいじめ(でしょう。この命令は。。) にあった少女がいき会う。。。。。 ●お芝居の少女は、 12ヶ月の精(スピリット)たちの協力で、 一気に春がきて、待雪草(マツユキソウ)を手にして、めでたし。。。 ●さて、話はもどって、 上の雪割草(ユキワリソウ ゆきわりそう)や、 下の白や青紫の雪割草(ユキワリソウ ゆきわりそう)は、 どうも、イメージがちがうな・・と思っていたら、 やはり、「正確にはちがう」らしい。 ●雪割草(ユキワリソウ ゆきわりそう) 白 ●これらの「通称、日本で雪割草」とよばれるのは、 「キンポウゲ(金鳳花)科アネモネ属の多年生植物」で、 ミスミソウ(三角草 みすみそう)、 スハマソウ(洲浜草 すはまそう)らしいです。 ●では、本当の、というか 園芸の分類上の雪割草(ユキワリソウ ゆきわりそう)は? というと、「サクラソウ(桜草)科」の 雪割草(ユキワリソウ)Primula modestaのことらしい。 ネットの写真によると、サクラソウ(桜草)のように、 茎からいくつかの白い花が咲く。 また、セイヨウユキワリソウ Primula farinosa も あるそうですが、深入りしません(笑)。 ●・・・なんにしても、このページの花が、 「雪割草(ユキワリソウ ゆきわりそう)」の愛称で、 日本でよばれているのは、 山国の3月から4月の雪が残っている時季に、 雪を割って咲き始める花であるからです。 雪の中から こんな2〜3センチメートルの花が顔をだしたら、 可愛いでしょうね。 しかも、自力(じりき)の熱で 雪を溶かすのですから。 「お正月の花」といわれる、 黄色の「福寿草(フクジュソウ ふくじゅそう)」も、 雪を溶かして、咲くそうです。 だから、福寿草を雪割草という地方もあるとか。 ●雪割草(ユキワリソウ ゆきわりそう) 青紫 ☆ご自分の「ココロとカラダと気分」の「なんとなく、のパタ−ン」は、どうでしたか? 「冷たい時代」にひとりぼっちで生きている、と感じて、 落ちこんでいる、みなさん! 短気をおこさずに、 雪を溶かして咲く花のように、 枯れずに、花を咲かせてください!! 時を待って、チカラをたくわえて・・・ 雪割草(ユキワリソウ ゆきわりそう)のように、 福寿草(フクジュソウ ふくじゅそう)のように、 花開いてくださいね。 応援します。 *-------*----------*---------*----------* ☆雪割草をみた森林公園。 ザゼンソウ(座禅草 ざぜんそう)や ショウジョウバカマ(猩々袴 しょうじょうばかま)などの めずらしい花を紹介しました。 その写真とお話はこちらへ。【2006年3月28日(火) ザゼンソウ(座禅草 ざぜんそう)と、ミズバショウ(水芭蕉 みずばしょう)は、同じサトイモ科。赤い炎(ほのお)のようなオーラ(光背 こうはい)のイメージ、仏炎苞(ぶつえんほう)に囲まれた、茎のような花。ほんとうの花は、びっしりついた小さなつぶつぶのひとつずつが、花。赤い火炎(かえん)のオーラは、密教の明王(みょうおう)系。ピンと上に反りかえったカタクリ(片栗 かたくり)の花の群生】 ●「雪もふるような、一年で一番寒い時季」といわれる、大寒(だいかん)。お話は、こちらへ。【2005年1月21日(金) 上弦の半月。大寒(だいかん)。夜空の「冬の大三角」は、星がつくる大きな下向き三角形(▽)。「ヨガと冥想(瞑想)」と「やせるヨガ」DVDができました!『ハッピ−体質をつくる 3分間瞑想 心と体がオーラに輝く 月の意識のヨガ瞑想』(内藤景代・著 実業之日本社刊 \1.400) は、2月1日発売!!寒さの中で大輪の花を咲かせる上野東照宮(とうしょうぐう)の寒牡丹(かんぼたん)。ワラ(藁)のコモ(菰)や和傘に守られ、「開かんと 気息(きそく) ととのふ 冬ぼたん】 ●雪の時季にうちで咲いていたサクラソウ(桜草)の写真はこちらへ。【2004年1月17日(土) 粉雪舞う日にも、暮れから咲き続ける、濃淡のピンクのサクラソウ(桜草)。NAYヨガスク−ルの新入会、再入会、そして継続のかたへ。新年から新システムがいろいろと発動中。「会員証にはるシ−ルの色」も変わりました。 3年〜4年は、新しく、「緑」のシ−ル。 9ヶ月以上は「濃い紫」と、5年以上は「蛍光オレンジ」。 新入会はピンク、4ヶ月〜9ヶ月は濃い青。10年は、シルバ−の星、15年はゴ−ルドの星、20年以上は、「赤のシュリ−・ヤントラ」。 外の「競争社会の原理」とはちがう時間と空間が広がる、東京・新宿・ヨガ教室・NAYヨガスク−ル。