内藤景代の瞑想フォト・エッセイBIG ME club 内藤景代公式サイト akiyo記 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
ヨガと瞑想による「気づき」で、自分と世界が広がる、こころ豊かに季節を感じるフォト・エッセイ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
2012年10月1日(月)★☆「雲」と「◎2つで1セットの花」今月のお話と瞑想のテーマ◆幻影 幻想 妄想と湧いてくるイメージと瞑想(冥想)の違いは?◎妄想や夢と思索の混沌とした渦巻きと、瞑想の《同じ点と違い》☆ポイント☆は「瞑想(冥想)は、イメージの王国から日常の意識に帰ってこられる。いったり来たりという意識の往復ができる」「こころの人さらい」ファンタジーや夢 物語 ★「雲の瞑想」 1》「青空を背景に縦(|)と横(―)が交差した雲」 2》「放射雲」ある一点から空中へ放射的に広がる雲 3》「絹の紗のような透明な雲と、飛行機雲」 4》「イルカなどの魚を彷彿(ほうふつ)させる雲」5》「夏雲の典型、入道雲(にゅうどうぐも)」 ★花と緑の瞑想=観想★ その3 〈1〉シュウカイドウ(秋海棠) 秋にピンクの雌花(めばな)♀と雄花(おばな)♂ 〈2〉春に咲く、ピンクのカイドウ(海棠)バラ科リンゴ属 別名は、実のなるミカイドウに対するハナカイドウ(花海棠) 〈3〉クチナシ(梔子)の白い花と赤い実 実のなる一重と、実を結ばぬ八重の花 〈4〉キバナコスモス=黄花コスモス「2つの花がひとつの花」 花びらの舌状花と、まん中の筒状花(管状花)は、冬も咲く☆ど根性☆越冬するツマグロヒョウモン(妻黒豹紋)〈5〉ヒャクニチソウ(百日草) ジニア・エレガンス キク(菊)科の100日咲くといわれる花 筒状花(管状花) ★脳幹とタートルネックのファッション★脳幹は「暑ければ、冷やし、寒ければ、暖める」 ●「姿勢きちんと、大脳の眠り猫(ネコ)」★●脳の眠りは、大脳の眠り●脳の幹部、脳幹は、眠らない。 ☆『ハッピー体質をつくる3分間瞑想』を翻訳した台湾版『3分鐘冥想』が3版 ●霜降 ●寒露 |
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下弦 10月8日 新月10月15日 上弦 10月22日満月10月30日 今月の異名(いみょう)は、神無月(かんなづき) ・24節気の寒露 (かんろ) 10月8日 霜降 (そうこう)10月23日 *~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・ ★海をへだてた、お隣の国たちとの、不安定な情勢の中で、 2色の『ハッピー体質をつくる 3分間瞑想』を翻訳した台湾版が、 版を重ね、3版になりました。右の写真が台湾版。 『3分鐘冥想』が、台湾での翻訳名です。「瞑」想でなく、「冥」想。 海をへだて、台湾のかた達も、 腹に、 熱い気を鎮め、 胸には、暖かい気を感じ、 頭は、 冷静に、クールに、 「冷-暖-熱の体内の気のグラデーション」 を瞑想(冥想)なさっていると想像すると、うれしいです。 初版の 『3分鐘冥想』は2006年。そのときのお話は *-------------------------------* ↑◎1》「青空を背景に縦(|)と横(―)が交差した雲」 ★★今月のお話のテーマは「雲」と 「◎2つで1セットの花」です。 はじめに、それぞれのお話をしてから、 雲や花のイメージを想像していただき、 次に、現実の写真を見ていただきます。 