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2003年3月2日(日) 「春は黄金花、秋は珊瑚」に見立てられるサンシュ(山茱萸)が咲いています。アメリカからの「桜の花へ返礼」だったハナミズキの親戚です |
サンシュ(山茱萸)は、サンシュユ(山茱萸)ともいいます。別名は、ハルコガネバナ、アキサンゴ。サンショ(山椒 さんしょ)は、また、別の花。切り山椒(きりざんしょ) | |
黄色い5mmほどの小さな花が集まってひとつの花のようにみえる花、サンシュ。 春の今、サンシュの木に黄色い花が咲いて、やっと「去年の秋から冬への疑問」がとけました。秋に赤い実をつけ、冬の雪の中で、葉を落としても、赤い実だけをつけていた木は、「何の木だろう?」と思っていたからです。![]() ←●春 サンシュの木 黄金色の花 ●秋 サンシュの木 珊瑚(サンゴ)のような赤い実↓ ![]() ●冬 サンシュの木 雪景色の中のサンシュの赤い実↓ ![]() ●サンシュの別名は、ハルコガネバナ、アキサンゴ。 写真のように、まさにその通りです。 ●春は黄金花(コガネバナ)で、黄色い黄金のような花↑がたくさん咲きます。 そして、秋は、珊瑚(サンゴ)のようなまっ赤な実がたくさん実ります↑。 ●春の花、秋の実、そして、花も実もない葉だけの夏の木、何もない冬の枯れ枝など、春夏秋冬の姿を知らないと、その「木の全体像」は、わかりません…。 もっと、広げると、「その木の未来像(ヴィジョン)」は、ドングリなど種を含んだ果実の頃には、シロウトにはわかりませんし… ●1月4日のヒヤシンスの芽から、1月16日そして1月26日、27日の「パ−ルピンクのヒヤシンス開花の連続」は、想像できませんでした。 1月15日にお話した「死と再生のイニシエイション」の象徴である植物を見ると、「ひとの人生の時季と似ているなぁ〜」と思います。 ●サンシュはミズキ科で、春に白い花を咲かせ、赤い実をつけるハナミズキの親戚(?)です。サンシュの赤い実に似た ハナミズキの赤い実は、去年の10月11日に、次のようにかいて、写真をお見せしました。 「2002年10月11日(金) 春咲く白い花、ハナミズキは、アメリカのワシントンDCのポトマック河畔の桜並木の返礼として日本へ贈られ、秋に赤い実をつけています」 ●むかしのアメリカは、「花の架け橋」で、世界を結んだりして、優雅なところもあったのですが…。 今年の春も、日本の桜がアメリカの中枢、ワシントンDCで「平和の象徴」として咲き、「花を愛する、風流な心」を感じてくれるといいですね。 そして「ラブ&ピ−ス」の心をとりもどしてほしいものです。 (^-^)V ♪ 花はどこへ行ったの? ♪♪ ●サンシュ(山茱萸)は、漢方の生薬(しょうやく)の材料になります。滋養・強壮・強精・収れん・止血などに効果があるといわれます。八味地黄丸(はちみじおうがん)などに処方されています。 サンシュの赤い実をホワイトリカー(焼酎)につけて、健康酒としても飲むそうです。滋養強壮や疲労回復などに効くといわれています。 ★後記;サンシュ(山茱萸)は、サンシュユ(山茱萸)ともいいます。 ● ♪ 庭のサンシュの木 鳴る鈴かけて 鈴の鳴るときゃ 出ておじゃれよ ♪♪ という「稗つき節(ひえつきぶし)」(九州の宮崎県の民謡)が聞こえてきます… が、あれは「ミカン科のサンショウ(山椒 サンショ)」を「サンシュの木」と呼んでいるのではないか…といわれています。 九州地方では、サンショウを「サンショ」とか「サンシュ」というが多いそうです。 ●東京でも、サンショウ(山椒)は、「サンショ」といい、ウナギや焼き鳥などにサンショの粉をかけます。 「サンショ(山椒)は、小粒(こつぶ)で、ぴりりとからい」 「切り山椒(きりざんしょ)」は、11月のお酉様(酉の市)の名物のお菓子です。 |
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