2002年10月10日(木) 細かく分節化した葉が、なめらかに動いて閉じるネムノキ |
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地面ちかくで、野草のように、葉をひろげている、ネムノキを、みつけ、そっと葉にふれてみると、しずかになめらかな動きで連続して細い葉を閉じていきました……きょうの木曜日の「夜7:00からクラス」では、ネムノキの葉のように、こまやかな動きで、なめらかにヨガのポ−ズを練習してみましょう。 ●街路樹の下にはえているネムノキ→ ●ふつうは、高いところで葉をしげらせている、ネムノキ。 ――ところが、ネムノキの種(たね)が、どこからか飛んできたらしく、街路樹(がいろじゅ)の根本(ねもと)に、野草のように、たくさん、葉をひろげていました。 ●すでに夏に、咲いた花が→ピンクにまるまって、ボンボンのようになって、となりに、うすみどり色の実をつけていました。 ●ご存じのように、ネムノキ(合歓の木)は、夕方から夜になると、葉を閉じるので、「眠くなる=オネムになる=ネムノキ」と俗には、いわれています。 ●ネムノキ→ 閉じた葉。 閉じつつある葉。 ふつうの葉。 ピンクの花。 緑の果実。 ●子どもの頃は、葉にさわって、↑パタパタと閉じていくのが、面白かったのですが、「ネムノキがかわいそうなので、みんなでさわってはいけません」といわれ、つまんない思いをした記憶があります。 ●今回、出会ったネムノキは、野生化して、葉もつやつやして、丈夫(じょうぶ)そうなので、葉にさわらせてもらいました。 その葉だけが、しずかに「イヤ−ネ」という感じで…閉じていきました。 ●ネムノキは、「細かい分節化」した葉の動きが、なめらかです。 ヨガのポ−ズも、できるだけ「細かい分節化」した動きを、呼吸とともにすると、なめらかに、柔らかく、体を動かすことができます。 ●「体が、かたい」という方は、ご自分の体の「身体イメ−ジ」が、大きなブロックになったままで、「体の細かい分節化のイメ−ジ」の練習ができていないようです。 ●「パラパラ・マンガ」のコマ数が多いほど、アニメ−ション(動画)の動きが、なめらかになるように、「細かい分節化」を意識しながら体を動かすと、柔らかな動きができるようになります。 ●きょうは、寒露になって冷えから、かたくこわばりがちな、体をほぐし、柔らかな気持ちのよい体になるように、レッスンしましょう。 |
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