2002年12月18日(水) おいしく食べる「風邪の予防薬」…ミカン、橙、ユズの柑橘類と、木の上のミカンやカキを食べているメジロ、スズメ、ヒヨドリ、ムクドリ達

高い木の上に実った、色づいたミカンに、「半分、食べられたあと」が残っていました。その後、木の上の熟したカキ(柿)をついばんでいるメジロ(写真↓)を見ました。スズメ(雀)、ヒヨドリ(鵯)、ムクドリ(椋鳥)達も、ミカンカキを食べているのも見ましたし…誰もとらない果物が木の上にいっぱいの今は、東京の野鳥達にとって、ごちそう三昧の日々といえるかもしれません。   

「半分、食べられたあと」が残っている、ミカン


 ←「半分、食べられたあと」
     が残っているミカン


カキ(柿)を食べている メジロ




   カキ(柿)を食べている メジロ



ミカン蜜柑)やダイダイ(橙)、ユズ(柚)などの柑橘類(かんきつるい)が、黄色く色づいています。
 「青いミカン」は、9月30日にのせました。

      青いミカンが、黄色くなると、医者が青くなる。
 
 という「言い伝え」があります。
ダイダイ または、夏ミカン ●それは、 ミカンなど柑橘類は、風邪の予防薬として古来から伝えられ、ビタミンCが豊富だからです。
 年末の「ごちそう料理」などで、「にごった血液」をサラサラにする効果もあります。
 疲れには、酸っぱい柑橘類が、疲労素をのぞく効果があります。美肌にも効果あり。

 ●ダイダイ(橙)は、「代々(だいだい)」につながり、縁起物(えんぎもの)としても珍重されています。 
 お正月のお餅のお供え、鏡餅(かがみもち)の上には、ダイダイ(橙)などの葉つきの柑橘類を飾り、子孫繁栄や長寿を祝う習慣があるそうです。

  ダイダイ または、夏ミカン

ダイダイは、果実をとらずにそのまま木の上で冬を越させると、色づいたものが再び青くもどる、とはじめてしりました。
 そして、ダイダイは、1本の木に、新旧の「代々」のダイダイの果実をつけているのだといいます。(なぜ、とらないのか? と思っていましたが…)
 それにちなみダイダイ…と名づけられたそうです。

               代々 =  ダイダイ  =  
 
夏ミカンは、ユズとダイダイのかけ合わせの結果です。
  だから似ていて、わたしなぞ、遠見には、わかりません。

             夏ミカン  = ダイダイ +  ユズ  
       ユズ(柚)

             ●
ユズ(柚) →

12月21日の集中レッスンの日は、冬至(とうじ)。
 冬至には、ユズを入れた「ユズ湯」で、体の芯(しん)から暖まる風習も、寒い時季の「生活の知恵」でしょう。

 「冬至カボチャ」いう言葉もあり、体を暖める「の食べ物」、カボチャを今の時季、食べることも、風邪などの予防になり、元気になります。

  

●明日、木曜日は、「週1回、夜7:00からの内藤景代のクラス」です。
 
 新しい単行本は、イラストのラフがあがってきて、「チェックの鬼(笑)」と化しています。
 いい本にしたいので、ここが正念場(しょうねんば)です。


 明日から、年末の新宿の街の光あふれるイルミネ−ションを、ご覧にいれましょう。
              お楽しみに。



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