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2002年11月17日(日)
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東京の窓べで、柿を「吊し柿」にして、 「干し柿」をつくっているのを見かけました。 きょう「東京のムササビを見た!」というテレビ・タイトルなので、 期待して見たら、 なんと、8月7日にかいた奥多摩にある神社の同じ杉の木が出てきて笑ってしまいました。 ●きょうの夕方のNHKテレビ「課外授業 ようこそ先輩」で、 医者・探検家の関野吉晴さんが、墨田区の出身校の小学6年生に、 「探検」の体験をつたえる番組がありました。 そして、実際に、小学生達が計画をたて、 東京で、ムササビを見に行くという 探検の小旅行をすることになります。 ![]() ●東京で、ムササビ…というと、 高尾山(たかおさん)かな〜と見ていると、 見たことのある奥多摩の駅や交番、 そして奥氷川(おくひかわ)神社がうつりました。 ●結局、わたし達が、夏に、 すわってムササビの出てくるの待っていた 巣穴のある同じ杉の木の前に、 小学6年生達が陣取りました。 夏とはちがうので、寒くて重装備です。 ↑●ムササビの巣穴(すあな)のある杉 ●家人と見ていて、 「あの杉の木の巣穴は、 夏には、使われていないといわれたけれど、 今は、またムササビがいるのかな。 巣穴から飛び立つのが見られるといいね。」 と話しながら、見ていました。 ……しかし、残念ながら、今回も、見られませんでした。 ●そこで、河原で野営して、 明け方に、巣穴へもどるところを観察することになり、 石ころの上に防水マットをしいて、空をみつめる…… 飛んだ…流れ星のように…小さくてよく見えないけれど… 眠っていた子もいて、残念がっていました。 ●いっしょにムササビを見に行った探検家の関野さんが、 「探検に一番大切なのは、時間。」 と話していたのが、印象的でした。 ![]() ●さて、柿の皮をむき、 「吊し柿(つるしがき)」にして、 時間がたつと水分がとんで 「干し柿(ほしがき)」になります。 「吊し柿」にして、 「干し柿」をつくっているのは ―排気ガスで悪名高い― 東京の環状8号線の近くなので、驚きました…… 洗えば、しっかり、食べられるのでしょう。 ●わたしも、以前、一度、 「吊し柿」にして、「干し柿」作りに挑戦したことがあります。 猫の毛をはじめとするほこりがいろいろとついて、 洗って食べるのには、勇気と決断が必要でした… 〜が、……食べてみると、 おいしかったです。 中身は柔らかく、しっとりして甘い… ●砂糖のない、古代には、 干し柿を細く切って、甘みにしたそうです。 今でも、干し柿を切って筒状に巻いて、 スライスして食べる、地方の名産品があります。 品のよい甘みで、好きです。 ●柿の栽培地です。 実りの秋で、10月20日頃のデジカメ写真です。↓ ![]() この柿は、このままで、十分に甘いので、 干し柿にはしないでしょう。 丸い富有柿(ふゆうがき)などは、 時間がたつと、トロトロになり、 薄い皮をやぶらないようにして、 そ〜っとスプ−ンですくって食べるとおいしいです。 4個¥100とかで、安く売っていたら、お買い得です。 ※後記: 柿の実の「青の時代」 …まだ青かった柿の写真は、10月1日のお話へ。 |
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