上弦 11月3日満月 11月11日 下弦11月19日新月11月25日・霜月24節気の立冬(りっとう)11月8日 小雪(しょうせつ)11月23日
★「ヨガと瞑想(冥想)について」- 追記をふくめ更新しました
いろいろな疑問に答えます!
ヨガと瞑想に興味のあるかたは必見のページです。
・新しい内藤景代・作の「瞑想用ヤントラ」も2つ掲載しています。
★おかげさまで、今年2011年にNAYヨガスクール(内藤景代・主宰)は創立35周年になりました。そして3・11以降を生きぬくヒント を満載した書き下ろし文庫を2冊、内藤景代は出版しました。
▼それで《内藤景代とNAYヨガスクールの四半世紀の歩みなど…》のページに「追記」を入れて更新しました。
●糸のように細い葉に、五芒星の紅い花、ルコウソウ(縷紅草)です。 1.5~2センチほどの可愛い花。
★こちらの星形ルコウソウ(縷紅草)が、
紅いルコウソウ(縷紅草)仲間の基本形らしいです。
けれど、残念ながら、最近は、あまり見かけません。
最近、よく見るのは、五角形のモミジルコウソウ(紅葉縷紅草)。
葉が丸い、マルバルコウソウ(丸葉縷紅草)も見かけます。
先月、お話ししたルコウソウ(縷紅草)は、五角形の紅い花。
葉は、モミジのように多裂しているので、
モミジルコウソウ(紅葉縷紅草)。昼顔科。
●細い葉など、いろいろなものを「糸」に見立てるのは、
むかしから、よくある、〈たとえ〉です。
インドの古い“言葉”(梵語=サンスクリット)で
縦(|)の糸を〈スートラ〉、
横(―)の糸を〈タントラ〉といいます。
■そういえば、きょうは11.11.1。1が5つ並んだ日。
〈偶然〉ですが、縦(|)糸が5本並んだイメージに見えます。
さて、
ヨガでは、〈経典〉を「縦(|)糸」すなわち〈スートラ〉といいます。
『ヨガ・スートラ』は、『ヨガ根本経典』と翻訳されます。
古来から今まで、伝えられている真理や〈本質〉を、
縦糸であらわします。
●実際に、インドのカシミールなどで、カーペットを織るには、
まず、天井から経糸(縦糸=スートラ)を何本も張ります。
次に、模様にしたがって、緯糸(横糸 タントラ)を、くぐらせていきます。
経糸(縦糸=スートラ)は、カーペットの模様ができあがるにつれ、
見えなくなります。
とはいえ、織りこまれた状態で、しっかりとカーペットを支えています。
緯糸(横糸=タントラ)が、《織り手の願う模様》を、
現実(リアル)に、織りだしていきます。
経糸(縦糸=スートラ)だけでは、
実際に目に見えるカタチになりません。
《経緯》が、必要です。
経糸(縦糸=スートラ)と
緯糸(横糸=タントラ)で、織物ができあがります。
●さて、縦糸(スートラ)に伝わる「不変の本質(|)」を、
悟るために、実際に体を使って瞑想したりポーズするヨガを、
「タントラ・ヨガ」といいます。
〈崇高な縦糸=お経〉に対する、
〈現実(リアル)的な横糸=タントラ=実践〉です。
「タントラ・ヨガ」は、「密教ヨガ」とも翻訳されます。
ヨガのポーズなど、体を味方にして
多層的な世界を悟っていく【方法】です。
「タントラ・ヨガ」の中でも、ポーズをするヨガを「ハタ・ヨガ」といいます。
★ヨガのポーズや瞑想は、健康や美容に効くだけでなく、
本来は、「今ここにある、目に見えない本質的な〃もの〃を感じ、
知る【方法】」なのです。
このあたりの詳しいお話は、上記の「ヨガと瞑想について」にかきました。
本では、『ヨガと冥想』に詳しくかいています。
ヨガのポーズだけに、あきたらなくなって
「それで、、、その先は?」
と求めていらっしゃるかたは、ぜひ、お読みくださいませ。
●赤トンボ(赤蜻蛉)が、池のそばで2匹、
日向ぼっこをしていました。
1匹は、こちらを向き、1匹は、横を向いています。
こちら向きの赤トンボ(赤蜻蛉)は、
正面から見つめても、逃げません。
赤い目で、こちらを見ているようです。
★《見るは、見られること》
ということを感じる、秋の日だまりでした。
※《見るは、見られること》といえば、見ている蝶々は
●気持ちよく晴れた朝、久しぶりに、
電車にのって「象のはな子さん」に会いにいきました。
わたしが小学生の頃、
よくいった上野動物園にいた、象のはな子さんは1才下。
気分としては「幼なじみ」のつもりです。そのお話は
●井の頭公園の動物園(自然文化園)に着くと、遠足シーズンで、
赤や黄色の帽子の群れ…
わたしも、幼稚園のときは、ここへ遠足にきました。
象のはな子さんは、テレビ・ドラマにもなり、人気者なので、
象のはな子コーナーは混雑しているのではないか?
