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ヨガと瞑想による「気づき」で、自分と世界が広がる、こころ豊かに季節を感じるフォト・エッセイ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2012年9月1日(土)★唯一から◎2つで1セットを実感するヤントラ瞑想と花の瞑想☆ ●「正面が2つ」あるNAYヨガスクール(内藤景代・主宰)のレッスン 鏡の前でヨガのポーズ ヤントラと季節の飾りの瞑想用正面★ヨガと瞑想は、意識を成長させる【方法】★対立を、1次元上昇させて考える、内藤景代のマンダラ発想★キモより、かんじん。肝心・肝腎かなめ(要)内臓を整える。腰=要 バテた神経と内臓の修復に効くヨガのポーズ [こころ と からだ]のコーナー●中心のシベ(蕊)に特徴のあるマンダラ的な花 シベ(雌蕊♀)とオシベ(雄蕊♂)が中心軸【∥】を形成している花☆先月の花瞑想は中心軸【∥】が花。今月は中心軸【∥】がシベ(蕊)●中心軸【∥】の先端がメシベ(雌蕊♀)。中心軸【∥】に鈴なりについているオシベ(雄蕊♂)●〈1〉ピンクのフヨウ(芙蓉)〈2〉ピンクのハイビスカス フヨウ(芙蓉)属。英名でフヨウ属はハイビスカス属アオイ(葵)科〈3〉薄い黄色のトロロアオイ(黄蜀葵)〈4〉赤い花、モミジアオイ(紅葉葵)〈5〉フヨウ(芙蓉)とまちがえやすい、白いムクゲ(木槿)〈6〉ピンクで花びらが八重 ムクゲ(木槿)〈7〉ヤマノイモ(山の芋)の雄花♂と雌花 ムカゴ=珠芽 実は翼果。種とばす生き残りの【方法】が多様☆ど根性 植物☆ ◆花には、実がなるものと、ならないものがある〈8〉赤いスズメウリ(雀瓜) ツル(蔓)はグリーンカーテン●NAYヨガスクール体験記・鏡●「小枝をつかむ、レム睡眠中の猫」体の眠り 犬に反応 ●白露 ●秋分 |
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![]() ![]() ![]() ![]() ・24節気の白露 (はくろ) 9月7日 秋分 (しゅうぶん) 9月22日 今月の異名(いみょう)は、長月(ながつき) ★NAYヨガスクール・カレンダー式時間割・9月 ![]() ![]() *~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・ ![]() ↑◎〈8〉スズメウリ(雀瓜 すずめうり)の赤い実と グリーンカーテンになった蔓。 ☆「個と全体」◎2つで1セット: *~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・ ★★今月のお話のテーマは「2つ(ふたつ)」とヤントラの瞑想です。 ★NAYヨガスクール(内藤景代・主宰)のレッスンは、 「正面が2つ」あります。 ヨガのポーズをするときは、 鏡の前で練習し、 鏡の側が正面になります。 次に、瞑想するときは、 鏡のない、反対側の空間が正面になるので、 全員が、体の向きを変えます。 鏡のない空間が、「NAY正面」です 「鏡側の正面」は〈目に見える自分〉を観る。 瞑想空間のNAY正面は 〈目に見えない自分 =こころのカタチ〉を観る。 ――という「◎2つで1セットの正面」といえます。 ![]() どちらも〈自分を観る〉正面です。 ●→今月の「猫の集会」〈NAYヨガスクール体験記〉では、 初参加のとき、「鏡の側」に向かって感じた、 〈自分を観る〉ことについて、和之さんは書いています。 ![]() ☆★☆さて、「瞑想用のヤントラ」は、 縦(|)と横(―)、 上(△)と下(▽)など、 同じカタチで方向が違う「2つ」が 組みあわさったカタチ (+)や( ![]() ★というのも、 わたし達の大脳は、 「これ、ひとつ」だけ、 を求める、 くせ(性癖)があるからです。 そのほうが効率がいいですし。 どうしても「唯一」を求めやすい…です。 ★縦(|)の方向の、見えない本質(|)だけ、 横(―)方向の、見える現象(―)だけ、、、など ――2つの、どちらが正しいか、 争いがちです。 ★☆縦(|)と横(―)の<統合> という意識に向かって 成長しよう、 という方向をもつ人は、今まであまりいませんでした。。。 ★それが、なぜ、困るのか? というと、 「唯一、これ、ひとつ」となると、 ほかを〃自動的に〃 否定しやすいからです。 ●自分が「唯一、これ、ひとつ」と思うと、 ほかの《多様なもの》には、 意識すら向けなくなってしまいがちです。 断崖の吊り橋を渡るときのように、 一所懸命になって、 まわりの光景など目に入らない。 そうすると、意識は集中力を増しても、 意識の幅は広がらないし、 意識の深度が深まることもありません。 ★瞑想は、意識を成長させる【方法】です。 だから、大脳の「ひとつ、唯一」を求める くせ(性癖)を知ったうえで、 「2つ」が組みあわさったカタチの 〃神聖図形〃ヤントラに瞑想します。 そして、そのカタチは、円に囲まれています。 ★密教の真言宗、空海のマンダラ(曼荼羅 曼陀羅)も、 ◎2つで1セットです。 幾何学的な縦と横の「金剛界マンダラ」と、 花弁8葉の赤い花が中心の「胎蔵界マンダラ」。 2つのマンダラを東西に並べて、 まん中に自分が座り、瞑想するのが、本来の作法です。 金剛界マンダラと胎蔵界マンダラで、 「金胎両部(こんたいりょうぶ)」とよびます。 ◎2つで1セットという意味です。 ★違う「2つ」を同時に観る。 その練習をすることで、 大脳の《意識を成長させていく》わけです。 ●あまり、むずかしく考えなくても、 「花」を、ふんわりとみつめ、 瞑想=観想すると、 マンダラ(曼荼羅 曼陀羅)や、 ヤントラで瞑想することと 同じような効果があります。 ★なぜなら、花のカタチは、基本的に、 中心がある(花心)。 それがシベ(蕊)。 そして、中心から広がり、左右や上下に 対称形に咲く。 中心と対称形(シンメトリー)が、 マンダラ図形の特徴です。 ★☆ほかの視点からいうと、 「2つ」ということは、 自分と、【自分とは〃違う〃もの】 と考えてもいいでしょう。 それを発展させていくと、 内藤景代の「マンダラ発想」になります。 〈対立を、1次元上昇させて考える発想法〉が、 マンダラ発想です。 『BIG ME~こころの宇宙の座標軸~』に、 具体例とともに詳しくかきました。 ☆マンダラ発想の【方法】は ![]() ●今月の「猫の集会」和之さんの〈NAYヨガスクール体験記 鏡〉は、 縦(|)の長い十字架(ラテン・クロス)と、 マンダラ発想の話が書かれています。実感がこもってます。 ![]() ☆マンダラの図解、瞑想用ヤントラについては、 ![]() ☆神聖図形については、 ![]() *~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・ ![]() ![]() *~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・ ★☆◎「2つで1セット」を、実感していただくために、 ☆花の瞑想=観想☆では、 中心のシベ(蕊)に特徴のある、 マンダラ的な花たちなどをご紹介します。 シベ(蕊)には、 性(質)が違う、 メシベ(雌蕊♀)とオシベ(雄蕊♂)があり、 ◎2つで1セットです。 とはいえ、その有りようは、多様です。 ◆それで、今回は、 メシベ(雌蕊♀)とオシベ(雄蕊♂)が 中心軸【∥】を形成している花たちをご紹介します。 中心軸【∥】のように 天をめざすメシベ(雌蕊♀)と、無数のオシベ(雄蕊♂)。 そこから広がる花びら。 夏を彩るハイビスカスや、ムクゲ(木槿)、秋牡丹のフヨウ(芙蓉)の花たちです。 ◆中心軸【∥】についてと、その図解は以下をどうぞ。 本『ヨガと冥想』 ![]() DVD『ヨガと冥想』 ![]() 2色の図解『ハッピー体質をつくる3分間瞑想』 ![]() 2色の図解『毎日をハッピーに変える 3分間ヨガ』 ![]() ★先月の花のイメージで観ると、 《同じような花》に感じますが、 今月の花たちは、 まるで、基本構造が違います。 