2002年11月8日(金)  「もみじのプロペラ」が風にのり、紅葉がはじまる…

もみじのような、かわいい手」という表現があるように、5裂などに広がっている葉が、「もみじ」という名だと、長い間、おぼえていました。ところが、桜もみじ、柿もみじなど、美しい表現があり、「もみじ」にはたくさんの種類があることを知りました。

赤ん坊の開いた手のような「もみじ」は、「(かえで)もみじ」というそうです。
 「カエデ」…やはり、大和言葉(やもとことば)の音(おん)の響きには、「手」のイメ−ジが入っているようです夏のカエデ(楓)

」偏に「」とかいて、「=カエデ」。
 夏のカエデは、緑が綺麗です。
 太陽に透かすと、緑のカエデが透明に見え、さわやかな気分にになります。
                 ●の時季の、カエデ(楓) →

緑の葉の頃ののカエデは――明日のペ−ジでかくように、語源的に――「もみじ」とはよびません。
 けれども、幼いときは、漢字なども知りません、「青い、もみじ」とよんでいました。
                                   
カエデ(楓)のプロペラ型の種



  ←カエデ(楓)のプロペラ型の種








のはじめに、カエデは、「プロペラ」のようなをつけます。「竹とんぼ」のような形です。
 竹とんぼが、軸を回転させて、空中高く、とんでいくように、「カエデのプロペラ形の」も、風にのって遠くへとんでいきます……

動けない植物は――北風にのる渡り鳥のように――種が「風にのる」ことで、新天地をもとめるようです。たとえば、タンポポの綿毛(わたげ)のように。
 そして、新しい場所に根づき、そこに「(えん)」があれば、芽を出していきます。
 
 ※→植物と「死と再生の秘儀の象徴」の話は、『BIG ME』 213p 「自己実現


のカエデは、「もみじのプロペラ型のロケット」の発射が終わると、茶色く霜枯れ(しもがれ)ていきます。霜枯れた、カエデ(楓)

              霜枯れた、カエデ(楓) →

――これで、枯れてオシマイ? 
 と思っていると、次に紅く、紅葉がはじまっていきます…↓
 真っ赤になるのは、まだ先です。

紅葉しつつある、カエデ(楓)
 ←紅葉しつつあるカエデ(楓)もみじ


  ●今のところ、東京では、まだ、「カエデもみじ楓もみじ)」は、少ないようです。
 去年は、11月の終わり頃紅葉の真っ盛りでしたが、今年はいかがでしょうか?


 今、紅葉しているツタ(蔦)などの、木々の写真は、また明日。



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