と思いましたが、だいじょうぶ。 すいています。
ランチ・タイムで幼稚園児たちは、あちこちでお弁当を食べています。
●はな子さんは、逢うたびに、元気になるようで、今回は、なんと!
丸太に縄をつけて、鼻でひっぱる「遊び」をしているようです。
大きなゴム・タイヤもあるし、角材もころがっています。
ころがしたり、まわしたり、いろいろと遊んでいるようです。
上の写真↑
●「はなこさ~ん」と呼びかけると、
〈偶然〉でしょうが、背中にひっかけた縄を落とし、
こちらへ巨体を運んできます。
うれしくなって、「はなこさ~ん」と呼びかけると、
鼻で地面をこすりながら、藁(わら)などをかきあつめ、鼻で丸めて、
こちらへ見せてくれます。
まさか!
「2002年8月15日(木)」の[瞑想フォト・エッセイ]にかいたように、
「エサを食べるのを見せて!」
といったのを、覚えているわけはないでしょう…
〈偶然〉でしょうが、丸めたエサを見せてくれ、すこし、じらします。
鼻を曲げ、口に入れ、ちらっと流し目。上の写真↑
●〈偶然〉でも、うれしいので、「はなこさ~ん」と呼びかけると、
2003年8月15日(金) の[瞑想フォト・エッセイ]にかいたように、
ステップを踏むように、軽やかに左右の足をリズミカルに上げます。
後ろ足は、クロス!
象のはな子さんだけに聞こえている、
むかしの曲のリズムなのでしょう。
上の写真↑
わたしだけが、勝手にそう感じるだけ…かと思っていたら、
隣の親子連れが「象さん、踊っているみたいだね」
と話していました。
●場所をうつして、別の角度から「はなこさ~ん」と呼びかけると、
大きな座布団のような耳を横に開いて、
まさに〈聞き耳を立て〉ています。下の写真
そして、遠くを見る目になり、
静かな瞑想的な目になっていました。
4本の足は、安定して大地につけています。下の写真。
いろいろなことがあったのを、イメージとしてみているようです。
――幸せになってよかったね。
と思い、その場を離れました。
その後、リス園や、平和祈念像などのある彫刻園をまわり、
どうしているかな? と遠目に象のはな子さんを見ると・・・・
観客に巨大なお尻を向けていました。
そういう気分のときなのでしょう。
気ままに生きて、長生きしてほしいです。
象のはな子さんは、国内では飼育期間が最も長い、象さんですから。
●象をみると、2003年7月14日(月) の[瞑想フォト・エッセイ]にかいたように、「群【盲】、象(ぞう)をなでる」ではなく、
「群【賢】、象をなでる」ということを感じます。
●暗闇の中では、自分の立ち位置(立場)で、
巨大な象に触れれば、みな違う意見になります。
長い鼻、平べったい耳、細いシッポ、ビア樽のような胴体、太い足…
自分の手が触れた〈事実〉だけが《真実》と、
それぞれの専門家は思いがちです。
けれども、暗闇を、《光》が照らすと、
「自分だけでなく、すべての人は、みな正しい。
しかし、大きな全体の部分(パーツ)を語っている」
と、わかります。
★今も、いろいろ大事な問題で、群【賢】が争っています。
争い、互いを否定しあうのではなく、
「立場の違い」を活かして情報交換し、
「生かし合い、助け合う」
建設的で創造的な方向へむかうわけにはいかないのでしょうか。
群【賢】が協力して、
「《光》の下での賢さ」を発揮してほしいと、願っています。
★ユング心理学では、象は「自己という全体」の象徴(シンボル)です。
自己という存在は、とても大きいのです。
だから、わたし・内藤景代は、「BIG ME」といいます。
自分とは―― Who am I?
