2003年6月25日(水) サクランボ(桜桃)のような「赤い実」がみのる時季。グミの赤い実は、楕円形。ニワウメ(庭梅)の赤い実は、まん丸。似ていて小さな赤い実は、ユスラウメ(桜桃)。梅と桜と桃に似ている、ユスラウメ……味は、サクランボ(桜桃)の味。お菓子のグミは、ドイツ語で「ゴム」 | |
「グミ(茱萸)」と 「クワ(桑)の実(み)」のイメ−ジが、長いあいだ、まじりあっていましたが、今年は、はっきりしました。どちらも「赤い実」で、今の時季、みのっています。 グミ(茱萸)は、細長い丸い実、楕円形です。 クワ(桑)の実は、「トゲトゲの赤い実」をみのらせ、赤紫に熟します。6月13日の写真でお見せしました ↓皮が厚く、ざらっとした赤い実が、グミ(茱萸)の実。左の写真です。 ←●グミ 赤い実 ●ニワウメ(庭梅) 赤い実→ ●今の時季は、似たような、赤い実が、いろいろとみのっています。 皮がつるんとして、やわらかく、ぷよんとしている、1cmほどの赤い実は、ニワウメ(庭梅)です。甘い味です。右上の写真。 グミ(茱萸)は、渋味(しぶみ)のつよい甘さです。 ●miki さんが、ご実家の庭にみのっていた、赤い実をたくさん摘んで、おみやげにくださいました。 ●ニワウメ(庭梅)に、似ていますが、少し小さく、赤い色も薄いです。 味は、甘酸っぱいサクランボ(桜桃 おうとう) に似ています。 ←●同じ「桜桃」とかいて、「ゆすらうめ」とよむ、赤い実でした。 ●ユスラ梅(桜桃)・・・ウメ(梅)とサクラ(桜)とモモ(桃)! 3つの花の名をもつ花、ユスラウメ。 調べてみると、ユスラウメの花は、薄いピンクの五弁花で、ウメ(梅)とサクラ(桜)とモモ(桃)に似ています。 そして、ユスラウメの赤い実は、サクランボ(桜桃)の味に似ていました。 「山桜桃」とかいて、ユスラウメともよむそうです。バラ科。 中国原産で、中国では、「英桃」というそうです。 ●さて、お菓子のグミは、「グミキャンデ−」。 グミは、ドイツ語で「ゴム」。 やわらかくて、チュ−インガムのような歯ごたえのあるキャンデ−です。 赤い実のグミ(茱萸)とは、語源的には、無関係のようです。 けれども、「日本人のなつかしい味、なつかしい名のお菓子」というイメ−ジではつながっているネ−ミング(命名)かもしれません。 ●6月19日は、東北の青森出身の太宰治(だざいおさむ)の桜桃忌(おうとうき)でしたが、今、東北の山形では、「桜桃(おうとう=サクランボ)泥棒」が出没して、1週間で1トン以上盗まれたそうです。 「赤い宝石」とよばれる「佐藤錦」の大粒なサクランボばかりねらわれたとか。 赤い実やサクランボが好きな、鳥のような泥棒ではなく、もっと世知辛い(せちがらい)、「交換価値」を知っている、サクランボ・ドロボ−なのでしょう。 ●……そういえば、「古代蓮の里(コダイハスのさと)」の綺麗なハス(蓮)のそばに、「言葉遊び」をまじえて、「花ドロボ−」へ、こんな立て札がありました。 「とって いいのは 写真だけ」 |
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