2003年2月23日(日)
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中国で「花」といえば、ウメ(梅)のこと。 日本で「花」とだけいえば、2月8日の冬桜などのサクラ(桜)。 一方、バラ(薔薇)は、西洋的な花の代表イメ−ジです。 ところが、植物学では、ウメもサクラも、同じ「バラ科」にくくられ、バラの花の一族とされているそうです。ウメ科やサクラ科は、なし…と、はじめて知りました。 ●2月4日、20日、22日と、「紅梅」をのせましたが、少しずつ色が違います。 紅い梅といっても、白に近いうすいピンクから濃い紅までいろいろな波長のちがいの紅梅があり、目を楽しませてくれます。 ●真紅に近い、紅梅 ↑ ●きょうお見せする紅梅↓は、真紅(スカ−レット)にちかい、鮮やかな紅でした。 この紅い梅を見ると、バラ族(?)といわれても、納得できるような気がします。 親戚(?)の「赤いバラ」に似たイメ−ジで、華やかです。 ●逆に、去年の12月17日にのせた冬に咲くバラは、シンプルで梅に似ています… 面白いです。 ●谷崎潤一郎の本で「紅い花」といっても、 ひとそれぞれにイメ−ジがちがう…という話がありました。 梅を見ると、とくにそう感じます。 『紅い花』という、つげ義春のマンガもありました。 ※後記:紅い梅…といえば、「紅天女(くれないてんにょ)」の役をめぐる長編マンガ『ガラスの仮面』(美内すずえ)を思いだします。いまだに現在進行形のようです。 ●『冥想 こころを旅する本 マインド・トリップ』では、 「赤いバラの花」のイメ−ジで冥想する練習をいれました。(142p) 新版の『冥想 こころを旅する本 マインド・トリップ』では、 表紙のカバ−のイラストに、赤いバラの花が、太陽とダブルイメ−ジで、 シュ−ルにかかれています。 「赤いバラ」は、西洋にとっては、赤い蓮華(去年の7月30日の古代蓮)と似たシンボルです。
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