意識できる自分だけでなく、
意識できない深く広い宇宙をふくむ、
くめどもつきぬ泉のようなものです。
わたしも、このところ、「自分が知ろうとしなかった、自分」
と出会うことが続き、新鮮な驚きを感じています。
そういう体験は、〈痛いところ〉もありますが、
「そこが★☆宝の山だ!」
という発見の喜びもあるので、楽しいです。
●秋の日の…朝の《光》をあびて、
ひだのある薄紅色のドレスをまとった
緑の髪の妖精の群れが、
ひたぶるに…風にゆれています。
豪華なシャンデリアのようにも見えます。
《光》をうけて、まぶしいくらいに、輝いています。
昨夜、いっせいに開花したのでしょうか。
すごい数の、「天使のトランペット」です。
――エンジェル・トランペットの花たちです。
●サーカスのゾウ(象)がラッパを吹いたり、
天使がラッパを吹いたりする絵があります。
そんな絵にぴったりの花が
ラッパ状の「エンジェル・トランペット」です。
直径20センチほどの大輪の花が、下向きにゆれていると、
優雅でリッチです。
「天使のトランペット」すなわちエンジェル・トランペットが、
今年は10月頃からあちこちで咲いています。
咲くのが遅くなったように感じます。
夕方から芳香をはなちながら花を開きますが、
昼になっても、太陽の下で元気に咲いています。上の写真
●エンジェル・トランペットは、「ダチュラ」とも呼ばれます。
その詳しい話は、下の白い花の写真といっしょに、お話しします。
●上の写真↑は、「エンジェル・トランペット」の拡大写真です。
「エンジェル・トランペット」には、
白、黄色、オレンジ、ピンクがあります。
これは、黄色、オレンジが混じりあい、
やさしい色合いになっています。
●立冬(りっとう)が11月8日。
・立冬は、24節気のひとつで、「太陽の光が弱まり、冬の気配が現われてくる時季」です。
●立冬の時季になると、思いだす、珍しい生きものがいます。
ある年の立冬の頃、
【「ウドンゲノハナ(優曇華の花 うどんげのはな)」が開いたもの】
といわれる「へんな生きもの」に会いました。
――「ウドンゲノハナ(優曇華の花)」というのは、
(大乗)仏教で、
「3.000年に一度花を開き,
そのときに《如来(にょらい)が現れる》」
とされている珍しい花のことです。
――《如来が現れる》といわれる
如来とは、「修行を完成し、悟りを開いた人のこと」です。
●さて、ヨガと瞑想(冥想)は、仏教の悟りを開く
〈=菩提(ぼだい)を得る〉【方法】として、伝えられています。
…………… …………… …………… …………
☆★☆菩提とは――
菩提については、ボダイジュ(菩提樹)の花・木・果実の写真とともに、3ヶ月にわたり、この[瞑想フォト・エッセイ]でお話ししました。
花は、7月。 木と青い実は、8月。 果実の念珠は、9月。
仏教の「菩提(ぼだい)」には、2つの意味がありました。
菩提とは、梵語ボージーの音訳(当て字)です。
※梵語は、インドの「古い文語体(サンスクリット)」
1:菩提は「瞑想で菩提をえる=悟りを開く=覚・智・道」
2:菩提は「死後、冥土(めいど)での冥福(めいふく)=死後の幸福」
日本の「菩提」は、〈2つで1セット〉になっています。
…………… …………… …………… …………
はじめは、菩提(ぼだい)を得た「如来(にょらい)」といえば、
ブッダをさす「釈迦如来(しゃかにょらい)」
だけでした。
その後、大乗仏教では、阿弥陀(あみだ)如来、
大日(だいにち)如来、薬師(やくし)如来など.