そして、“言葉”から想像するイメージ、 自分が感じていた(主観的な)イメージ、 想定外のカタチ、 現実(リアル)なイメージなど・・・ いろいろなイメージを重ね合わせ、混合して、 それぞれの「雲」や「花」から湧いてくるイメージを瞑想しましょう。 ■□■ 勝手に「湧いてくるイメージ」と、 【妄想】と、 瞑想(冥想)は、どう違うの? ――というご質問があります。 半分は同じで、半分は違う。 が、お答です。 ☆豊かに〃湧いて〃くるイメージや 広がる【妄想】は、 リラックスして、こころを解放すると、 自然に〃湧いて〃きます。 寝ころんだり、くつろいで座ったり、立ち止まったりして… 青空にたなびく雲を見あげていると、 いろいろなイメージが〃湧いて〃くるのは、 どなたでも体験なさることでしょう。 せかせかした時間から、 のんびりした時間へ、 こころが安らぐ時間に切り替わると、 雲のカタチが、絵本のように、見えてきます。 休息時間、海や山での行楽のひとときや 日常生活でのリラックス時間など、 勉強や仕事などの意識リズムから、 のんびりした意識のリズムに変わると、、、、 イメージも広がり、 今までと変わった《くくり方》や 忘れてしまっていた“言葉”や、 思いがけないイメージの結びつき、 映像や絵、音やメロディなどが 〃湧いて〃きます。 ――そこまでは、 妄想や夢と思索の混沌とした渦巻きは、 瞑想とそれほど、ちがいません。 ★ポイント★→→は、 「瞑想(冥想)は、どんなに混沌としたイメージでも、 日常の意識に帰ってこられる」 ということです。 かんたんいうと、 「いったり来たりという 意識の往復が、できる」。 どんなにすごい“イメージの王国”に ひたって、すばらしい体験をしても、 「行きっぱなしにならない」で、 無事に、日常生活に帰還できるのが、 瞑想(冥想)です。 ★〃退屈な 日常生活〃に 帰還するのを拒否して、 「こころの人さらい」としてのファンタジーや夢のような物語、 すてきな幻影にひたることは、楽しいことですが… 夢は醒める。 芝居は終わる、祭も終わる、宴(うたげ)も終わる。。。。 ★「行きっぱなし」で帰ってこられない、 〃道に迷った〃迷子(まいご)にならないために、 瞑想(冥想)のシステムが伝えられています。 ヨガと瞑想は「2つで1セット」として、4500年間、 それぞれの修行者の生体実験のようにして伝えられ、 【方法】=システムができてきたわけです。 逆にいえば、 【4500年間の生体実験】の中には、 〃道に迷った〃迷子や、 〃道を踏み外した(=外道=げどう)〃などの人たちも たくさんいました… ――そして、こうすると、こうなり、 ああすると、ああなれるのか… と、お互いに学びあって、 瞑想(冥想)のシステムができていった、 といえましょう。 ■道に迷うから、 妄想に走るから、 湧いてくるイメージは、 〈雑念〉として、「断ち・捨て・離れる」… という〃禅〃のような【方法】もありますが。 ★けれども、幻影や幻想は、 悪いものばかりではありません。 ただ、そこにひたっているだけ… で現実(リアル)な「今・ここ」を見ない、 という傾向がよくないわけです。 変わらない「永遠」を求め、 変わる「現実(リアル)」をさげすむ、 こころの傾向… そういう、こころは、 イメージや幻想・幻影こそが真実である、、、とつぶやきます。 そして、イメージや幻想・幻影の世界にひたり、 この世に、こころが〃帰ってこない〃。 こころ、ここに、あらず。 ★何をいっているのか、 「よまよいごと」を! と思う人もいるでしょう。 けれども、とても大切なことなのです。 なぜなら、目に見える世界、 手に触れられる世界だけが、 この世界のすべてでは、ないからです。 この現実(リアル)は、いろいろな人たちの こころに隠された、、、、 志(こころざし) 願(がん=ねがい) 好(すきなこと) 楽(たのしみなこと) ――が、「夢」や「理想」という イメージや幻影・幻想 そして妄想のカタチで 錯綜している世界でもあるのです。 ◆吸引力の強い「こころの人さらい」としての ファンタジーや神話、伝説、伝承、 熱気や狂気にあふれた “もの“がたり は、 今も、ちまたにあふれています。 歴史という〃生体実験 〃で、 痛い目にあった物語、神話、伝説なのに、 そこから「パターンを学習しない」。 そして、ふたたび、「同じパターン」の物語、 〈戦争ごっこ〉などの神話、伝説のチカラに呑みこまれ、 熱にうかされたように、 吸引力の強い「こころの人さらい」の後に ついていく、大人の迷子さんも多いようです。 自分だけは、だいじょうぶ…特別だから、 と〃みんな〃思っているのが、 このパターンの特徴のひとつです。 ★だからこそ、 くり返しますが、 どんなにすごいイメージの王国にひたっても、 「行きっぱなしにならない」で、 無事に、日常生活に帰還し、 現実(リアル)に着地できる、 【方法】=システムが必要なのです。 それが、瞑想(冥想)の【方法】=システムであり、 瞑想の姿勢などの作法なのです。 ★〃湧いて〃くるイメージを観る 瞑想(冥想)のシステムで、 強力な道具(ツール)になるのが、 「ヤントラ」です。 幾何学にも応用されている、 基本的(=元型的)なパターンのカタチが、ヤントラです。 ヤントラは、 イメージの幻影や幻想、妄想を 楽しみながらも、 それに引きずりこまれて帰れない、 ということがないようにする、 道しるべや交通標識のような 「シンボル(象徴)」ともいえます。 ヤントラは「こころのお守り」です。 ★たとえば、不変の本質を、 天と地を結ぶ、垂直な線(|)であらわします。 清浄であり、聖なる方向を示す、縦(|)。 聖なる幻影や幻想は、縦(|)に向かいます。 <高い理想>というように、縦(|)方向に。 夢や幻想から目を覚ませば、 それだけでは、この世で生活できない…と わかります。 体は、 実生活=生活に根差した 横(―)に広がる 空間軸(―) に、生きているからです。 「当たりまえ」のことです。 でも、それだけ、生きるだけ…では、 生きているのが、イヤになる…という、 こころの傾向をもつ人も、たくさんいます。 ★要するに、 無限の理想や夢などの縦(|)方向と、 限度ある、体が生きている横(―)方向が 「それは、それ。 これは、これ」と、 〈分裂〉したままではなく、 縦(|)と(横―)が結ばれ、 新しい方向が織りだされ、 綾(あや)なしていくことが、 楽しい道でしょう。 ☆★☆さてさて、そんな青いイメージも、 上記のような、 ◎1 「青空を背景に縦(|)と横(―)が交差した雲」を観ていると、 私の場合は、 “言葉”とともに、いろいろな映像やイメージが〃湧いて〃くるのです。 あなたは、 この「青空を背景に縦(|)と横(―)が交差した雲」 の写真を観て、 何を感じるでしょうか? ゆったりと、こころをくつろがせて、瞑想なさってください。 ■□■ そんなわけで、今月は、「秋の雲」の写真を掲載します。 「雲って、季節で変わるんですか?」 というご質問がありました。 答は、 「はい。季節で、雲は、違います」。 ☆雲は、動きます。 風で、雲のカタチも変わっていきます。 多重的に、雲の層が重なるのが、 秋の雲の特徴です。 同じ雲でも、 こちらが観る場所で、カタチが違います。 ☆夏と冬が出会うような、 夏雲と冬雲が交差する雲。 季節が混じりあうような雲のカタチ。 花の写真と交互に掲載します。 それぞれをふんわりと観て、 雲のカタチから〃湧いて〃くるイメージを 観想=瞑想してください。 ☆「雲の瞑想」です。 〈雲から湧いてくるイメージ遊び〉 をしましょう。 雲との出会いは、一期一会(いちごいちえ)。 