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2003年2月17日(月) 「勇気ある撤退 も、選択肢のひとつ」 宇宙的な日月星辰と連動している自然の時間は、近代の時間のように「どの時間も同じ」ではない
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□ヤントラ 金剛 〜〜ヤントラ 波マ−ク /□=きっちりした計画 〜〜 =流動的な判断 |
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●満月で大潮
→四国の鳴門の渦潮は、「すり鉢のような円錐形のみごとな渦」をつくっていることでしょう。渦に吸いこまれたら、大阪湾まで流される。
●宇宙的な日月星辰と連動している自然の時間は、近代の時間のように「どの時間も同じ」ではない
●「勇気ある撤退 も、選択肢のひとつ」 |
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きょうは、満月。full moon. 大潮です。
四国の鳴門の渦潮は、「すり鉢のような円錐形のみごとな渦」をつくっていることでしょう。
見るだけならいいですが、
渦に吸いこまれたら、大阪湾まで流されてしまうそうです。
●↑鳴門の渦潮 四国
●以前、四国の徳島県を旅行して、阿波の鳴門の渦潮(あわのなるとのうずしお)を、見る「観潮船」にのったことがあります。
観光地によくある中型の2層の遊覧船でしたが、渦潮の近くにいくと、船ごと傾いて、渦巻きに引きこまれそうになりました…。
●むかしの、櫓(ろ)でこぐ舟だったら、渦の近くへよったら、水流に巻きこまれて下へ引きずりこまれてしまうでしょう。
実際に、そういう事故が、よくあった難所(なんしょ)として有名です。
●甲板で水しぶきをあびながら、生き物のようないくつもの渦巻きを見ていると、こわかったです。
エドガ−・アラン・ポ−の「渦巻きから生還して、一夜で白髪になったた男」の話を思い出しりして…
●日本画家の奥村土牛(とぎゅう)さんは、奥さんに帯をつかんでもらって、渦をのぞきこみながら、引きずりこまれないようにして、必死にスケッチしたそうです。
むかしの汽船は、渦のそばまでいくと、写生はおろか、
立っていることもむずかしいほど、ゆれにゆれたそうです。
その体験からかいた『鳴門』という作品(128.5×160.5cm: 1959年=昭和34年)は、吸いこまれるような迫力があります。
彼の最高傑作のひとつともいわれます。
●デジタル時計は、数字をキカイ的にきざんでいきます。
どの時間も【同じ】。
それが、「近代の時間の感覚」です。
けれども、日月星辰(にちげつせいしん)と連動している宇宙的なリズムで動く、自然の時間は、「どの時間も同じ」ではありません。
●いくら「わたしの予定、スケジュ−ルは、こう決まっている」
と主張しても、
満月の大潮に、小さな舟を出したら、生きて帰れません。danger !
「勇気ある撤退(てったい)」は、
戦時中の「雪の八甲田山(はっこうださん)」↓の例だけでなく、
歴史の トライ&エラ−&フィ−ドバック から、
わたし達が学んだ方が賢くなる「選択肢のひとつ」でしょう。
※→「なぜ、トライ&エラ−が必要なのか?」
『聖なるチカラと形・ヤントラ』 202p
●今年のお正月に、高尾山へのぼったとき、
雪の残ったアイスバ−ンのようなすべる山道で、
「勇気ある撤退も、選択肢のひとつだよ」
と、すべって悲鳴をあげている女性にアドバイスしている
男性の声がきこえて、失礼ながら笑ってしまいましたが…
男性は多数の死者をだした戦争の指揮の失敗例である、
高倉 建さん主演で映画にもなった
「八甲田山 死の彷徨(ほうこう)」
をイメ−ジしていたのかもしれません。
一方、女性は、黙って、雄々しく(?)、頂上をめざしていました……
★今、砂漠に並んだアメリカ兵達には、
「勇気ある撤退も、選択肢のひとつだよ」
という指揮官はいるのでしょうか?
「男をあげる、チャンス」です。
そういう「勇気」なら、
全世界で、ほめまくってあげましょう。 V (^-^) V
●ヤントラ 金剛 ●ヤントラ 波マ−ク 横
=きっちりした計画 =流動的な判断
=スケジュ−ル =臨機応変な対応
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内藤景代とNAYヨガスクール ヨガと瞑想のご紹介 |
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