たくさんの如来たちが、諸仏(しょぶつ)として出現しておられます。
※「あまた おわする 仏たち」 詳細は『ヨガと冥想』
●そういうお話の流れがあり、
立冬の頃、【「ウドンゲノハナ(優曇華の花)」が開いたもの】
といわれる「不思議な生きもの」に会ったわけです。
実は、この「へんな生きもの」の卵が、
《ウドンゲノハナ(優曇華の花)のつぼみ》
として伝えられていたのです。
――ウドンゲノハナ(優曇華の花)は、
植物ではなく、
動物だったのです。
●時間をかけて、出会いをくりかえし、写真をとりため、
ウドンゲノハナ(優曇華の花)の正体を
この[瞑想フォト・エッセイ]にかいています。
「卵→→子ども→→おとな」の姿として、リンクでたどれます。
お時間がありましたら、2005年の[内藤景代の瞑想フォト・エッセイ]からリンクしていますので、お遊びにいらしてください。
立冬の頃に咲く、〈進化中〉のオシロイバナ(白粉花)と、
珍しい「ウドンゲノハナ(優曇華の花)」が開いたものといわれる生きもの写真とお話をいっしょに、秋の夜長に、楽しみながら、
ご覧頂ければ、幸いです。
夏から霜降をすぎ、立冬をすぎても咲き続け、
〈自然な遺伝子交配〉で、
〈今・ここ〉で毎年、どんどん、色変わりや変わった花ができて、
〈進化〉してるオシロイバナ(白粉花)。
ロケットみたいです。
●立冬の時季に「ウドンゲノハナ(優曇華の花)」が開いたものといわれる生きものと〈進化中〉のオシロイバナ(白粉花)のお話と写真は、こちらへ【2005年11月2日(水) 立冬 ●オシロイバナ(白粉花 おしろいばな)、別名・夕化粧(ゆうげしょう)の「2段式ロケット噴射」のような「二重咲き(ふたえざき)」 ●もうきのふぼく(盲亀の浮木) ●【「ウドンゲノハナ(優曇華の花 うどんげのはな)」が開いたもの】といわれる「へんな生きもの」に出会う。 ●クサカゲロウ(草蜻蛉)の幼虫】
※24節気とは、太陰暦の時代に、太陽の運行(黄道)を基準に、1年を24等分し、季節の変化を知るために考案。1節気は約15日
●小雪(しょうせつ)が11月23日。
・小雪は24節気のひとつ。「冬もやや進み、北の国からは、小雪(こゆき)の舞う初雪の便りもきかれる時季」です。
●上の写真↑は、「ダチュラ」の白い花とその拡大写真です。
やはり、前述の「エンジェル・トランペット」と同じく、
今年は、咲くのが遅かったので、霜降をすぎても咲いています。
「ダチュラ」は「朝鮮朝顔(ちょうせん あさがお)」ともよばれます。
●「ダチュラ」は、〈上向き〉と〈下向き〉の花があります。
〈上向き〉ダチュラが、上の白い花です。
〈下向き〉ダチュラが、その上のピンク、黄色、オレンジの花です。
白い花もあります。
〈下向き〉に開いた花を、
天上で天使(エンジェル)がトランペットを吹いているイメージに見立て、
「エンジェル・トランペット」と呼びます。
●くわしくいうと、ダチュラとは、ナス(茄子)科の
「チョウセンアサガオ(朝鮮朝顔) 属」の学名です。
かつての分類では、〈上向き〉ダチュラも〈下向き〉ダチュラも、
同じ「チョウセンアサガオ(朝鮮朝顔) 属」でした。
しかし、近年は、〈下向き〉ダチュラを、
「キダチチョウセンアサガオ(木立朝鮮朝顔) 属」としています。
