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2003年4月10日(木) ◎『菊と刀』→アメリカ軍による「日本占領」のために「日本人を分析した本」 ▲「精神年齢が12歳の日本人、という意味」アメリカ占領軍のマッカ−サ−元帥 ☆菊が栄えて、枯れた葵の霊廟、上野・東照宮。 ★「菊」は、天皇家の紋章〔エンブレム〕 ☆桜吹雪の中、神田囃子に踊る金の獅子舞。 ☆浅草、隅田川の夜桜と屋形船 ★「戦後の日本とアメリカの関係」のダブル・イメ−ジ 2015年9月19日 ※追記 |
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※追記:15.9.21 上弦 ![]() ▲「精神年齢が12歳の日本人」アメリカ占領軍のマッカ−サ−元帥 ◎『菊と刀』→→アメリカ軍による「日本占領」のために「日本人を 分析した本」 ★「戦後の日本とアメリカの関係」のダブル・イメ−ジ 2015年9月19日 ※追記 ★「菊」は、天皇家の紋章〔エンブレム〕 ☆菊が栄えて、枯れた葵の霊廟、上野・東照宮 ☆桜吹雪の中、神田囃子に踊る金の獅子舞 ☆浅草、隅田川の夜桜と屋形船 |
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きょうは、上弦。![]() イラクの首都・バグダッドは陥落。アメリカ軍の占拠… ●1945年の敗戦国、「日本を占領した形」を見本(モデル)として、 アメリカは、フセイン体制後のイラクを占領する、と未来像を発表していました。 わたしが生まれる前の年からはじまった「日本占領」。 闇の中の記憶。 深い潜在意識にきざみこまれている体験が、 意識化されていくのかもしれない… それが、これからはじまりつつあるのか? と「戦後(?)のイラクとアメリカの関係」を 「戦後の日本とアメリカの関係」のダブル・イメ−ジで見ている、わたしがいます。 ●『菊と刀(きくとかたな)』(ル−ス・ベネディクト)は、 日本へ来たことのない女性学者が、 アメリカ軍による「日本占領」のために「日本人を分析した本」です。 戦後、翻訳が日本でベストセラ−になりました。 「自分を外から見る目」を、 みせつけられた日本人は、 当たっていることも多いだけに、 ショックも大きかったようです。 ●個人だけでなく、 民族もまた、 「(無自覚な)自分の行為や心情のパタ−ンを、 別の視点で、外から見る目」 は、 「自己中心(ジコチュウ)」的になりやすい、 わたし達・人間にとって、 「痛い体験」です。 天皇中心の「神国(しんこく)日本」に疑いをもたなかった、 敗戦時の日本人は、マッカ−サ−元帥(げんすい)に、 「日本人の精神年齢は、12歳」といわれました。 ※→「精神年齢が12歳の日本人、という意味」は: 『わたし探し・精神世界入門』 p112 ![]() ●マッカ−サ−元帥は、占領軍の司令部の長です。 今、すでに、彼に対応するイラク占領軍の司令官が決まっているようですが、 『菊と刀』ではなく、 「イスラムの聖典 コ−ラン」が中心のアラブで、 「日本式の占領パタ−ン」が通用するのでしょうか。 どこが同じで、どこがちがうのか? お手並み 拝見です。 ●『菊と刀』は、 日本人の2つの象徴(シンボル)により、 日本人の「心情の二重性」を分析しています。 「菊」は、天皇家の紋章〔エンブレム〕です。こちらへ 「花」を愛する「平和」的な日本人の象徴(シンボル)でもあります。 「刀」は、サムライ、武士、戦い、殺戮…の象徴(シンボル)。 300年、武士をたばねていたのが、徳川の将軍家で、その紋章が「葵(アオイ)」。 人気長寿テレビ時代劇の『水戸黄門』のラストに出てきて、 みながひれ伏す「葵のご紋」です。 ![]() ↑●アオイ(葵)の徳川家の紋章 ※→『水戸黄門』の「葵のご紋」の印籠(いんろう)が象徴する「階層構造」については: 『聖なるチカラと形・ヤントラ』 p74 「なぜ、民主主義ができたのか?」 ●さて、上野・東照宮は、 「葵のご紋」がついた灯籠が立ち並ぶ、徳川の将軍家の霊廟(れいびょう)です。 「無血開城」して、官軍の擁立する京都の天皇(菊の紋章)に、 江戸城(現・皇居)をゆずった 「最後の将軍、徳川慶喜(葵のご紋)」などの霊をまつっています。 『菊と刀』のように、 2つの象徴(シンボル)をつかっていうと、以下になります。 「菊が栄えて、枯れた葵をまつった霊廟。 それが、上野の お山の東照宮」 ●きのうの続きに、話がつながります。 東照宮、境内の五重塔の下では、 桜吹雪(サクラふぶき)の中、 陽気な神田囃子(かんだばやし)がきこえてきます。 神田は、約1000年前、 天皇家に反逆した 関東の平将門(たいらのまさかど)をまつった 「神田明神(かんだみょうじん)」があるところです。 去年の7月10日には、むかしながらの納豆(なっとう)を売っている 神田明神の境内の店についてかきました。 ●さて 満開のサクラに囲まれた、お神楽(かぐら)の舞台では、 松の緑の引き幕の前で、 黄金の獅子頭(ししがしら)の獅子舞(ししまい)が、 緑の布を身にまとい、神田囃子の早いテンポで舞い遊んでいます。↓ ![]() ↑●黄金の獅子頭の獅子舞とサクラ(桜) ●「背中立ちのポ−ズ」で、両足を空中へあげたりして、 軽快に動きまわり、静かに子守歌でまどろんだり、 ご祝儀袋を口にくわて食べてしまったり…と 観客の目をとらえていた金の獅子頭の獅子舞。 緑の布をとると、茶パツ(髪)の若い女性で、 照れくさそうに挨拶していました。 去年の8月7日の祭りの練習のような古典芸能の「精神のリレ−」は、 「男女の差別」を超えつつあるようです。 ※→「背中立ちのポ−ズ」は:『家庭でできるビュ−ティ「ヨガ」レッスン』 ●さて、お寺参りのあと、 浅草の隅田川(すみだがわ)の夜桜(よざくら)を見ました。 隅田川の話は、去年10月5日にかきました。 『伊勢物語(いせものがたり)』の在原業平(ありわらのなりひら)が、 「都鳥(みやこどり)」の歌をよんだ川です。 ● ♪春のうららの隅田川 ♪ (「花」)という歌もあります。 のぼり下りの屋形船(やかたぶね)が、紅灯をゆらし、 隅田川をゆっくりとすべっていました。 夜桜見物の宴会風景が、ガラス窓こしに見えました。 見た範囲でも10艘以上あります。 景気が悪いのはどこの国の話かな、と思います。 ![]() ●浅草 隅田川 夜桜 屋形船↑ |
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※追記: ☆★☆ 〔現人神(あらひとがみ)である天皇〕中心の「神国(しんこく)日本」、 〔神田明神(かんだみょうじん)の、明神〕、 〔キリスト教の神〕、 〔イスラムの聖典 『コ−ラン』の【絶対】の<神>アッラー〕…など、 〔神〕の波動のちがいや、世界観についての詳細は、こちらへ ↓↓↓↓
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