二度と、同じカタチには、出会えません。 大気の温度や湿気、風や太陽コロナの動向などで、 刻々と、雲のカタチは変わるからです。 ☆「去年の巨大な放射雲」は、太陽コロナの影響でした。下記へ↓ 2》の雲も、小さいですが「放射雲」的です。 ■□■ では、「雲の瞑想」の写真の順をのべます。 ※→掲載は、花の写真も混じるレイアウトになります。 1》「青空を背景に縦(|)と横(―)が交差した雲」 お話は、瞑想についてとからめた上記を。 2》「放射雲」 ある一点から空中へ放射的に広がる雲。 3》「絹の紗のような透明な雲と、飛行機雲」 4》「イルカなどの魚を彷彿させる雲」 5》「夏雲の典型、入道雲(にゅうどうぐも)」 ※ 「去年の放射雲」の連続写真は、太陽コロナの影響でした
↑◎2》「放射雲」 ある一点から空中へ放射的に広がる雲。 □■□■□■□■□■□■□ ■まったく違う2つの「瞑想」 について。 ●ヤントラ(マンダラ)とは 以下の瞑想(冥想)の【方法】は、★下記をどうぞ。 ◆瞑想するときの2つの基本姿勢 =→◆座法;姿勢きちんと瞑想 =→◆リラックスしたくつろぎのポーズ →「寝る姿勢」での「脱力の瞑想」 ◆・瞑想の終わり方 ◆・意識をふんわり集中する方法 ◆イメージが〃湧いて〃くる【方法】 ◆・雑念とのつきあい方 ★↓☆・・・・・・・・・・・・★↓☆ 本『ヨガと冥想』 DVD『ヨガと冥想』 CD『くつろぎの瞑想』 2色の図解『ハッピー体質をつくる3分間瞑想』 2色の図解『毎日をハッピーに変える 3分間ヨガ』 新刊・古書 ネット書店 *~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・ *~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・ ★花と緑の瞑想=観想★ その3 *~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
★今、あちこちでおきている〈変化〉に対応する力が 内部の深いところから湧いてくるように、 「花と緑の観想=瞑想」としても、 この「瞑想フォト・エッセイ]の写真を、 観ることをおすすめします。 《花と緑の☆ 瞑想=観想 ☆》です。 ★★花や緑の植物、猫など、生きものたちの写真で、 なごみながら、 ゆったりと、お読みください。 観想=瞑想は、むずかしくはありません。 考えるのではなく、 ふんわりと観てください。 ↑◎〈1〉シュウカイドウ(秋海棠 しゅうかいどう) ・左:雌花(めばな)♀ ・右:雄花(おばな)♂ *~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・ 先に、1から5の、花の名まえを紹介します。 どんな花や緑の植物たちか、 まずは、想像してください。 “無いもの”を、想像するのが、 想像力=イマジネーションです。 そして、次に、 花や緑の植物たちの写真を観たら、 (そうきたか・・・) と、観想=瞑想してください。 ☆★☆瞑想(冥想)法=観想とは ☆瞑想の基本【方法】は、 『幸せになれる! いつでもどこでも「瞑想」入門』(PHP文庫)をどうぞ。 ★今月の花や緑の植物たちは、5つです。 〈1〉シュウカイドウ(秋海棠 しゅうかいどう) 春に咲く、ピンクのカイドウ(海棠)に対して「秋の海棠」で、秋海棠。 秋にピンクの花を咲かせます。ベコニアの仲間。 雌花(めばな)♀と雄花(おばな)♂があります。 雄花(おばな)♂はピンクのハート型。 開くと黄色い満月のようなシベ(蕊)がある。 雌花(めばな)♀は少なく、三角形で小さな花が開花。 〈2〉春に咲く、ピンクのカイドウ(海棠)。 つぼみや半開の姿が愛されます。 