2003年3月28日(金) ● 銀色のつぼみだった白いコブシが満開。 ●白い花に白いサギ(鷺)。 ●開いたコブシ(拳)の向こうに、白鷺が3羽、 水辺でくつろいでいました |
冬の長い間、ネコヤナギ(猫柳)を大きくしたような、 ビロ−ド状の銀色のつぼみだったコブシ。 3月14日には、コブシ(拳)の花の白いつぼみをお見せしました。 固く握ったコブシ(拳)を開くように、 「戦争を回避する願い」をこめた寓意(ぐうい)のイメ−ジを重ねて …そして、今、「花のコブシ(拳)」は、 5〜10cmくらいの白い花を、満開のサクラのように開いています。 ● 白い6枚の花びらのコブシ(拳)が、「レ−ス編みのモチ−フつなぎ」のカ−テンのようになって、池の真ん中の築山(つきやま)が見えました。 ……その緑の草のあたりにも、大きな白いものが、3つ………見えます。 ●なんと! 白いコブシ(拳)の向こうに白いサギ(白鷺 しらさぎ)が3羽、くつろいでいました。 平和で、静かな、夢幻的な光景です。 善福寺(ぜんぷくじ)公園の散歩の途中で、こんな「花と鳥」の、とりあわせに偶然、出会えて、「仕合わせ」を感じました。 ●一方で、砂漠では、戦争の泥沼化や長期化が予想され、「ヒトのコブシ(拳)」は、ますます固く握りしめられているようです。 兵力という名の「人のいのち」は、どのくらい、赤い血を流しながら、散るのでしょう… ●コブシと同じような白いモクレン(木蓮)、ハクモクレン(白木蓮)も、今、満開です。 ちがいは、花の大きさと、「花の下に小形の葉が一枚つくことで区別」するそうです。 ●コブシ(拳)とハクモクレン(白木蓮)のちがいの葉 ●ハクモクレンは、花が15〜20cmで、葉は見えません。 コブシは、花が5〜10cmで、 黄緑の2 〜3cmの葉を、写真のように、花の下につけます。 ハクモクレン(白木蓮)や、紫のモクレン(木蓮)は、また明日、お見せしましょう。 お楽しみに。 |
←★前へ | 全バックナンバ− | 次へ★→ |