2003年7月6日(日)　「グラデ−ションやぼかし模様」のように、似ている花たち。花びらが「半円形」に咲く紫の花、「三角形」に咲く紫の花。三角形の花は、開花したムラサキツユクサ（紫露草）。紫の舞扇（まいおうぎ）のように、５枚の花びらが半円形に広がる、ブル・−ファン・フラワ−。「上から自分の姿」を見ている視野
	ＮＡＹヨガスク−ルの　● 夏休みは、：８月13日(水)〜20日(水)　の１週間です。 　休み中のご連絡は、以下へ御願いいたします。 ●ｅ-mail : 　e@nay.jp　●留守電　03-3203-3831 ●専用FAX 03-5934-6723 ●きのう、つぼんだままのムラサキツユクサ（紫露草）の花を、お見せしたので、きょうは、午前中の「開いている花」をお見せしましょう。紫、青、ピンク色などの花がありますが、これは、青紫のムラサキツユクサ（紫露草）の花です。↓ ●３弁の花びらで３角形をつくり、真ん中の黄色いメシベがあるところは、きのうの、ムラサキゴテン（紫御殿）、別名パ−プル・ハ−トにそっくりです。 ●もし、同じようなピンクに近い花びらで、アップ（拡大）だけの写真があったら、「同じ花」と思ってしまうかもしれません。 　けれども、茎や葉が、ムラサキツユクサ（紫露草）は、緑。 　ムラサキゴテン（紫御殿）は、茎も葉も紫。 　茎や葉がうつっていれば、まちがえないでしょう。 ●ムラサキツユクサ（紫露草）の黄色いメシベのまわりを、モシャモシャと囲む、青紫の細い花糸。 　これは、６月２０日の白いトキワツユクサ（常磐露草）の白いモシャモシャの花糸に似ています。 ●「グラデ−ションやぼかし模様」のようにみんな、少しずつダブって、色や形が似ながら、ちがった花になっていく…… 　どのくらいの数の花があるのでしょう？　　この星・地球には…… ●自生している青いツユクサ（露草）は、青く丸い花びらが２枚、丸団扇（うちわ）を２つ左右に並べたような形です。 　見慣れているので不思議に思いませんが、あらためてみつめると、変わった花です。 ●さて、丸団扇ではなくて、「紫の舞扇（まいおうぎ」）のように、５枚の花びらが「半円形」に広がる、2cmほどの小さな花を、はじめて見ました。洋花（ようばな）です。 　その名も、ブル・−ファン・フラワ−（青い扇の花）。 　テッセンの花びらが円形に開かないで、半円形に花びらがより集まり、下（？）がない・・・ような、感じです。 ●花びらのように多層的に開いている緑の葉の下に、「紫の舞扇」が、５つ差しこまれています。 　……ブル・−ファン・フラワ−の青紫の花びらのつけねは、黄色と白。 　そういうブル・−ファン・フラワ−が、中央にある緑の葉に集まると、大きな青紫の花が円形に咲いているようにも見えます。↓ 　　　　●ブル・−ファン・フラワ−→ ●花は、「偶然」の積み重ねで、こういう形になった・・・のでしょうが、どうみても、【「上から自分の姿」を見ている視野】を、時どき、感じてしまいます。 　【蜜を吸いにくる、ハチ（蜂）やチョウ（蝶）から見た視野】を考えて（？）いるような、「植物の作戦」を、つい感じてしまうのです。 　「野生の思考」的ですが・・・
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