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2003年3月31日(月) ☆天界の仙女、西王母は、霊力(スピリチュアル・パワ−)を高めるために 桃園をもっていた。 ☆そのモモ(桃)の果実を盗んだサルが孫悟空… |
サクラ(桜)の話題がさかんな3月の終わりの今、 やっと、濃いピンクのモモ(桃)の花が、満開になりました。 3月3日の「桃の節句」には、 戸外ではえているモモ(桃)の花は、間に合わず、 「ハウス物」で育てたモモ(桃)の花を、 ひな人形のそばに飾るのが当たりまえのようになっています。 カレンダ−(太陽暦)と、暦(こよみ)の節句と、自然がずれているわけです。 むかしは、「自然の変化」を知り生活にとりこむために暦をつくっていた、 という「農作業用の暦」の面がつよかったらしいです。 ●桃園(ももぞの)を都内で見つけました。 枝にびっしりと2〜3cmほどの濃い桃色(まさに!)の花が咲き、 黄緑のとがった葉がちらほら見えます。20本以上でしょう。 ![]() ●モモ(桃)の花↑ ●モモの花園。 桃園↓ ![]() ●満開のモモ(桃)の花の集団を見ていると、元気になってきます。 とても生命力の強い花のようです。 ●モモ(桃)の花園では、この花を切って、モモ(桃)の果実をそだてるらしいです。 綺麗な花がもったいないようですが、 「大きなモモ(桃)の実(み)」をつくるには、 この花全部に実をつけさすわけにはいかないのでしょう。 その分、モモ(桃)の果実には「霊力(スピリチュアル・パワ−)」がある 、とむかしからいわれているようです。 ●たとえば、中国の『西遊記(さいゆうき)』の話では、 サルの孫悟空(そんごくう)が、天界の桃園で、仙女の西王母(せんにょ の さいおうぼ)専用の食べ物であるモモ(桃)の実を食べてしまい、霊力を身につけて暴れ、手に負えなくなった…というのが、物語の発端になっています。 ●それで罰として石に閉じこめられ、次にインド(天竺)へ三蔵法師(玄奘)が経典(ス−トラ)をとりにいくお供になる…「妖怪退治」をしながら… 実在の玄奘(げんじょう)が、インドへ行って帰って来て、訳しなおした経典のひとつが、「般若心経(はんにゃしんきょう)」です。 ※→『西遊記』と孫悟空の話は: 『BIG ME』 p139 「人間の4タイプ(ユング心理学による)」 ※→「般若心経」の話は: 『こんにちわ私のヨガ』 「ビ−トルズのレット・イット・ビ−と般若心経」 p 220 「般若心経の全文・意訳」 p 222 |
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