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2003年4月1日(火) 糸桜ともいわれる枝垂れ桜の、エドヒガン。淡い桜色で、黄緑の葉とともに風にゆれています | |
東京のサクラ(桜)、ソメイヨシノは、だいぶ咲いたようです。ほかにも、いろいろなサクラが咲いています。濃いピンクの緋桜(ヒザクラ)から、白にちかいコメザクラまで、「桜色のグラデ−ション」も多彩で繊細です。 ●これは、枝垂れ桜(シダレザクラ)で、別名を「糸桜(イトザクラ)」。↓ エドヒガン(江戸彼岸)といわれる、お彼岸の頃に咲く、たおやかなサクラです。 淡い桜色(さくらいろ)で、黄緑の葉とともに風にゆれている風情(ふぜい)は、桃割れのなどの日本髪にさす、かんざし(簪)にも似ています。 ![]() ●同じ枝垂れ桜でも、京都の平安神宮のサクラは、「燃え立つ花の噴水」のようで、絢爛(けんらん)豪華でした。 東京生まれの谷崎潤一郎の本で絶賛されていたので、何度か、見にいきました。 濃い桜色で、祇園の舞妓(ぎおんのまいこ)さんたちの世界や宝塚(たからづか)の世界を連想しました。 嵐のときは、真っ先に駆けつけ、男達が、いのちがけで、この花を守ってきたとか… ●ご存知のように、ソメイヨシノは、東京の染井(そめい)で、江戸時代後期につくられたサクラです。 自分の小学校の校庭や、上野公園はじめ、東京にはソメイヨシノが多いので、幼い頃は「これ(ソメイヨシノ)が、サクラの花だ」と思っていました。 ●ところが、サクラの種類は、400種もあるそうです。 花びらの枚数や、つきかたや、枝ぶり、色などがみなちがいます。日本中で、いろいろ育てられてきたようです。 ● 日本の国の花は、サクラ。 「♪貴様とオレとは、同期の桜♪」 と歌われ、兵学校に咲いていたのは、ソメイヨシノ。 一度に咲いて、一度に散る…それが、ソメイヨシノの特徴だとか。 ●南北に長く、東西にまがって広がる、日本列島では、「それぞれの地方でイメ−ジするサクラの花が、ちがう」のが、「自然な風情」なように思います。 日本からプレゼントした、アメリカのワシントンDCの、ポトマック河のサクラ、ソメイヨシノは、そろそろ咲いたのでしょうか。 |
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更新:2003年3月5日 ●「あなたの心に残る一節」を『「内藤景代の本」からの言葉』という新しく開いたホ−ムペ−ジに、お送りください。あなたのご参加を、お待ちしています。合掌 アドレスは、http://bigme.fc2web.com/ メ−ルは、このサイトと同じです。 e@bigme.jp |
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