NAYヨガスク−ルの「冬休みは、明日の12月27日(金)〜1月8日(水)」です。 ★ただし…年末・年始のネットのNAYヨガスク−ルは無休です。 通販 ・ 集中レッスン ・ 新入会の申込みは受付ています。 e-mail e@nay.jp 専用FAX: 03−5934−6723(24時間受付) |
2002年12月26日(木) クチナシの白い花は、丸い果実と細長い果実があり、今の時季、黄橙色の実をみのらせて、お正月の栗きんとんの色づけになります
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きょうが、今年のNAYヨガスク−ルのレッスンの最後です。来年は、9日(木)より。 梅雨(つゆ)の頃に、かぐわしい香りをはなって咲く白い花、クチナシが、今の時季に、木の上で黄橙色の丸い果実をみのらせています。↓ ●クチナシの丸い果実 → ●クチナシの白い花↓ ●上のクチナシは、今年の9月中旬に咲いていた、八重(やえ)の白い花です。 クチナシは、花びらが一重(ひとえ)や八重など種類が多くあるそうですが、東京には、八重のクチナシをよく見かけます。 ←●クチナシの細長い果実 ●「クチナシの実(み)」として食料品売り場で、売っていたクチナシの果実は、左の写真のように、5〜6cmの細長い実でした。 ●ドングリや夕顔の実のように、クチナシの果実にも、丸い実と細長い実があります。 花びらが八重咲きのクチナシは、芳香が強いですが、実を結ばないそうです。 ●クチナシの黄橙色の果実を煮出すと黄色くなり、平安時代からから「染料」として染め物に使われ、お正月の栗きんとんの色づけなど食べ物にも利用されてきました。 ●クチナシの果実を干したものは、山梔子(さんしし)とよばれる漢方薬の原料です。ほかの生薬と調合すると、炎症や血止め、熱冷ましなどに効果があるそうです。 そのほかに、気分の高まりをおさめる鎮静効果もあり、目や鼻、耳などの炎症や化膿(かのう)にも効き、肝臓などによる黄疸症状にも効き目があるそうです。 ●クチナシ(口無し)という名前は、上の写真のように、丸い実も細長い実も、熟しても口が開いたように割れないから…という説があります。 「口を割らない」からクチナシ…。 ●囲碁の碁盤(ごばん)の4つの足は、「勝負への口だし=差し出口(さしでぐち)」をいさめるように、クチナシ(口無し)の実をかたどっているそうです。 それでも後から勝負を見ていて、何かと口をはさむ人は、首を切られることもあったそうで、その首を置くように、碁盤の下は、「首置きの丸いくぼみ」がくりぬいてある…と碁の本因坊(ほんいんぼう)にきいたことがあります…。 ●クチナシは、中国では、香りの高い7つの花、「七香」のひとつに数えられているそうです。ほかはユリ(百合)、キク(菊)、スイセン(水仙)などです。 日本では、 「夏の香り」はクチナシ、「秋の香り」がキンモクセイ(金木犀)で、「春の香り」は、ジンチョウゲ(沈丁花)・・・というくくり方もあるようです。 |
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