2002年10月26日(土)  ギンナン(銀杏) が、サクランボのように木に実っている  

イチョウ(銀杏)が、黄色に色づきはじめました。イチョウの果実のギンナン(銀杏)の実が、サクランボのように木に実っているのを、はじめて見ました。
イチョウの木にみのるギンナンの実
イチョウの木にみのる、ギンナンの実 →

ギンナンの実は、ブヨブヨした柔らかい実で、中に芯のような固い実が入っています。ふつう、八百屋さんでは、綺麗に洗った(?)、固い実を売っています。

その固い実を、金づちなどで叩いてヒビをいれてから(これが、ポイントです)、むかしなら、火鉢(ひばち)今なら、オ−ブン・ト−スタ−などで焼きます。
 ヒビをいれずにギンナンを焼いたら、地雷(じらい)のように爆発します。

イチョウの木にみのる、ギンナンの実
  ←イチョウの木にみのる、ギンナンの実

 ●固いカラに焦げ目がつくくらい焼いて、カラをむき、黄緑色の柔らかく半透明のギンナンを、塩をふって食べるのが、基本(?)です。
 茶碗蒸し、がんもどきなどに入っていたり、串焼きにしたり、それぞれおいしいです。

食べると美味しいギンナンですが、「くさい臭い」で有名です。
  ブヨブヨしたギンナンの柔らかい実は、地面に落ちて、踏まれると「悪臭」をはなちます。すごい臭いです。
 それで、柔らかい実を、拾ったひとは、土にうめて、柔らかい実をくさらせ、固い実だけになるようにするそうです。


先日の木更津の証誠寺でも、がさごそ木立の中で音がするので、タヌキかと思ったら、年配の女性ふたりが、しゃがんで移動し、ギンナンとりをなさっていました。ビニ−ル袋に黄色いブヨブヨの実がいっぱいでした。

ギンナンの柔らかい実と固い実とイチョウの葉
ギンナンの柔らかい実固い実と、イチョウの葉です。→
 まん中の丸い枝つきの実が、ギンナンの柔らかい実で、下の小さいとがった実が、その中にあった固い実です。
 左の緑の葉と右の黄色い葉は、イチョウの葉です。

東京でも、早起きの方達が、ビニ−ル袋をもって、ギンナンとりをしていましたが、場所によっては、そろそろ終わりのようです。

きのう見た「紅テントのお芝居」では、ギンナンが近くで落ちているらしく、臭っていました。下水道シ−ンがオ−プニング・シ−ンだったので似合っていたりして…
 終演後に見ると、樹齢 600年!の注連縄(しめなわ)つきの大イチョウが夜空をおおうようにそびえていました。
 そのお話は、また…

明日は、1:00からNAYヨガスク−ルの月1回の4時間の集中レッスンです。



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