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2003年4月15日(火) ●渡り鳥達の北帰行の時季。 ●鳥目といいますが、星明かりや月明かり、地球の磁気を感知して、夜も、渡り鳥達は飛び続けます。 ●「渡り鳥の目」で地球を見られる映画を見ました… |
きのう4月14日の「サクラ(桜)の花びらの流れる川で、 優雅に歩く、シラサギ(白鷺)」は、今回は、上手に魚をとらえました。 シラサギ(白鷺)達は、去年の8月8日に サギソウ(鷺草)の花とともにかいたように、 多摩川などにコロニ−をつくっています。 寝るときは、群(むれ)て、いっしょのようですが、昼間は、単独行動をしたり、距離をたもってエサをとっています。 ●その一方で、カモ達、「渡り鳥」は、 数羽づつグル−プ行動をしています。 「渡る」時も、集団でみんなで渡ります。 1000〜3000kmの飛行距離です。 あの小さなカモ達が、それだけの旅をするのです。みんなで渡れば、こわくない? ●シギ(鴫)やチドリ(千鳥)は、 最長16,000kmを、渡るそうです。 谷津の干潟(やつのひがた)は、その長旅の中継地点とか。 数千羽のチドリが乱舞する1985年4月の、 谷津の干潟を写真をお見せしましょう。 (今から約20年前です。むかしから鳥が好きですね) 北へ帰る直前の、チドリ達の飛行訓練(?)かもしれません。 ![]() ●1985年4月、谷津の干潟 渡り鳥のチドリ(千鳥)↑ ●今は、「渡り鳥」達が、北へ帰る時季です。 「北帰行(ほっきこう)」 池や川に群れていた カモ達、キンクロハジロ、ホシハジロ、オナガカモなどのすがたも、 いつの間にか、ほとんど見えなくなりました。 カルガモなど、おなじみの「居つき」のカモ達が、 目立つようになっています。 ![]() ●2003年2月、谷津の干潟 のんびりする、渡り鳥のカモ達↑ ●「WATARIDORI(渡り鳥)」という外国映画を、 新宿南口タイムズスクエア12階で、見ました。 あのニュ−ヨ−クの摩天楼をもした時計台のあるところです。 ●翼もつもの達には、国境はない。 「WATARIDORI(渡り鳥)」の「視点」になって撮影した、 はじめての映画。 …ということで、「気持ちが広がるだろう」と思って見に行きました。 ●「WATARIDORI(渡り鳥)の身になって、同じ目線」で、 自由の女神像やかつてあった「ツインタワ−ビル」の上を飛び、 フランスの田園地方を飛び、アフリカへ行く。 南極や北極、東南アジア、ヒマラヤ山脈…も越えていく。 昼も、夜も。 鳥目(とりめ)といいますが、 星明かりや月明かり、地球の磁気を感知して、 夜も、渡り鳥達は飛び続けます。 ●「約束の地」をめざし、 2000キロメ−トル、3000キロメ−トルと飛び続ける、 カモ(鴨)、ツル(鶴)、オオハクチョウ(大白鳥)達。 キョクアジサシは、なんと、 ユリカモメくらいの大きさで、南極と北極を渡ります… ● そして、渡り鳥達は、苦労して、行って、 また帰る。 毎年、「渡り」を、繰り返す…。 「なぜ?」 ●北の春に、子を産み育て、 北の冬をさけて、渡る…といいますが、 それにしても過酷な旅です。 ●鳥という「翼あるもの」は、 ひとにとって「自由の象徴(シンボル)」です。 だから、『聖なるチカラと形・ヤントラ』のサブタイトルは、 「なぜ、翼をもった大人になれるのか?」です 。 「翼をもった大人」は、 「自分探し」によって出会える、 『BIG ME』的な「小さな自分(ME ミ−)」を超えた 「大きな自分(BIG ME ビッグ ミ−)」の メタファ−(暗喩 あんゆ)です。 ●けれども、現実的(リアル)に 「渡り鳥の目(視点)」で地球を見られる映画を見て、 鳥の身になって見たせいか、とても疲れてしまいました。 渡り鳥って、スゴイ… 渡り鳥が、生きるのは、大変… 谷津の干潟で、のんびりする渡り鳥のカモ達↑の写真を 今年の2月14日、15日、16日とお見せしました。 あの平和な光景は、 「約束の地」に渡ってきての、 つかの間の休息の時間(リラックスタイム) …だから貴重な時間だったのだろう、と思います。 |
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