2003年4月28日(月) ● 「幾何学図形の「冥想(瞑想)の道具、ヤントラ」。 ●「ダビデの星」六芒星(ろくぼうせい)のヤントラに似ている、シャガの花から、 この星・地球の「基本的な構造」が、透けて見えてきます… (→ ●「野生の思考」とは、世界の構造=形を、「動物や植物など自然界にある構造(形)」の助けをかりて表現する方法でもあります。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
きのうは、集中レッスンでした。 心と体を深い呼吸とイメ−ジでひとつに結んだ4時間。 心身の深い芯(しん)からほぐれ、内部から流動的な力が満ちあふれ、 気分が爽やかです。 レッスン後、出席のかた達の晴れ晴れしたお顔を見ることも、 喜びのひとつです。 ●今、シャガの花が少し、湿ったような ほの暗いところに、たくさん咲いています。 5cmほどの、6弁の花びらで、 「小さなアヤメ(菖蒲)」の花に似ています。 学名は、「アイリス ジャポニカ Iris japonica」で、 「日本のアイリス(アヤメ 菖蒲)」。 別名は、蝶々のイメ−ジから、「コチョウカ(胡蝶花)」。 アヤメ科の多年草。 ●シャガの花は、白地に紫と黄色っぽいオレンジで 線や斑点(はんてん ドット)の模様があります。 その模様は、3弁の花びらが上向き三角形(▲)をつくり、 ほぼ、白。 残りの3弁の花びらが、下向き三角形(▼)をつくり、 紫と黄色っぽいオレンジで蘭(ラン)のような線や点があります。 ●要するに、シャガの花は、 上向き三角形(▲)と下向き三角形(▼)の6弁の花びらで、 「冥想(瞑想)の道具、ヤントラ」の 「ダビデの星」や「ビシュヌ・ヤントラ」の形をつくっています。 六芒星(ろくぼうせい)。 以下に、シャガの花と、 ヤントラの「ダビデの星」や 「ビシュヌ・ヤントラ」を並べましたので、見比べてください。 ●右:ヤントラ ダビデの星 ビシュヌ・ヤントラ 六芒星↓ ●左:シャガ 花 Iris japonica↓ ●シャガの花が、「冥想(瞑想)の道具、ヤントラ」に似ている ……というよりは、 この星・地球の上に生きている生き物や自然界の形の、 「基本的な構造」を、直観的につかめるようにしたシンプルな 「幾何学図形」が、「冥想(瞑想)の道具、ヤントラ」である ………ということでしょう。 (→「野生の思考」的ともいえます。こちらへ。 ●「野生の思考」とは、世界の構造=形を、「動物や植物など自然界にある構造(形)」の助けをかりて表現する方法でもあります。 ※→そのあたりの、ユング的な「元型的なイメ−ジ」やプラトン的な「イデア」のことは:『聖なるチカラと形・ヤントラ』 p270を。 「なぜ、[○● △▽ |― ]は、原始の形なのか?」 ●これから、新緑の五月にむけて、 アイリス科の花たちがたくさん咲きます。 ★ アメリカの国防省の形、ペンタゴン(5ぼう星 ★)の形から、 6ぼう星=六芒星(ろくぼうせい)のヤントラの 「ダビデの星」や「ビシュヌ(神)・ヤントラ」の形があふれる季節です。 ● いずれが、アヤメ(菖蒲)、カキツバタ(杜若) http://www.bigme.jp/000-000-05-06/05-06-03/05-06-03.htm 5月5日は、「端午(たんご)の節句」。 「ショウブ(菖蒲≒尚武≒勝負)の節句」でもあります。 ゴ−ルデンウイ−クに、セカセカ動きまわるだけでなく、 短い時間でも、立ち止まり、 白や紫、黄色のアイリス系のシャガ、アヤメ、カキツバタ、イチハツなどの花たちを見て、冥想(瞑想)的なひとときをもつことも、 よろしいのではないでしょうか。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
←★前へ | ●全バックナンバー● | 次へ★→ |