先月の☆花の瞑想=観想☆では、 中心軸【∥】を形成している粒つぶが、 一つひとつの小さな花を紹介しました。 花の集合体が、中心軸【∥】。 花びらは、葉。 白いカラー(海宇)や、 葉の色が変わるハンゲショウ(半夏生 半化粧)。 先月は、中心軸【∥】が、花。 ![]() 今月は、中心軸【∥】が、シベ(蕊)です。 中心軸【∥】の先端が、メシベ(雌蕊♀)。 中心軸【∥】に泡のように、鈴なりについているのが、 オシベ(雄蕊♂)。 →→その基本形は同じ構造でも、 それぞれの花は、メシベ(雌蕊♀)や オシベ(雄蕊♂)のカタチが違います。 まずは、想像してください。 ![]() ↑◎〈1〉ピンクのフヨウ(芙蓉)、別名は秋ボタン(牡丹)。 中心軸のメシベ下は赤い模様。 *~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・ ★花や緑の瞑想=観想★ その2 A *~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
★今、あちこちでおきている〈変化〉に対応する力が 内部の深いところから湧いてくるように、 「花や緑の観想=瞑想」としても、 この「瞑想フォト・エッセイ]の写真を、 観ることをおすすめします。 《緑と花の☆ 瞑想=観想 ☆》です。 ★★花や緑の植物、猫など、生きものたちの写真で、 なごみながら、 ゆったりと、お読みください。 観想=瞑想は、むずかしくはありません。 考えるのではなく、 ふんわりと観てください。 ☆瞑想の基本【方法】は、 『幸せになれる! いつでもどこでも「瞑想」入門』(PHP文庫)をどうぞ。 ![]() ↑◎〈2〉ピンクのハイビスカス。中心軸のシベ下は、赤い丸。 *~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・ ★花や緑の瞑想=観想★その2 B *~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・ 先に、1から8の名まえを紹介します。 どんな花や緑の植物たちか、 まずは、想像してください。 “無いもの”を、想像するのが、 想像力=イマジネーションです。 そして、次に、 花や緑の植物たちの写真を観たら、 (そうきたか・・・) と、観想=瞑想してください。 ☆★☆瞑想(冥想)法=観想とは ![]() ★今月の花や緑の植物たちは、 〈1〉ピンクのフヨウ(芙蓉)。 花びらが大きく、たがいに重なり、別名は秋ボタン(牡丹)。 中心軸のシベ下は赤い模様。 メシベ(雌蕊♀)は5つに分かれる。 〈2〉ピンクのハイビスカス。 中心軸のシベ下は、赤い丸。 ハイビスカスの和名は、扶桑(フソウ)、仏桑華(ブッソウゲ) →→◆ハイビスカスは、フヨウ(芙蓉)と同じ、フヨウ(芙蓉)属。 英名でフヨウ属はハイビスカス属のこと。 日本でハイビスカスというと、範囲をせまくとります。 次のトロロアオイ(黄蜀葵) と並べた、 オレンジ色の花も、ハイビスカスです。 〈3〉薄い黄色のトロロアオイ(黄蜀葵) 花オクラ。 食用になるクリーム色の大きな花びら。 中心軸の先端、チョコ色の小花のようなものは、 5つに分かれたメシベ(雌蕊♀)。 オシベ(雄蕊♂)が密集した、黄色い中心軸【∥】下は、 小さなチョコ色の丸。 〈4〉モミジアオイ(紅葉葵)。 葉の形からケナフや大麻にまちがえられやすい赤い花、 花びらは細長く、5枚が離れています。 アオイ(葵)科で紅蜀葵(こうしょっき)ともよばれます。 トロロアオイが黄蜀葵で、こちらは紅蜀葵。 紅く長い中心軸【∥】が夏空に伸びる。 先端のメシベ(雌蕊♀)は5裂し、四方にむきます。 オシベ(雄蕊♂)はメシベ(雌蕊♀)のすぐ下で、空中に鈴なりで風にゆれる。 ◆さて、フヨウ(芙蓉)属=ハイビスカス属は、 アオイ(葵)科にくくられます。 