とはいえ、園芸店では、どちらもダチュラと呼ぶことが多いようです。
●キダチチョウセンアサガオ属の〈下向き〉ダチュラが、
エンジェル・トランペットです。
吉田秋生さんの『BANANA FISH』
のマンガに登場する架空の麻薬、
バナナフィッシュは、キダチチョウセンアサガオ属
の植物から生成されたという設定らしいです。
●さて、〈上向き〉の白い花「ダチュラ=朝鮮朝顔」は、
麻酔剤にもなります。
江戸時代に、華岡青洲(はなおかせいしゅう)が、
この植物から麻酔薬を作り、
乳ガンの摘出手術をしたことで有名です。
世界ではじめての「全身麻酔」だったそうです。
有吉佐和子さんの小説『華岡青洲の妻』に
実験台になった妻や母の葛藤がかかれています。
舞台にもなりました。
●中国では、「マンダラゲ(曼陀羅華)」ともいいます。
綺麗で香りもよく、薬効成分がある面、
毒性も強く、意識障害にもなります。
自白剤にも使われていたとか。
《毒にも 薬にもなる 綺麗な花 ダチュラ》
・小雪の時季に咲く花のお話と写真は、こちらへ【2008年11月1日(土)足がつる、こむらがえりになりやすいとき ●言葉と瞑想(メディテーション)用ヤントラ(マンダラ)で瞑想 「大きすぎて、みえない かたち」 シュリーヤントラ瞑想 ●サイト・マップ 内藤景代主宰・NAYヨガスクールのご紹介一覧●「ビジネスに効くヨガ」3「アイディアが、わいてくる瞑想のコツ。」住宅金融支援機構(旧・住宅金融公庫) ●ネット版 日本経済新聞 「日経インテレッセ」キレイとゲンキのために 不調をなくして美しく 「秋に効くヨガ」 ●You Tubeで青い蝶カラスアゲハと●蜂鳥(はちどり)のようなホシホウジャク(星蜂雀)の動画アップ●ふわふわと空中をただよう「十字架(クロス)」のような生きもの、のんびりと飛ぶトリバガ(鳥羽蛾) ●絶滅危惧種のフジバカマ(藤袴) 秋の七草 ●シロバナサクラタデ(白花桜蓼)●青色の果実イシミカワ(石膠・石実皮)タデ科 タデ属 バラ科ワレモコウ(吾亦紅) ●カリン(花梨) 痰、咳、のどの痛みに効く● シジミチョウ(蜆蝶) と ●センニチコウ(千日紅)●シソ(紫蘇)科のヤマハッカ(山薄荷) 小さな青い花 立冬 小雪】
★ど根性 植物★ シリーズ その19
「変則的な状況でも、しっかり元気に生えている草花(くさばな)たち」を紹介します
も しも、同じような「厳しい状況」におかれているかたがいらして、
この「小さな生きもの達」の勇気と元気にふれて
すこしでも、共感(シンパシー)を感じ、同じ生きものとして、
【閉塞状況でも、へこたれず、 たくましく生きぬく力】がわいてきたらうれしいです |
●陽あたりのよい川べりの道。
アスファルトを突きやぶり、黄緑の若芽が顔をだしていました。
柔らかな若い葉や、茎も数センチのびています。上の写真↑
たくましい工事人がスコップではがすのも大変な、アスファルト。
それを、ひ弱な植物が自力で、突きやぶり、芽をだす…
スゴイ根性です。
茎は赤く、黄緑の葉のふちも、ほんのり赤い。
「ベビー・リーフ」のようで、食べられそうです。
数カ所から芽をだし、のびています。
(すごいな~)
と思って、よく見ると、
近くに、アスファルトに埋まった固い根っこらしいものが見えます。
――この根っこは、どこから来たのだろう?
