2003年1月19日(日)  暗黒の宇宙に太陽が輝き、夜が明け、虹が天地を結ぶ。野生の翼をもつトンビと地上の人間の友好関係は終わってしまったのか…

NAYヨガスク−ルのトップペ−ジの壁紙を、星空の宇宙から、「青空と雲そして」に変更しました。太平洋と富士山を見てきたら、気宇壮大になり、「暗い夜が明けて…広がる青空」のすっきりしたイメ−ジにしたくなりましたので。


      海の上を旋回するトンビ :江ノ島

                 海の上を旋回するトンビ

江ノ島の山を登り、稚児ヶ淵の上を下り、「龍の洞窟」の↓洞穴(ほらあな)近くは、太平洋に面した岩場の棚になっています。
  波が洗う棚で、釣り人やわたし達のような観光客、そして、イソヒヨドリ磯鵯)やチドリ千鳥)、夏なら野良猫などが、それぞれの目的で、ゆったりと気ままに時をすごしていて、わたしの好きなスポットのひとつです。

江ノ島の「龍の洞窟」をかいた、浮世絵





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龍の洞窟の上の空中高くには、トンビトビ=鳶)が大きな翼を広げて風にのり、何匹も、ゆっくりと旋回しています↑。
 
電柱の上のトンビ :江ノ島
写真は、島の上の弁天堂の近くの電柱にとまっていたトンビ。猛禽類なので、目の鋭さがちがいます。
 けれども、トンビは、慣れると可愛い鳥です。
 以前、餌づけしている老人の方がいて、江ノ島の灯台近くでたくさんのトンビが寄ってくる光景を見たことがあります。

                              電柱の上のトンビ →

以前、食事をした、海の見えるお店では、ガラス窓の向こうでトンビがわたし達をジッと見ながら、木の枝の上で待っていて、食べ終わった「アジの叩き」の骨を、窓から放ると、みごとにくわえて飛び去りました。
 しかし、アジの骨をキャッチしたのは、木の上で待っていたトンビではなくて、どこかに隠れていた別のトンビ。それが、かっさらっていきました…可哀相…人間界みたい…

今回も、同じ店へいったところ、「トンビの餌づけ」は、条例で禁止になったそうで、窓から見える枝もずいぶん切られていました。
 なぜか? というと、ひとに慣れたトンビが、「人間は、みな同じ」とばかりに、だれでもエサをくれると思い、くれないと攻撃するようになってしまったそうです。

そういえば、「湘南(しょうなん)海岸で、ハンバ−ガ−を食べていたら、空からトンビが急降下してきて、ハンバ−ガ−をかっさらっていった…大きな翼の猛禽類なので、怖かった……」と話していた人がいました。「トビに注意!」の立て看板 :江ノ島

せっかく、野鳥と仲良くできるようになったのに、残念な気もしますが…
 帰りに見ると、江ノ島の入口に、「トンビ(トビ)に注意!」の立て札がありました。 →


       「トビに注意!」の立て看板 →





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