それなので、大きな分類(カテゴリー分け)では、 トロロアオイ(黄蜀葵)、モミジアオイ(紅葉葵)=紅蜀葵は、 フヨウ(芙蓉)、ハイビスカスと《同じ科の仲間》です。 〈5〉白いムクゲ(木槿)。 フヨウ(芙蓉)とまちがえやすい花。 同じ、アオイ(葵)科 フヨウ=ハイビスカス属です。韓国の国花。 白い花びらの中心が赤い丸で、 中心軸【∥】は薄い黄色。 先端のメシベ(雌蕊♀)は長短があり、ついたり離れたりしています。 オシベ(雄蕊♂)は、密集し、小さな粒つぶが中心軸【∥】に並びます。 〈6〉紫がかったピンクのムクゲ(木槿)。 花びらが八重。 中心軸【∥】のオシベ(雄蕊♂)は少ない。 ◆いっぱんに、八重の花びらは、 オシベ(雄蕊♂)が変容した花が多いです。 たとえば、クチナシ(梔子 くちなし)の白い花。 花びらが5枚の一重と八重咲きがあり、実をつけるのは一重咲きだけ。 ◆花には、 実がなるものと、ならないものがあります。 次のヤマノイモ(山の芋)のように、 実がなる雌花♀と、 実のならない雄花♂ の2つが、同時に咲きます。 〈7〉ヤマノイモ(山の芋)の雄花♂と雌花♀。 猛暑の中、あちこちにツル(蔓)をまきつけて、 生き残りの【方法】を多様に発揮している☆ど根性 植物☆です。 すでに茎の途中に多数のムカゴがついています。 ムカゴが落ちると、そこから芽が出ます。 ムカゴは、珠芽(しゅが)。 〈8〉スズメウリ(雀瓜 すずめうり)の赤い実とグリーンカーテン。 食用にはならないけれど、可愛い観賞用の赤いウリ(瓜)、 オレンジ色のカラスウリ(烏瓜)の半分の大きさ。 ツル(蔓)は、グリーンカーテンになります。沖縄産。 ☆赤い実(個=部分)とグリーンカーテン(全体) すなわち「個と全体」の◎2つで1セットのご紹介写真は、一番上です。 ![]() ↑◎〈3〉薄い黄色のトロロアオイ(黄蜀葵) 花オクラ。 食用になるクリーム色の大きな花びら。 中心軸の先端、チョコ色の小花のようなものは、 5つに分かれたメシベ(雌蕊♀)。 オシベ(雄蕊♂)が密集した、黄色い中心軸【∥】下は、 小さなチョコ色の丸。 …………… …………… …………… …………… ![]() ↑◎〈4〉モミジアオイ(紅葉葵)。 葉の形からケナフや大麻にまちがえられやすい赤い花、 花びらは細長く、5枚が離れています。 アオイ(葵)科で紅蜀葵(こうしょっき)ともよばれます。 トロロアオイが黄蜀葵で、こちらは紅蜀葵。 紅く長い中心軸【∥】が夏空に伸びる。 先端のメシベ(雌蕊♀)は5裂し、四方にむきます。 オシベ(雄蕊♂)はメシベ(雌蕊♀)のすぐ下で、空中に鈴なりで風にゆれる。 ◆さて、フヨウ(芙蓉)属=ハイビスカス属は、 アオイ(葵)科にくくられます。 それなので、大きな分類(カテゴリー分け)では、 トロロアオイ(黄蜀葵)、モミジアオイ(紅葉葵)=紅蜀葵は、 フヨウ(芙蓉)、ハイビスカスと《同じ科の仲間》です。 …………… …………… …………… …………… ![]() ↑◎〈5〉白いムクゲ(木槿)。白花 中心軸【∥】のつけ根が紅 フヨウ(芙蓉)とまちがえやすい花。 同じ、アオイ(葵)科 フヨウ=ハイビスカス属です。韓国の国花。 白い花びらの中心が赤い丸で、 中心軸【∥】は薄い黄色。 先端のメシベ(雌蕊♀)は長短があり、ついたり離れたりしています。 オシベ(雄蕊♂)は、密集し、小さな粒つぶが 中心軸【∥】に並びます。 *~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・ …………… …………… …………… …………… ●白露 (はくろ) 9月7日。 白露は、24節気のひとつで、「まわりの大気(たいき)が冷えてきて、水滴(すいてき)が、白露(しらつゆ)のように葉に宿りはじめる時季」。 ●白露のお話とその時季に咲く花の写真は ![]()