「意識を内に向け、ご自分の内部の感覚を感じましょう」 枯れてしまった、ひとの心の木に緑の葉がしげるように、アイコンの変遷。】 ●雪割草の話と福寿草(フクジュソウ ふくじゅそう)の花の写真は、こちらへ。【2003年2月19日(水) 「福を招く花」とよばれる福寿草が、お寺の庭で咲いていました】 ● 2006年12月12日が下弦。11月13日(お話は、11月11日)。10月14日が下弦。9月14日が下弦。8月16日が下弦(お話は、8月15日)。7月18日が下弦(お話は、7月17日)。 前月の下弦は、6月18日(お話は、6月14日)。前月の下弦は5月20日(お話は5月16日))、前月は4月21日(お話は、4月25日)。前月は、3月23日(お話は3月28日)。 前月は、2月21日。 前月は、1月23日(お話は、1月18日)。前月の下弦は、2005年12月24日。前月は、11月24日。前月は、10月25日。9月25日(お話は、9月27日)。前月は、8月27日が下弦(お話は、8月24日)。前月の下弦は、7月28日(お話は、25日)。前月の下弦は、6月29日。前月の下弦は、5月30日(お話は、6月3日)。前回の下弦は、5月1日(お話は、5月9日)。前月の下弦は、4月2日(お話は、4月5日)。前月の下弦は、3月4日(お話は、3月11日)。 前月の下弦は、2月2日(お話は、2月5日)。前月の下弦は、1月4日(お話は、1月5日)。前月の下弦は、2004年12月5日(お話は、12月6日)。前月の下弦は、11月5日(お話は、6日)。 前月の下弦は、10月6日(お話は、10月9日)。前月の下弦は、9月7日。前月の下弦は、8月8日。前月の下弦は、7月9日。その前月の下弦は、6月10日(お話は、6月9日)。その前月の下弦は、5月11日(お話は、5月10日)。その前月の下弦は、4月12日。 その前月の下弦は、3月14日(お話は、16日)。その前先月の下弦は、2月13日。その前月の下弦は、1月15日(お話は、14日)。その前の月の下弦は、2003年12月17日。その前月の下弦は、11月17日、お話は翌日の11月18日。その前月は、10月18日が下弦(お話は10月19日)。その前月の下弦は、9月19日(下弦の話は、9月20日)。その前月の下弦は、8月20日。そのまた前月の下弦は、7月21日(下弦の話は、7月22日)。その前月の下弦は、6月21日、夏至(げし)のイブ(前夜祭)でした。そのまた前月の下弦は、5月23日。その前の下弦は、4月23日。 ●●2006年12月20日が新月(お話は、12月18日)。11月21日が新月。10月22日が新月(お話は10月23日)。9月22日が新月。前月は、8月24日(お話は8月22日)。前月は7月25日。前月の新月は、6月26日(お話は、6月20日)。前月の新月は、5月27日(お話は、6月2日)。前月は、4月28日が新月(お話は、4月25日)。前月の新月は、3月29日(お話は3月28日)。前月は、2月28日。前月は、1月29日(お話は、2月1日)で旧暦の元日。去年の12月は2回、新月がありました。大晦日(おおみそか)の2005年12月31日と、12月2日。前月の新月は、11月2日。 前月の新月は、10月3日。前月の新月は、9月4日。前月の新月は、8月5日(お話は、8月6日)。前月の新月は、7月6日。前月の新月は、 6月7日(お話は、6月10日)。前月の新月は、5月8日(お話は、5月9日)。前月の新月は、4月9日(お話は、4月5日)。前月の新月は、3月10日(お話は、3月11日)。 前月の新月は、2月9日(お話は2月11日)。前月の新月は、1月10日(お話は、9日)。前月の新月は、12月12日(お話は、15日)。前月の新月は、11月12日(お話は13日)。前月の新月は、10月15日(お話は、10月13日)。 前月の新月は、9月14日。前月の新月は、8月16日(お話は、8月15日)。前月の新月は、7月17日(お話は、7月18日)。その前月の新月は、6月18日。その前月の新月は、5月19日。その前月の新月は、4月20日。その前の新月は、3月21日。 春分の翌日でした。その前月の新月は、2月20日。その前の月の新月は、1月22日(お話は、21日)。その前月の新月は、2003年12月23日。 その前の新月は、11月24日(お話は、11月25日)。その前月の新月は、10月25日。その前月の新月は、9月26日(お話は9月27日)。その前の新月は、8月28日。そのまた前の新月は7月29日。その前の新月は6月30日の大祓。そのまた前の新月は、5月31日と、5月1日。 |