2003年2月25日(火) つぼみの沈丁花が一輪だけ開花。沈香、伽羅の香り

香りの強い、沈丁花(ジンチョウゲ)白く固いつぼみが、紅く色づいてきました。寄りあつまったつぼみの中で、一輪だけ、小さな花が開花していました。内側は白色外側は紅色。一輪でも匂い立っています。陽あたりのよいところでは、少しずつ咲きはじめていくでしょうが、全部が開くには、1ヶ月以上かかるでしょう。

開花したジンチョウゲ(沈丁花)
  ←開花したジンチョウゲ(沈丁花)
     中が白で、外が紅い花。

         ジンチョウゲ(沈丁花) 白いつぼみ、紅く色づいたつぼみ、開花した花






 ジンチョウゲ(沈丁花)
  白いつぼみ(右下)、紅く色づいたつぼみ(右上)、開花した花(左)。
 



沈丁花は、雌雄があり、中国原産で、室町時代に、日本にもってこられたそうです。
株が多くて、果実はつけないので、挿し木でふやすといいます。

沈香(じんこう)」というお香があります。
 「木」の略で、ジンチョウゲ科の、天然の香木(こうぼく)からとったお香だそうです。 この沈丁花の親戚(?)でしょう。

アジアの熱帯地方にある(ジンチョウゲ科の香木の)古木を土に埋めてつくったお香の優良品が、伽羅(きゃら)というお香。いい香りで、気持ちが落ちつきます。

京都や金沢のお寺や商店、飲食店のトイレなどに、さり気なく伽羅の香りをたいてあったりすると、奥ゆかしさを感じます。贅沢(ぜいたく)…

和歌をそえた手紙に、お香をたきしめてメッセ−ジを送ったり、衣服にお香をたきしめた平安貴族達は、「アロマテラピ−(芳香療法)による癒し」の先駆者かもしれません。
 
  家庭でできるビュ−ティ「ヨガ」レッスン』  内藤景代
        2月28日発売           PHP研究所・刊   ¥1300

 

「あなたの心に残る一節」を「内藤景代の本」からの言葉』という新しく開いたホ−ムペ−ジに、、お送りください。あなたのご参加を、お待ちしています。合掌
  アドレスは、http://bigme.fc2web.com/  メ−ルは、このサイトと同じです。 e@bigme.jp

←★前へ 更新記録 次へ★→

直線上に配置
トップページへもどる