…………… …………… …………… …………… ![]() ↑◎〈6〉紫がかったピンクのムクゲ(木槿)。 花びらが八重。 中心軸【∥】のオシベ(雄蕊♂)は少ない。 ◆いっぱんに、八重の花びらは、 オシベ(雄蕊♂)が変容した花が多いです。 たとえば、クチナシ(梔子 くちなし)の白い花。 花びらが5枚の一重と八重咲きがあり、実をつけるのは一重咲きだけ。 ◆花には、 実がなるものと、ならないものがあります。 …………… …………… …………… …………… ●秋分 (しゅうぶん) 9月22日。 秋分は、24節気のひとつで「太陽が黄道(太陽の道)の <秋分点>にきたとき。 お彼岸のお中日(ちゅうにち)」です 秋分は、天体を球体にした天球儀でいうと、 春分の【180度 反対側】です。黄経180度。 天球儀は ![]() ●秋分と、お彼岸のお話は ![]()
…………… …………… …………… …………… ![]() ★ど根性 植物★ シリーズ その29
![]() ![]() ↑◎〈7〉ヤマノイモ(山の芋)の雄花♂ と雌花♀。 ●ヤマノイモ(山の芋)は、今年の猛暑の中、 焼けこげたフェンスなどに、ツル(蔓)をまきつけて、 生き残りの【方法】を多様に発揮している☆ど根性 植物☆です。 葉は、細長いハート型。 ヤマノイモ(山の芋)には、雄花♂と雌花♀があります。 白い粒のような花が、実のならない雄花♂。上の写真↑ ![]() ↑◎〈7〉ヤマノイモ(山の芋)の雌花♀ ●少し開いた白い花が、実がなる雌花♀。 雌花♀は、風がふけばプロペラのように飛ぶ、 《翼果(よくか)という、翼をもった果実》をみのらせます。 プロペラの1枚ずつは、種(たね)入り。 なので、風に吹かれて思いがけないところに、芽をだします。 …………… …………… …………… …………… ![]() ↑◎〈7〉ヤマノイモ(山の芋)のムカゴ =珠芽 ●すでに茎の途中に多数のムカゴがついています。 ムカゴは実ではなく、珠芽(しゅが)。 ムカゴが落ちると、そこから芽が出ます。 ムカゴは料理して食べられます。 ![]() ↑◎〈7〉ヤマノイモ(山の芋)の翼果 ●要するに、 雌花♀をみのらせ、 風で翼果を飛ばし、 ムカゴで、落ちたところで増える。。。 ★ヤマノイモ(山の芋)の増え方、生き方は、 幾通りもの【方法】があり、 「正解は、ひとつ」とは決まっていません。 その年の気候や天気、 人里の変遷、 まわりの状況にあわせ、 《どんな場合でも、生き残っていく》 という☆ど根性 植物☆が、 ヤマノイモ(山の芋)です。 ●根っこを食べる、自然薯(じねんじょ)も、 ヤマノイモ(山の芋)の一種です。 すったトロロ汁はスタミナ食で有名。 自然薯は深く伸びるので、掘るのが大変。 それで、今では、中空のパイプに土と種(たね)芋を入れて、 斜めに並べ、〈自然薯の栽培〉をしているそうです。 農業も知恵の時代です。 …………… …………… …………… …………… ![]() ![]() ↑◎赤トンボ(赤蜻蛉)とフウチソウ(風知草) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ★肝心・肝腎かなめ(要)内臓を整える。腰=要 ![]() …………… …………… …………… …………… 立秋をすぎ、涼しい風が吹いても、残暑が酷暑になり、 きつい日が続きました。 お元気ですか? ●このところ、ご自分の「こころ と からだ と 気分」の 「なんとなく、の リズムや調子」は、いかがですか? ●今年の暑さは、今までと違うような気がします。 というのも、「暑さに強い、緑の植物や蝶々や虫など」 にも厳しい夏だったようです。 ツマグロヒョウモン(妻黒豹紋)はじめ、蝶々が少ない夏でした。 池のあるところで、赤トンボ(赤蜻蛉)をみかけました。上の写真↑ トンボ(蜻蛉)も少ないように思いますが、 これから増えてくるのでしょうか。 ●今年は、今まで強かった緑の植物たちが枯れてしまうような、 きつい夏だったようです。 NAYヨガスクールの教室に15年以上しげっていた、 窓べのポトスも枯れてしまい、 プランターから水栽培に変更しました。 ・・・プランターで育てたハーブなどが枯れてしまった という声をいくつか聞く、猛暑と酷暑の夏でした。 ●今年、スズメウリ(雀瓜)の苗(なえ)を手に入れ、 自宅で育てていたのですが、長くツル(蔓)を伸ばし、 喜んでいたところ、途中で枯れてしまいました… 沖縄産で、暑さや陽ざしに強いということだったのですが。 残念に思っていたら、思いがけないところで、 ツル(蔓)がグリーンカーテンになっていたおうちを発見。 撮影させていただきました。 一番上の写真です。 〈8〉スズメウリ(雀瓜)の赤い実。とグリーンカーテン。 個=部分(赤い実)と、 全体(グリーンカーテン)の◎2つで1セットの写真です。 ☆★☆さて、わたしたちの「植物」的な部分も、 この夏を過ごすので、疲れきっているようです。 →→「植物」的な部分とは、神経や内臓です。 ものいわず、無意識的に、わたし達を生かしてくれている、 神経や内臓。 ★自律神経は、呼吸、消化、循環、吸収、分泌、代謝などヒトの生命維持に直接必要な機能を無意識的反射的に調節する神経系です。 自律神経も◎2つで1セット。 行動的で活動的な交感神経と、 夜の睡眠などをつかさどる副交感神経。 交感神経と副交感神経の切り替えや 協力がうまくいかないと、 不定愁訴や自律神経失調症になります。 ★夏にバテないように、がんばっていた神経や内臓が、 涼風がふくと、「遅れてきた、夏バテ」という症状で、 でやすい時季です。 まずは、体の筋肉の緊張をほぐしリラックスして、 次に神経や内臓の疲れもとりましょう。 ◆最近、大事な要点を「キモ」という人がふえています。 「キモ」は肝(キモ)、肝臓。 けれども、東洋医学的には、 大事な要点は「2つ」。 <肝心(かんじん)・肝腎(かんじん)かなめ(要)>といいます。 「かんじん」として肝臓とセットになるのは、 腎臓の場合と、心臓の場合があります。 どちらにしても、◎2つで1セット ★キモより、かんじん ★大事な内臓は、キモだけでなく ◎2つで1セット。 肝腎(かんじん)かなめ、 または、肝心(かんじん)かなめ。 どちらにしも、 肝臓、腎臓、心臓の働きを整えましょう。 ◆毒素を浄化する沈黙の臓器・肝臓を活性化するポーズ ◆かなめ(要)の腰のゆがみを直し、 老廃物を浄化する腎臓を活性化するポーズをしましょう。 腰痛や生理痛・生理不順、月経前症候群(PMS)にも効果的です。 ◆深い呼吸や末端まで血行をよくすることで、 心臓の働きを助けてあげましょう。 ◆そのほか、冷たいものを飲み過ぎて胃腸などの「内臓下垂」になっていたら、「内臓を引き上げる」ポーズや、胃の経絡を刺激する座り方をしましょう。 ◆◆そして、 ・肝腎・肝心かなめ(要) 内臓を整え、 かなめ(要)の腰を調整しましょう。 ◆◆◆それぞれに効果的なポーズや呼吸は以下をどうぞ。 そして、ボディブローのように、夏に受けた深部のダメージを癒やし、 「元の気=元気」をとりもどしましょう。 ★腰や肝腎・肝心に効くポーズは、以下をどうぞ。 『綺麗になるヨガ』 ![]() →→DVDのタイトルは『やせるヨガ』 ![]() 『家庭でできるビューティ「ヨガ」レッスン』 ![]() 『毎日をハッピーに変える 3分間ヨガ』 ![]() 『こんにちわ私のヨガ』 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・ *~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・ ![]() ★「見ている猫(ネコ)」シリーズ、その45 ●陽ざしが強くなる前の、涼しい午前中。 公園へ出かけると、木の下で、 手足をなげだして、寝ている猫(ネコ)がいます。 伸ばした両手は、小枝にのせて寝ています。 サバトラのハチワレ覆面猫です。 ★今月のテーマの「◎2つで1セット」でいえば、 眠りにも2つあり、 レム睡眠=体の眠りと ノンレム睡眠=脳の眠り ◎2つで1セットです。 ◆さて、この猫(ネコ)は、「レム睡眠中」。 体はくつろいでいます(体の眠り)が、 大脳は夢見るような意識で起きています。 