開花すると、サクラ(桜 さくら)に見まちがえやすい花。 別名は、実のなるミカイドウに対する、ハナカイドウ(花海棠) バラ科リンゴ属 〈3〉クチナシ(梔子 くちなし)の白い花。 ◆先月お話したように、花には、実がなる花と、 実を結ばない花があります。 クチナシ(梔子 くちなし)には、一重と八重咲きがあり、 実をつけるのは一重咲きだけ。 街路樹に植えられるクチナシは、八重咲きが多い。 八重咲きの花(右写真)。 ねじりがほどけるように開花し、芳香をはなちます。 一重咲きのクチナシ(梔子)が実を結んだ赤い果実(左写真)。 12月 頃に、黄色がかった赤く細長い実がなります。 栗きんとんなどの黄色い色づけにつかわれます。 草木染めの染料にもなる。 〈4〉キバナコスモス(黄花コスモス) 「秋桜」とかくコスモスは、ピンクや白が多いですが、 こちらは黄花といってもオレンジ色が多い、強い花。 在来のコスモス(秋桜)を駆逐するのではないか、 と嫌われていましたが、 今は、オレンジ色と、元気さが愛されているようで、人気上昇中。 どちらもキク(菊)科のコスモス属で、 明治時代以降に日本へつれてこられた外来種。 ★キバナコスモスについては、☆ど根性 植物☆で詳しくお話します。 →→◎花びらの舌状花と、まん中の筒状花(管状花)という、 【2つの花がひとつの花】となった構造(システム)です。 【2つの花がひとつの花】という =→◎2つで1セットの構造(システム)が →→→→強く生きぬける秘訣なので、写真で図解します。 とはいえ、この【2つの花がひとつの花】という構造(システム)は、 菊やタンポポ、コスモスなど<キク(菊)科の花>の特徴です。 〈5〉ヒャクニチソウ(百日草) ジニア・エレガンス 赤い花の中央に、黄色い小花が花冠のように並ぶ。 コスモスと同じく、キク(菊)科です。 夏に咲いた赤い花びら(舌状花)が散っても、 中央の筒状花(管状花)は、秋を越し、冬でも咲き続け、 蝶々や天道虫(てんとうむし)に蜜を与えます。 それで、「100日間咲き続ける」強い花という意味で 「百日草(ヒャクニチソウ)」と名づけられています。 花びらの色は、赤だけでなく、 黄色・オレンジ・白・ピンク・パープルと多彩です。 育てやすいらしく、家庭花壇の定番の花。 ↑◎〈2〉春に咲く、ピンクのカイドウ(海棠) …………… …………… …………… …………… ●寒露 (かんろ) 10月8日。 寒露は、24節気のひとつで、「寒くなった〈陰の気〉に合わせて、大気が露(つゆ)を結び、それが凝る時季」 ●寒露のお話とその時季に咲く、シュウカイドウ(秋海棠)のお話と写真は
…………… …………… …………… …………… ↑◎ 3》「絹の紗のような透明な雲と、飛行機雲」 …………… …………… …………… …………… ●霜降 (そうこう) 10月23日。 霜降は、24節気のひとつ。「霜(しも)がふりはじめる時季で、紅葉が始まる頃」 ●秋の鱗雲(うろこぐも)、霜降の時季に咲く花の写真は
…………… …………… …………… …………… ↑◎〈3〉クチナシ(梔子 くちなし)の白い花と赤い実 *~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・ …………… …………… …………… …………… ★ど根性 植物★ シリーズ その30