と、まわりを見まわすと…
根っこの先に、切り株があります。
アスファルトで舗装するために、
切られてしまった幹なのでしょう。
けれども、根っこから根こそぎ引きぬかれていなかったのが幸いして、
「ひこばえ」を生んだようです。
蘖(ひこばえ)とは、樹木の切り株や根元から生えてくる
《若芽》のことです。
太い幹に対して、孫(ひこ)に見立てて
「ひこばえ(孫生え)」といいます。
俳句では、「ひこばえ」というと、〈春の季語〉になっています。
ふつうは、春から夏にかけて多く見られるようです。
秋の「小春日和(こはるびより)」に、ひこばえが見られ、
元気な力をもらいました。
これから冬に向かいますが、
ひこばえも枯れずにしっかりのびてほしいです。
● 今年は、気温が適温だったのか、
ピンクの段々の花が元気にあちこちで、群れて咲いていました。
カクトラノオ(角虎の尾)です。
別名は、ハナトラノオ(花虎の尾)。 シソ(紫蘇)科。
真夏から秋にかけて、咲き続けています。
ラッパ状の小花が上下に並び、薄紅色の塔のようです。
●このところ、ご自分の「こころ と からだ と 気分」の
「なんとなく、の リズムや調子」は、いかがですか?
●秋晴れの日が続きますが、風は冷たいです。
アメリカでは、ニューヨークなどに10月末に大雪がふり、停電も。
タイでは、洪水が長びき、首都バンコクまで水没しかかっています。
異常気象の地球で、ともに生きる、わたし達ですが、
まずは、体が資本(もとで)です。
心と体は、お元気におすごしですか?
●秋の陽は、ストーンと落ちるように暗くなります。
夏は、7時頃まで明るかったのが、
霜月(11月)の今は、5時前に暗くなります。
朝、日の出も遅く、きょう11月1日は、6時02分am
同じく、11月1日の日の入りは、4時47分pm。
夏の頃、8月1日は、日の出が4時48分am、
日の入りが、6時46分pm。
夏にくらべ、秋の今は、2時間!も、日の入りの時間が、早いです。
日の出も、1時間強、遅いです。
要するに、秋は、どんどん太陽の《光》があたる日照時間が、
少なくなっているわけです。
●《光》の日照時間が少なくなると、
気分が滅入り、だれでも、ウツっぽくなります。
文学的にいえば、メランコリー(憂鬱)の時季が、秋です。
A・ランボーの恋人だった詩人(♂)は、「秋の歌」でうたいます。
「秋の日の ヴィオロンの ためいきの 身にしみて
ひたぶるに うら悲し」
P・ヴェルレーヌ 秋の歌 (上田 敏 訳 「落葉」)
●それで、屈強なイギリスのお巡りさん達が、
秋になると、集団でウツ状態になったこともあります。
「季節ウツ病」といわれます。
原因を究明すると、《光》が足りない…ということがわかり、
太陽光と同じ〈光線〉を体にあてる、
光線療法で、治ったといわれます。
スコットランドヤードのお巡りさん達ですら、そうなのです。
強い体や、根性や努力も大切ですが、
この地球に生きるには、太陽の《光》が、必要不可欠です。
●まして、3人に一人がウツ症状といわれる、この日本。
3・11以降の秋から冬は、
「… 身にしみて ひたぶるに うら悲し」
と、メランコリーな軽いウツ状態になる人もふえるでしょう。
●こういう時ほど、できるだけ、太陽の《光》をあびましょう。
朝、起きて、まず、太陽の《光》をあびると、
活動的な交感神経が活性化し、
ウツっぽい気分はやわらぎます。
目を閉じて〈瞑目〉、
おでこ(前頭葉=前頭前野)の部分の
ヨガでいう〈第3の目〉のあたりに、
《光》をあてることがポイントです。
それは、「スッキリ目覚める!」早起きのポイントでもあります。
最新刊の本のカバーは、そのイメージです。●→右 拡大