猫(ネコ)の眠りの研究で発見された、 レム睡眠=体の眠り=浅い眠りと ノンレム睡眠=脳の眠り=深い眠り。 ◎2つで1セットの眠りです。 ★レム睡眠は、閉じた目玉を左右に動かす、 「高速眼球運動Rapid Eye Movement」をともなう睡眠です。 その頭文字をとり →→REM睡眠。 このREM(高速眼球運動Rapid Eye Movement)状態のとき、 大脳は起きていて、記憶の整理をしています。 記憶の再編集ともいえます。 ★★その状態を「夢を見ている」といいます。 覚えていないことがほとんどですが。 ●寝ている猫(ネコ)に話を戻すと、 池のまわりには、この猫(ネコ)のおなじみさんがたくさんいるので、 安心してリラックスしています。 ・・・それで、わたしが声をかけながら、撮影を続け、 50センチほどまで近づいても、 目を開けません。 先月の「体の眠りで起きられない、猫」より大胆です。 ![]() あちらは、1メートルで、目を開きました。1秒弱ですが。 ![]() ↑●レム睡眠中の猫 危機を察知するが・・・ ――ところが、数メートル先に、犬がくると。。。 パッと目を開きます。 そして「ガンを飛ばす」。 犬の飼い主のほうが、遠慮してUターン。 強いぞ! レム睡眠・猫!! ●そして、伸びをして、小枝に触れ、 先にだした上の写真↑と同じように、 気持ちよさそうに目を閉じてしまいます。 また、夢の続きを見るように… 夢の中で、あの小枝は、何になっているのでしょう? ☆★☆大脳と体は、同時には眠らずに、 危険に対応している実例といえましょう。 「小枝をつかむ、レム睡眠中の猫」と名づけた、夏の午前のことです。 …………… …………… …………… …………… ☆体の眠りと脳の眠りについては、以下をどうぞ。 CD『くつろぎの瞑想』 内藤景代の声の誘導による瞑想 ![]() 全身リラックス法のくつろぎのポーズ、 自律訓練法など。 本 『スッキリ目覚める!短く深く熟睡する法 健康も美容も人生も思いのまま!』 書き下ろし 三笠・王様文庫 ![]() 本 『ベッドの上で簡単にできる「寝ヨガ」レッスン<快眠CD付>』 実業之日本社 ![]() ![]() ![]() …………… …………… …………… …………… ![]() ![]() ![]() ●Tomokoさんは「稲穂と草間彌生さん」。どちらも土地に根ざして… ●SOLAさんは「そら君とあめちゃん」 いろいろなおもちゃで… ●美樹さんは「インド・ラジギール 名物ロバ車」温泉もある! ●MIYUさんは「マルタ共和国 」十字軍やマルタ騎士団ゆかりの… ●Kayokoさんは「草間ワールド全開! 」新宿・伊勢丹から今月は… ●yosihiroさんは 「紅葉のグラデーション(鎌倉)」秋…。 ●Tadashiさんは「スピシュ城 5 スロバキア 」舞台装置のよう。 ●mariko さんは「うちの猫」 ラウル君、くるうしゅうない…そう? ●シンゴさんはシンセサイザーで「【Training】 10 ひだまり 」 ●Ryoさんは「インド9 霧の中の花々」 ヒマラヤの青いケシ ●健治さんは「私の居場所」 ●和之さんは「NAYヨガスクール体験記 第16回 鏡 」 ![]() ――NAYヨガスクールの〃鏡〃の前で・・・
★NAYヨガスクールの鏡の側 ヨガのポーズをするときは、 鏡の前で練習し、
次に、瞑想するときは、 鏡のない、反対側の空間が正面になるので、 瞑想用の「3Dヤントラ額」(内藤景代・作)や、 季節の飾りがアレンジされている、瞑想空間です。 床にはカーペットが敷きつめられています。(だからヨガマットは不要です) ★瞑想用の「3Dヤントラ額」(内藤景代・作)の例は、
![]() ![]() 更新記録 内藤 景代・NAYヨガスクール関連サイト 最新のお知らせの記録 ![]() *~・~・~・~*~・~・~・~*~・~・~・~*~・~・~・~
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