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2003年5月22日(木) ●「ウド(独活)の大木」なんていわせない… ウド(独活)の大木→罵倒語(→「野生の思考」の例 ●「補完計画」を実行して、中心軸を内部に通し、 丹田のポ−ズで、腰や丹田をきめましょう |
きのうは、小満(しょうまん)。NAYヨガスク−ルをスタジオにして、 生徒のモデルさん、 chiyokoさんで、6月28日発売の雑誌の撮影。 わたしは、今年のお誕生日に研修生たちからプレゼントされた、 手作り風のイタリア製ブラウスを着ました。感謝。 ●小満は、24節気のひとつ。暦のうえでは、 「陽の気が高調してくる時季で、万物がほぼ満ち足りてくる頃」、 それが、小満です。 そういえば、一昨日の夕立(ゆうだち)のような激しい雨と、 稲光や落雷の暴れようは、陽の極致でした。 翌日のきのうは、夏日(なつび)。半袖すがたが多かったです。 ![]() もし、自分は、ドヨ〜ンとして「陰の気がいっぱい」と感じて、 「陽の気」が「欠けている」と気づいたら、 「補完計画」を実行しましょう。 今は、ウド(独活)にも、 綺麗な白い花が、たくさん咲いている時季ですし。 ![]() ↑●オオハナウド(大花独活)の白い花 ●「ウド(独活)の大木(たいぼく)」という 「罵倒語(ばとうご)」が、あります。 (→「野生の思考」の例です。 「図体(ずうたい)ばかりが大きくて、 何の役にも立たないひと」のたとえです。 八百屋さんで売っている、 野菜のウド(独活)の茎(くき)は、 2メ−トルくらいまで、大きくなります。 けれど大きくなりすぎると食用にはならなくなる。 また、茎は柔らかいので、大きくなったら、使い道がない。 むかしの「差別用語?」 かもしれません。 けれども、今、使われても、 若いひとは「?」かもしれません。 意味がわからない…… ![]() ↑●オオハナウド(大花独活)の白い花 ●さて、荒川の秋ヶ瀬、野鳥の森で、 ひとの背丈ほどの高さの草(?)の茎に、 「綺麗な小さい白い花」が咲いているのを、見て近より、 背伸びして、花を見ました。 野鳥の森で、ウグイスの声にひかれて、奥に入ったときです。 不思議な白い花でした。 ●長い花びらと短い花びらが、前後になっている、 1〜3cmの小さい花が、たくさん集まり、半球をつくっています。 また、その半球の花の集まりが、円形に集まり、 「空中の宇宙ステ−ション」のように青空に向かっています。 ●めずらしい花だと思って、写真をたくさんとりました。 ところが、鳥を探しに、 野草やつる草の密集した中を歩いていると、 その白い花を咲かせた長く太い草(?)は、 まとめて倒され、ひとの足で踏んづけられていました。 まるで、踏み固めたように念入りに、 踏んづけて、草(?)の茎は、 ぺちゃんこになっていました…… ●「これは、ウドだ。ウドの大木だから、踏んづけたんだろう」 連れが、いいます。 「ウドの花は、こういう花?」 ●帰ってしらべると、「オオハナウド(大花独活)」のようです。 八百屋さんで売っている「白いウド」とは、少しちがいます。 「白いウド」は「白いアスパラガス」のように、 土をかけてつくるとか。 「ヤマウド」は、緑のままです ●ウドは、茎の中がつまっていますが、オオハナウドは中空。 オオハナウドも、食べられるそうです。 白いウドをさらした「酢味噌あえ」は、 シャキシャキした歯ごたえで、おいしいです。 ●手足が長く、スタイルがよくなった、 『家庭でできるビュ−ティ「ヨガ」レッスン』↓の表紙のような、 日本の若いひと達が多くなりました。 年配のかた達に、「ウドの大木」といわれないように、 丹田(たんでん)のポ−ズで、腰や丹田をきめましょう。 そして、中心軸を内部に通し、 「冷−暖−熱」の「気の波長のグラデ−ション(階調)」のカラダになってください。 きのうも撮影しましたが、丹田のポ−ズは、 手足の長い171cmのモデルさんが、決めると かっこいいですよ。 |
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