※『スッキリ目覚める!短く深く熟睡する法 健康も美容も人生も思いのまま!』三笠・ 王様文庫
●早起きして、太陽の《光》をあびたかったら、
ムリに「早寝」をして「体をリラックス」させないことです。
「体の眠り」になり、脳は、冴えて、眠れなくなりますから。
ウツっぽい人はとくに、
「大脳が疲れきっている症候群」でもあるので、
「脳の眠り」が必要です。
それには、「早寝」をしないで、
眠くなかったら、朝まででも起きていることがポイントです。
寝つけなくても、
そのまま、「早起き」して、太陽の《光》を
おでこの〈第3の目〉のあたりにあてることが、次のポイントです。
そうすると、脳にある「体内時計」のリズムが整い、
夜、暗くなると「眠くてたまらなくなります!」
●寝つけない人は、
3日坊主でいいですから、
ムリにでも、「早起き」して、
太陽の《光》を味方にすれば、
〃自然に〃、夜は眠くなり、
朝は、〃自然に〃目が覚めるようになります。
〈海外旅行の、時差ボケ〉と同じ、
体内時計の狂いが、
「寝つけない、眠れない」大きな原因です。
海外旅行の、時差ボケを克服するつもりで、
1週間は、「早起き→→太陽の《光》を味方にする」
を続けましょう!
すなわち「新しい体内時計」を手に入れる
「心と体の旅行」と考えるとよいでしょう。
新しい気分の自分に、出会えますよ。
●★ある人は、転勤で、〈朝5時起き〉しなければならなくなり、悩み、
「会社をやめる」と相談にこられました。
「せっかくのチャンス(機会)なので、
これを機に、早起き→→太陽の《光》を味方にする
を続けたらいかが?
時間がたっぷり使えるようになりますよ」
とお答えすると、転勤を受け入れ、
さっそく、早起きを実行なさいました。
ご本人は笑って
「1週間はかからなかった。
3日で、〈早起き体質〉になった。
今では、夜は、眠くて、5秒で爆睡です」
と語っています。
元気で、健康にささえられた美しさに磨きがかかっています。
●★☆ほんとかな?
自分もできるかな? と思われるかたは、
「早起き→→太陽の《光》を味方にする」の《コツを満載》した、
『スッキリ目覚める!短く深く熟睡する法 健康も美容も人生も思いのまま!』三笠・王様文庫を、ぜひどうぞ。
寝不足だから「短く眠る」のはちょっと…というかたほどおすすめです。
・ネット書店●Amazon
●白い大きな、サボテンの花が咲いていました。
丸い10数センチの緑のサボテン。
トゲは太く、いかにも痛そう。
丸いサボテンから、さらに細長いサボテンがのびて、
先端に大輪の花。
花びらは、ほのかに薄紅色。
20センチほどの花で、細く白いシベが内部に向かってたくさんあり、
月下美人(ゲッカビジン)に似ていいます。
大きなサボテンの花は、数日しか咲きません。
●今年は、夏の盛りでなく、秋に咲いた、その日に、
〈偶然〉見られて、幸運(ラッキー)でした。
〈意味のある偶然〉とは、
共時性(シンクロニシティ)といい、
ユング心理学の概念です。
無関係な[物と心]が、
偶然、共振(シンクロ)し響きあう出来事のことです。
たまたま通りすぎた道で、〈偶然〉出会った花。
★花は花として、自分の時の流れで、そこに咲き、
わたしは、わたしで〈偶然〉通りかかっただけ。
――だから、うれしい♪
〈意味のある偶然〉で、共時性(シンクロニシティ)を感じ、
うれしい気持ちになりました。
《小さなことに、喜べる》と、
毎日が楽しくすごせます。
その《楽しさのおすそ分け》を、写真でどうぞ。
★「見ている猫(ネコ)」シリーズ、その35
●雨もあがり、晴れた午後、駐車場の入り口で、
せっせと毛づくろいしている猫がいました。
