きょうは、集中レッスンで、
24節気のひとつ、冬至です。
この星・地球の上半分の北半球では、太陽の高さが一年中で一番低くなる日です。
きょうを境に「一陽来復(いちようらいふく)」で、
日中がだんだん長くなっていきます。
●冬至(とうじ)は
――古代の「魔術的な思考法」では――
「太陽(=太陽神)」のチカラが一番弱い日で、
この日を境に「太陽(=太陽神)」は、チカラを強めていきます。
いわば、「太陽神が、闇(陰)から光(陽)へ生まれ変わる日」が冬至です。
古代から、「太陽神の祭り」が伝わってきました。
●キリスト教は、この「冬至の祭り」をとりいれて、
「救い主=キリスト」の誕生日とした…といわれています。
●「新約聖書」には、イエスが12月25日に誕生したとはかいてありませんので…
救い主=メシア(旧約聖書のヘブライ語)
=クリストス(新約聖書のギリシャ語)
=クライスト(英語)
=救世主=キリスト(日本語)
クリストス(=キリスト)の祭り(マス)
=クリスマス
=×mas !
←●街のクリスマス・ツリ− →
●今の時季の冬至をふくむ「24節気」というのは、
一年間のこの星・地球の流動的で、分節できない「気」を
――分かるために、分けて――
24に等分(=節気)したものです。
ひとつの「気」 気の波長のちがいで、24等分
して、「節気」に分ける
●12月18日に「おいしく食べる風邪の予防薬…ミカン、橙、ユズの柑橘類」で、
冬至には、ユズを入れた「ユズ湯」の話をしました。
ユズ湯は、ヒビやあかぎれに効くといわれ、
血行をよくし、体の芯(しん)から暖まり、冷え性にもよく、肌もきれいになり、
風邪もひかなくなるといわれています。
●ユズを丸ごと風呂に入れたり、スライスしたものを入れても効果があるそうです。
「ミカンの皮」は、漢方では「チンピ」の原料ですし、
「ミカン風呂」も血行をよくし、冷え性などにはいいようです。
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