2002年10月13日(日)    萩の花「生(せい)の実験」   
(はぎ)の花は、小さな花がたくさん咲いて、流れるように、枝垂れているところに、「秋の風情(ふぜい)」がある……と思っていました。ところが、そのの花を、なんとか、垂直にまっすぐに、立たせようと、努力しているお庭に、出会いました……

萩の花 ハギ







  ←萩の花


 9月10日には、紅い萩をのせました。



 ←下に向かって枝垂れている、白い萩と、紅い萩



  ←3本のプラスチックの支柱で、三角錐をつくり、萩の花を円錐形にしている。


フランスのベルサイユ宮殿の庭園は、三角錐(▲)に刈りこまれた、植木が、幾何学的に、配置されていました。

スペインのアルハンブラ宮殿などのイスラム文化の、庭園では、三角錐、球形、円錐形だけでなく、星形(★)などに刈りこまれている植木もありました。星(★)に三日月が、イスラム国家の旗には多いですし……
 初版『こんにちわ私のヨガ』のカバ−裏の、わたしの写真は、スペインのアルハンブラ宮殿の庭園で、とったものです。

さて、上の「三角錐の萩の花」の庭園は、東京の仏教の「禅宗(ぜんしゅう)のお寺」です。いわゆる、禅寺(ぜんでら)です。

萩の花







 ←萩の花

 三角錐の支柱から、緑の噴水のように、流れ出している、萩の花。


 ←丸く、刈りこまれた植木。


三角錐の支柱で支えられた萩の花……を見て、何か、「矯正(きょうせい)ギブス」のような感じがしました。
 しなしな、なよなよして、しゃんとしない、姿勢の悪い参禅者(さんぜんしゃ)に、

 「ピラミッド型に、背筋(せすじ)をのばして、座りなさい」

 と、萩の花で、しめしているのかな〜と、思いましたが……真相は?

むかしから、この禅寺は、こういうしきたりなのでしょうか?
 それとも、「萩の花の枝垂れる風情」の好きな老師(ろうし)が、お庭をつくらせ、代替わり(だいがわり)した老師は、そういう女々しい(めめしい)風情は、お好みではなかったとか……?

上に垂直にのびる、「座禅」の姿のような形。
……そういう趣向(しゅこう)の萩の花は、はじめて見ましたので、おもしろかったです。

お庭も綺麗にそうじされていましたし、厳しい「道場(どうじょう)」として、きちんと、修行している禅寺のようでした。
 男性的な稟(りん)とした雰囲気が、漂っていました。


 ※→ピラミッド型に座る「座法と中心軸」は、『ヨガと冥想』 210p
 
 ※→禅、禅定(ぜんじょう)は、『ヨガと冥想』 74p 「最大のヨガ行者――シャカ



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