背中を丸め、一心不乱に、お腹をなめています。
お腹は白で、背はシマ模様。
よく見ると、背後に白い猫がいます。
白い猫は、シマ猫の背を、ゆっくりやさしく、なめています。
されるままのシマ猫は、自分のお腹をなめ続けます。
やんちゃそうなシマ猫と、母親のような白い猫。
(仲がいいね~)と
近よりながらカメラをかまえると、
白い猫は、イヤそうに、こちらをみつめ、
ぷいと横をむいてしまいました。
通り道なので、近よると、白猫は、車の下に隠れます。
シマ猫は、知らん顔で、臆することなく、
〈前屈姿勢〉で、お腹をなめ続け、身づくろい中。
「なめる猫たち」と名づけた、秋晴れの午後でした。
●NAYヨガスク-ルの会員(生徒さん)のペ-ジ「猫の集会」11月号をアップ。
●美樹さんは「十五夜の神遊び」
●Kayokoさんは「山陰(鳥取・隠岐の島)編」因幡の白兎の舞台。
●MAMIさんは「旧安田庭園」。
●MIYUさんは「高松城跡(玉藻公園)」。めでたい鯛のエサやり!
●yosihiroさんは 「ホタルブクロ (富士山)」
●mariko さんは「うちの猫」 豆しぼりが粋ですね。
●シンゴさんは、シンセサイザーで「試み2」。テンポがいいですね♪
●Tadashiさんは「チェスキー クルムロフ 5 チェコ」
●Ryoさんは「ジュリアン 11」 合掌。冥福をお祈りします。
●和之さんは「NAYヨガスクール体験記」の第6回。現在と過去が交差して、〈二重イメージ〉が見えてくる…
●健治さんは「私の居場所 定点観測」
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●「nature photo」更新しました。
●10月分は、こちらへ。●11月分は、こちらへ
11.10.2●「nature photo」更新しています
◆《1週間先までの、NAYヨガスクールのレッスン日》と、
〈1年前の気象データ〉を、新たにのせることにいたしました。
→この先1週間の、だいたいの天候予測に参考になるのでは? ご活用ください!
・2匹のアゲハチョウ(揚羽蝶)が、やがて青空に ・久しぶりのホシホウジャク(星蜂雀)。 →→蜂に擬態した飛び方で驚かせます。動画でもどうぞ。
★「30年ぶりに太陽の光を浴び、喜びに抱き合う、チンパン ジーたち」…感動の動画のお話。その動画へのリンクもあり
ます。
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更新記録 内藤 景代・NAYヨガスクール関連サイト 最新のお知らせの記録
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●2011年の年間「月の満ち欠け、新月→上弦→満月→下弦」の日を一覧表にして掲載しました。今年2011年の「二四節気」の日の一覧表とともにこちらへどうぞ。
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2002年の[内藤景代(NAYヨガスクール主宰)のフォト・エッセイ]開始から2008年の「●新月→上弦→満月→下弦の月の満ち欠けの日々」のすべては、こちらへ
それぞれの日は、それぞれの時季の[内藤景代のフォト・エッセイ]のバックナンバーにリンクしています。下線をクリックしてください。
月の満ち欠けとご自分の「ココロとカラダと気分」の「なんとなく、のパタ-ン」を感じたときは、リンクをたどってください。
別のご自分がみえてくるかもしれません…
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