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2003年3月19日(水) ☆泥水の中からすっくと茎と葉を伸ばし、 2000年前の「ハス(蓮)の種」から、 今、大きな花弁の花を開く、 古代ハス(蓮)の花。 |
インドとスリランカの「国花」は、ハス(蓮)の花で、 エジプトの「国花」は、スイレン(睡蓮)だそうです。 インドのハス(蓮)の花も、 エジプトのスイレン(睡蓮)も、どちらも「ロ−タス」とよんで、 「失われたム−大陸」のシンボルだった …という物語を、むかし読んだことがあります。 ロ−タスの伝説… ![]() ●コダイ ハス(古代 蓮) ●レンコン(蓮根)をとる 「ハス田(蓮田 はすだ)」の 泥水(どろみず)の中から、 すっくと茎と葉を伸ばし、30cmくらいの大きな花弁の花を開く、 ハス(蓮)の花。 なぜ、ハス(蓮)の花が、 「蓮華(れんげ)」とよばれ、 インドに生まれた仏教では、大事にされてきたのか? ※→インド生まれで、中国を経由し、日本に伝来した仏教とヨガの関係は: 『ヨガと冥想』 p 14 「インド発、中国経由、日本着」 ●それは、「見立てや、寓意(ぐうい)、象徴(シンボル)」という 「こころのイメ−ジの世界」で 「感じる感性(センス)」を大切にしてきたからです。 ハス(蓮)の花で、 仏教の求める「こころの状態」(=境地 きょうち)を 感じてほしいからでしょう。 ●泥水は、「汚いこと」の横行(おうこう)する、 汚濁の俗世(おだくのぞくせ)に見立てられます。 そのまっただ中でも、 綺麗な花を咲かせるハス(蓮)の花は、 ドロの中でもドロに染みない、 「綺麗」な、「こころの境地」の象徴(シンボル)です。 どんな状況でも「慈愛(じあい)と平安」にみちた「こころの境地」は、 今、求められている「愛と平和(ラブ&ピ−ス)」にみちた 「こころの状態」(=境地 きょうち)と同じでしょう。 ※→「ドロの中に咲く蓮の花、ゴ−ルデン・フラワ−」の話は: 『冥想 こころを旅する本 マインド・トリップ』 p 95 10分間冥想法 「イメ−ジ―― 色彩ゆたかな世界」 ●きのう、お約束したように、 古代蓮の里(こだいはすのさと)の、 ハス(蓮)の花、蓮華(れんげ)をお見せします。 無料で見られる、広大なハス(蓮)池に 各国の古代蓮が咲いています。埼玉県。 春の今は、まだ、泥水だけで、 水の下にレンコン(蓮根)が見えるくらいでしょう。 今年の夏、7月〜8月は、また、 極楽浄土(ごくらくじょうど)のような、 「ハス(蓮)の池」になるでしょう。 ●2000年前の「ハス(蓮)の種」。 その固い種を、現代に、開花させた、大賀(おおが)さん。 大賀博士(はかせ)にちなみ 「大賀蓮(おおがはす)」と名づけられた、 30cmくらいの大きな「古代蓮(こだいはす)」も咲いていました。 ※→大賀蓮の話は、『BIG ME』 p 213 「緑の魔術師たち」 ●行田市も、再開発で発掘された 古代の「ハス(蓮)の種」を開花させ、 「行田蓮(ぎょうだはす)」と名づけて、 広い公園のいくつもの池に、たくさん咲かせていました。 ●「ハス(蓮)の花のポ−ズ」は、「蓮華座(れんげざ)」とか 「パドマ・アサナ」とよばれる 冥想(瞑想)のための座法(アサナ=ヨガのポ−ズ)です。 禅などの仏教では、「結跏趺坐(けっかふざ)」といいます。 NAYヨガスク−ルのシンボルマ−クの 「冥想する女性」の足の組み方が、 「ハス(蓮)の花のポ−ズ=蓮華座=パドマ・アサナ=結跏趺坐」です。 ●「ハス(蓮)の花のポ−ズ」として、練習し、 足首、ひざ、腰が柔軟になってくると、 蓮華座=パドマ・アサナ=結跏趺坐は、 安定した座り方なので、気持ちも落ちついてきます。 一般に、欧米人など、腰高(こしだか)な人は、 きつくてできにくようです。 その場合は、足を組まない「安座(あんざ)」を、 わたしはすすめています。 ※→ 「安座」は、『家庭でできるビュ−ティ「ヨガ」レッスン』 p120 ※→安座、蓮華座=結跏趺坐は、『ヨガと冥想』 212p DVD 『ヨガと冥想(瞑想)』 こちらへ●→内藤景代・出演 |
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