↑◎〈4〉キバナコスモス(黄花コスモス) ●10年くらい前は、珍しい花でしたが、 今は、あちこちで野生化しているオレンジ色のコスモス。 キバナコスモス(=黄花コスモス)です。 同じ頃、やはり南の珍しい蝶々、 ツマグロヒョウモン(妻黒豹紋)が増えだしました。 今年は姿をあらわすのが遅く、数も少ないですが、 元気に飛びまわっています。下の左の写真。 ツマグロヒョウモン(妻黒豹紋)は、 秋に死なずに「冬を越す=越冬」蝶々です。 越冬できる理由のひとつが、 食料になる、黄花コスモスの存在だといわれています。 ↑◎ 〈4〉キバナコスモス(黄花コスモス) ★花びらの舌状花と、 まん中の筒状花(管状花)。 2つの花が、ひとつの花にセットされている。 ↓↓↓↓ ↓↓↓↓ どんな状況でも、生きぬくための、◎2つで1セットの花。 ●黄花コスモスは、花びらの舌状花と、 まん中の筒状花(管状花)という、 「2つの花がひとつの花」になっています。 ●黄花コスモスの花は、 どちらが、ほんとうの花かという、 「正解は、ひとつ」という発想はないようです。 ◎2つで1セットの花です。 舌状花で、華やかに広がって、 蝶々やハチ(蜂)などの虫を呼び、 まん中の筒状花(管状花)で、 蜜を与え、受粉をしてもらう。 ●それで、秋に花びらが散っても、 まん中のシベ(蕊)のような、 筒状花(管状花)が、冬でも咲き続けます。 シベ(蕊)のように細い筒状花(管状花)は、 それぞれに、メシベ(雌蕊♀)とオシベ(雄蕊♂)があります。 その細い花の蜜を吸って、うっとりしている、 冬の天道虫(てんとうむし)や 蝶々のツマグロヒョウモン(妻黒豹紋)を 寒い12月頃にも見かけます。 ↑◎〈4〉キバナコスモス=黄花コスモス まん中の筒状花(管状花) まん中の筒状花(管状花)の蜜を吸う、蝶々 左、ツマグロヒョウモン(妻黒豹紋)蝶。 右、黄蝶。 ★「花と蝶」の相互協力で、 黄花コスモスとツマグロヒョウモン(妻黒豹紋)は、 寒い冬を越し、ともに生き残って、増えているのでしょう。 どちらも☆ど根性☆のある生きものです。 ◆外来種が、生態系を乱す、といわれますが、 園芸用の洋花は、ほとんどが外来種。 上記のシュウカイドウ(秋海棠)も、江戸時代に渡来したそうです。 先月のフヨウ(芙蓉)やムクゲ(木槿)も同様。 ポプラ並木やシラカバ(白樺)も同様です。 ジャガイモは、ジャガタライモで、 飢饉をしのぐために、輸入されたものです。 どれも、日本の風景に馴染(なじ)んでいます。 ☆ど根性 植物☆のパワーは、驚異的なので、 在来種をほろぼさない程度に、 調和や均衡(バランス)をたもって、 コンクリートジャングルの都会の中でも 増えてほしいと思います。 …………… …………… …………… …………… ↑◎4》「イルカなどの魚を彷彿(ほうふつ)させる雲」 [こころ と からだ]のコーナー ★脳幹とタートルネックのファッション★ …………… …………… …………… …………… ★台風一過(たいふういっか)、雲のない青空が広がり、 暑いくらいになりました。 お元気に、おすごしですか? ●このところ、ご自分の「こころ と からだ と 気分」の 「なんとなく、の リズムや調子」は、いかがですか? ★「○○○の、こころと秋の空」 といわれるように、変わりやすいお天気です。 脱いだり着たりが自在な、 重ね着(レイヤー)などで、 おしゃれなファッションをなさると、 秋は楽しい時季ですね。 ◆とはいえ、 <見られる自分>としてのファッションと、 体調をととのえる養生(ようじょう)としての服装の、 かねあいは、ビミョウーです。 ◆伊達の薄着(だてのうすぎ)というように、 寒くても、おしゃれに命をかける?ような 伊達者(だてもの)の〈こころ意気〉は、 だれにも止められません。 ◆素肌は冷えきってつめたくても、 内部は火照(ほて)る、 という内と外とのギャップがあると、 どうしても、「暑がり」になります。 そして、薄着のままで夜風や冷気に平気であたり、 寒さからの秋の冷えが、 「痛みやしびれ」になって、 自覚せざるをえなくなるのも、 これからの時季によくある症状です。 ★見られる自分だけでなく、 ご自分の体を労り(いたわり)、 労う(ねぎらう)ことも大切にしてください。 ■□■ とくに「首」まわりは、大事です。 下記の「姿勢きちんと、大脳の眠り猫(ネコ)」でお話しているように、 首は<脳の幹部、脳幹>があるところです。 脳幹は、 「暑ければ、冷やし、寒ければ、暖める」 必要があります。 この夏は、節電で「首まわりを冷やす首巻き」が流行りました。 保育園児の帽子は、いつも、太陽光線が過剰にあたらないように、 えり首を保護する布が垂れています。 けれども、寒くなったら、 スカーフやマフラーなどの襟巻き(えりまき)が便利です。 動いて、新陳代謝がよくなり、熱くなったら、襟巻きをはずせば、 すっきりしますから。 着脱自在。 ★襟巻きはめんどくさい、と タートルネックで首を保護するファッションをすると、おしゃれですが・・・ 体が火照っても、首は、タートルネックで暖めたまま…になります。 体が熱をもつほどに暑くても、 脳幹は冷やされず、 <気が逆上せ(のぼせ)た状態>になります。 そういうことが続くと、体調に異変がおきます。 脳幹は、呼吸や睡眠、代謝、循環、体温調節、 筋肉の緊張とゆるみなどをコントロールする、 「生きている」ことの中枢だからです。 それなのに、冷やされなければならない状態の脳幹が、 冷やされないので、変調するからです。 ラジエターが冷やされず、オーバーヒートするようなものです。 ☆★☆くり返しますが、 脳幹のはたらき(機能)を高める答は、 ◎2つで1セット。 「暑ければ、冷やし、 寒ければ、暖める」 冷やすことも、大事。 暖めることも、大事。 ★ポイントは★→→ 《変化する状況》に自在に対応することです。 そのうえで、 ファッションとのかねあいも考えて、 お風邪などめしませんように、 ご自由に、お選びくださいませ。 ◆◆◆ 首や脳幹、 首のこりや 首にあるノドのチャクラに効果的なポーズや呼吸は以下をどうぞ。 『綺麗になるヨガ』 →→DVDのタイトルは『やせるヨガ』 『家庭でできるビューティ「ヨガ」レッスン』 『毎日をハッピーに変える 3分間ヨガ』 『こんにちわ私のヨガ』 『スッキリ目覚める!短く深く熟睡する法』 内藤 景代の本・DVD・CD一覧 新刊・古書 ネット書店 ↑◎〈5〉ヒャクニチソウ(百日草) ジニア・エレガンス 赤い花の中央に、黄色い小花が花冠のように並ぶ。 コスモスと同じく、キク(菊)科です。 ・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・ ↑◎ 5》「夏雲の典型、入道雲(にゅうどうぐも)」 *~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・ ★「見ている猫(ネコ)」シリーズ、その46 ●寒くなった公園の陽だまりで、 【姿勢きちんと】で目をつむり、 寝ている猫(ネコ)がいました。 不測の事態にそなえるように、柵の中です。 ハチワレ猫(ネコ)。 ■猫(ネコ)は、猫背(ねこぜ)なので、 【背すじを、スッと伸ばす】という姿勢にはなりません。 けれども、【首の脳幹を立てた】この姿勢が、 猫(ネコ)にとっての【姿勢きちんと】であり、 〈脳の眠り〉の状態です。 ★〈脳の眠り〉とは、「大脳の眠り」です。 脳の幹部、《脳幹》は、一生、眠りません。 脳幹が眠ると、死にます。 脳幹は、【首根っこ】にあり、 呼吸や睡眠、代謝、循環、体温調節、 筋肉の緊張とゆるみなどをコントロールする、 「生きている」ことの中枢です。 ●ひと晩中、ネズミを狙っているのが、 古代からの猫(ネコ)の仕事でした。 大事な米などの食料や、書物などを食べるネズミの害をふせぐために、 猫(ネコ)は重用されてきたのです。 寝ずの番(ねずのばん)。 