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2002年12月26日(木) クチナシの白い花は、丸い果実と細長い果実があり、今の時季、黄橙色の実をみのらせて、お正月の栗きんとんの色づけになります

きょうが、今年のNAYヨガスク−ルのレッスンの最後です。来年は、9日(木)より。
梅雨(つゆ)の頃に、かぐわしい香りをはなって咲く白い花クチナシが、今の時季に、木の上で黄橙色の丸い果実をみのらせています。↓

クチナシの丸い果実   
     クチナシ丸い





    クチナシ白い花


          

上のクチナシは、今年の9月中旬に咲いていた、八重(やえ)の白い花です。
  クチナシは、花びらが一重(ひとえ)や八重など種類が多くあるそうですが、東京には、八重のクチナシをよく見かけます。

クチナシの細長い果実   ←クチナシの細長い果実

  ●クチナシの実(み)」として食料品売り場で、売っていたクチナシの果実は、左の写真のように、5〜6cmの細長い実でした。
 

ドングリ夕顔の実のように、クチナシの果実にも、丸い実と細長い実があります。
 花びらが八重咲きのクチナシは、芳香が強いですが、実を結ばないそうです。

クチナシの黄橙色の果実を煮出すと黄色くなり、平安時代からから「染料」として染め物に使われ、お正月栗きんとんの色づけなど食べ物にも利用されてきました。

クチナシの果実を干したものは、山梔子(さんしし)とよばれる漢方薬の原料です。ほかの生薬と調合すると、炎症血止め熱冷ましなどに効果があるそうです。
 そのほかに、気分の高まりをおさめる鎮静効果もあり、目や鼻、耳などの炎症化膿(かのう)にも効き、肝臓などによる黄疸症状にも効き目があるそうです。

クチナシ(口無し)という名前は、上の写真のように、丸い実も細長い実も、熟しても口が開いたように割れないから…という説があります。
 「口を割らない」からクチナシ…。

囲碁の碁盤(ごばん)の4つのは、「勝負への口だし=差し出口(さしでぐち)」をいさめるように、クチナシ(口無し)の実をかたどっているそうです。
 それでも後から勝負を見ていて、何かと口をはさむ人は、首を切られることもあったそうで、その首を置くように、碁盤の下は、「首置きの丸いくぼみ」がくりぬいてある…と碁の本因坊(ほんいんぼう)にきいたことがあります…。

クチナシは、中国では、香りの高い7つの花、「七香」のひとつに数えられているそうです。ほかはユリ(百合)、キク(菊)スイセン(水仙)などです。
 日本では、 「夏の香り」はクチナシ、「の香り」がキンモクセイ(金木犀)で、「春の香り」は、ジンチョウゲ(沈丁花)・・・というくくり方もあるようです。

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