2003年6月20日(金) 初夏に咲く、三角形の白い花、トキワツユクサ(常磐露草)、常緑の多年草。青いツユクサ(露草)、白いツユクサ(露草)は、朝だけ咲いて昼前にはしぼむ、儚い、一年草 | |
今年の3月発売で、今3刷の『家庭でできるビュ−ティ「ヨガ」レッスン』↓が、韓国と台湾の2ヶ国で、翻訳されることが、正式にきまりました。韓国での翻訳は『冥想HOW TO』につぎ2冊目です。 1991年の初版の『ヨガと冥想』が、10刷の重版になりました。 今・ここの時代を呼吸している新しい本と、国を超えて読まれていく本、時間を超えて読み継がれていく本…… 「本の(読まれていく)形」は、「(そのひとが生きる)時の形」のちがいにも関係しているようです。 ●白い3弁の花びらが三角形をつくる、小さな 1.5mmほどの、ツユクサ(露草)に似た花をみました。澄んだ水の流れる、谷保(やほ)の川のほとりです。 ●その日以来、「三角形の白い花」は、自宅の近くや散歩コ−スなど、あちこちでみかけるようになりました。△△△ ●調べてみると、「シロバナツユクサ(白花露草)」として、この「三角形の白い花」をのせているものもありましたが、ちがうらしい…… ●トキワツユクサ(常磐露草)↑ ●「シロバナツユクサ(白花露草)」は、青いツユクサ(露草)の中にたまにある、白いツユクサ(露草)の名のようです。 ●そのうちに、朝露(あさつゆ)をやどしながら、青いツユクサ(露草)が咲きはじめました。 白いツユクサ(露草)は、見かけませんが…… ←●ツユクサ(露草) ●梅雨(つゆ)の時季、「三角形の白い花」は、池のほとりなどで、元気に咲いています。 雨上がりには、三角形の白い花の真ん中からモシャモシャとたくさん広がっている、白く細い花糸に露(つゆ)をやどして、キラキラと輝いています。 「わたしにとって」は、この花もまた、「これはなんじゃ?」という、気になる「なんじゃもんじゃ」の「白い花」のひとつでした。↑ ▲きょう、やっと「三角形の白い花」の名がわかりました。 トキワツユクサ(常磐露草)。ツユクサ科 別名を、ノハカタカラクサ(野博多唐草) ▲丸い花びらが2枚の、青いツユクサ(露草)と、まるでちがう、3枚の花びらの「三角形の白い花」が、なんとなくツユクサ(露草)に似ている…… と感じ、「シロバナツユクサ(白花露草)」という名がぴったり…… と思ったはずで、これらの花は、同じツユクサ科でした。 ●朝だけ咲いて、昼前にはしぼんでしまう、露の命(つゆのいのち)のように儚い(はかない)、青いツユクサ(露草)。一年草。 それにくらべ、「三角形の白い花」、トキワツユクサ(常磐露草)は、一日中、咲いています。常緑の多年草。だから、「常磐(トキワ)」とつけたのかもしれません。 「いつまでも変わらない(常磐)露草」と。 ●トキワツユクサ(常磐露草)は、南アメリカ原産で、昭和のはじめに、観賞用に輸入されてて、帰化したそうです。 水の綺麗な静岡の柿田川(かきたがわ)などのそばにはえていましたが、あちこちに自生しはじめているようです。 ノハカタカラクサ(野博多唐草)という別名は、九州の野にも、たくさん咲いている…という意味でしょうか。 トキワツユクサ(常磐露草)のたくましい、命のチカラの旺盛な一面につけられた名でしょうか。 ●儚さと、たくましさ……強さと弱さ……どちらのイメ−ジも、もっている、三角形の白い花、トキワツユクサ(常磐露草)は、「マンダラ的な名」で、おもしろいです。 |
|
6月13日(金)更新●「あなたの心に残る一節」を「内藤景代の本 心に残る言葉」という公認サイトへ、お送りください。CDや教室でのお話のフレ−ズなどもどうぞ。 NAYヨガスク−ルの「会員以外」のかたも、ご参加ください。 メ−ルは: mail@bigme.jpへ | |
2003年3月発売 最新刊 ・ 発売中! 大好評 3刷! 『家庭でできるビュ−ティ「ヨガ」レッスン』 内藤景代・著 PHP研究所・ \1300 「体に効く、心に効く、美に効く」ヨガを、見開きの2色の図解のイラストで。呼吸法と「気の流れ」もわかりやすいと大好評! ★表紙の拡大イメ−ジは、こちらへ ★内容の紹介の「はじめに」は、こちらへ ●目次のご紹介は、こちらへ ■ ネット書店 |
←★前へ | 更新記録 | 次へ★→ |