しかし、猫(ネコ)も疲れるので、 【姿勢きちんと】で、 大脳を休ませ、眠らせます。 ネズミが出てきたら、すぐに、手が出るような 「体の姿勢、すなわち体勢」をととのえて、 【姿勢きちんと】して、 「大脳の眠り」をしているわけです。 いわば「スタンバイで準備OK」が 【姿勢きちんと】の状態です。 大脳が眠っていても、 手はすぐに出る。 ●この猫(ネコ)も、 声をかけながら撮影しましたが、 素知らぬ顔で、眠っていました。 けれども、犬が向こうから来る気配がすると、 サッと手をだし、ツメをとぎ、 戦闘態勢か逃走準備に入りました。 柵内に犬は近づけないので、 また、目をつむり、 【姿勢きちんと】のまま、 脳の眠り=ノンレム睡眠に もどっていきました。 ■先月もお話したように、 猫(ネコ)の眠りの研究で発見された、 レム睡眠=体の眠り=浅い眠りと ノンレム睡眠=脳の眠り=深い眠り。 ◎2つで1セットの眠りです。 ★深い眠りが、ノンレム睡眠=脳の眠り=「大脳の眠り」です。 脳の眠りは、大脳が熟睡する ぐっすり睡眠です。 充足感のあるおだやかな顔で、 眠っている猫(ネコ)でした。 「姿勢きちんと、大脳の眠り猫(ネコ)」と名づけた、 あたたかな陽ざしの午後でした。 …………… …………… …………… …………… ☆脳の眠り=大脳の眠りと、体の眠りについては、以下をどうぞ。 CD『くつろぎの瞑想』 内藤景代の声の誘導による瞑想 全身リラックス法のくつろぎのポーズ、 自律訓練法など。 本 『スッキリ目覚める!短く深く熟睡する法 健康も美容も人生も思いのまま!』 書き下ろし 三笠・王様文庫 本 『ベッドの上で簡単にできる「寝ヨガ」レッスン<快眠CD付>』 実業之日本社 新刊・古書 ネット書店 内藤景代の本 ・DVD・CD 一覧 〈成長物語〉としての、内藤景代の本たち。そのお話は …………… …………… …………… …………… NAYヨガスク-ルの会員(生徒さん)のペ-ジ「猫の集会」10月号をアップしました。 ●Tomokoさんは「稲穂と富士山」。黄金色の稲穂と初冠雪の富士山 ●SOLAさんは「そら君とあめちゃん」 縦(|)縞(しま)と、縦(|)縞… ●美樹さんは「フラワー ガンダム」 お台場。 菊人形? ●MIYUさんは「クロアチア」宝石のような旧市街 好評につき再録 ●Kayokoさんは「駅の構内でJAZZ!! 」 東北 仙台 ●yosihiroさんは 「スカイツリー(浅草)」江戸の香りと… ●Tadashiさんは「スピシュ城 6 スロバキア 」 ●mariko さんは「うちの猫」 ラウル君、スリムになった? ●シンゴさんはシンセサイザーで「【Training】 11 土 」 ●Ryoさんは「インド10 」シャンカラが〃解脱〃したという伝承の寺院 ●健治さんは「私の居場所」 雲の向こうに、富士山 ●和之さんは「NAYヨガスクール体験記 第17回 鏡 2」 ―NAYヨガスクールの鏡から〃湧いて〃くる、イメージの群れ・・・
★NAYヨガスクールの鏡の側 ヨガのポーズをするときは、 鏡の前で練習し、鏡の側が正面になります。 次に、瞑想するときは、 鏡のない、反対側の空間が正面になるので、 瞑想用の「3Dヤントラ額」(内藤景代・作)や、季節の飾りがアレンジされている、瞑想空間です。 床にはカーペットが敷きつめられています。(だからヨガマットは不要です) ★「NAY正面」の毎月の飾りについてのお話は
~・*~・~・~・~・~・~・~・~・ 更新記録 内藤 景代・NAYヨガスクール関連サイト 最新のお知らせの記録 *~・~・~・~*~・~・~・~*~・~・~・~*~・~・~・~
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