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2003年7月12日(土) ●赤いペチュニアの花の蜜を吸う、黒いアゲハチョウ●トウモロコシ畑のスイ−ト・コ−ンの実●キンセラ作『シュ−レス・ジョ−』の映画化『フィ−ルド・オブ・ドリ−ムス』の「土のおみやげ」。「父と子の和解」の物語とキャッチ・ボ−ル●「球=たま=魂の象徴」を投げる体の対話が「こころの対話」になる |
先日、4刷だった『家庭でできるビュ−ティ「ヨガ」レッスン』↓が、今、5刷目を印刷中で、7月28日にできます。とても早いペ−スです。 黒いアゲハチョウ(黒揚羽蝶)が、赤いペチュニアの花の蜜(みつ)を吸っていました。飯能の軍荼利(グンダリ)神社の近くのおうちです。 赤と黒に白い壁……色が好対照なので、撮影しようとすると、 黒いアゲハチョウひらひらと逃げ去りました。 けれども、チョウ(蝶)の「気が残っている」。 ……いかにも「残念」そうなので、黒いアゲハチョウの動きを(害意はないよ)という気をだして、しばらくのんびりとみていました。 ………すると、(モウ、ガマンデキナイ!)という風情(ふぜい)で、ふたたび、赤いペチュニアの花の蜜を吸いに戻ってきました。↓ ![]() ![]() ←●アゲハチョウ(黒揚羽蝶)↑ 赤いペチュニア ●それからは、カメラをかまえるわたしたちをいっさい、無視して、夢中で、赤いペチュニアの花の蜜を吸い続けています。 3cmほどの花が、数十と咲いている鉢を右から左へ回るようにして、ひとつ残らず、蜜を吸いつくすような勢いです。 ●ひらひらと羽根を動かしながら、となりの花からとなりの花へ。 絨毯爆撃(じゅうたんばくげき)ではありませんが、まさになめるように、ひとつずつ、おいしそうに花をかかえながら、蜜を吸っています。 わたしたちが立ち去っても、まだ、花から離れようとせずに、蜜をむさぼっていました。 よほど、甘くおいしい蜜なのでのでしょうか。 ●飯能の畑では、すでに、いろいろな果実が実っていました。 スイカは、まだ小さいですが、ナス(茄子)やトマト、キュウリ(胡瓜)は、花をつけているものや実がなっているものがまじりあっています。 ●チョウ(蝶)は、古来から世界各地で「霊=スピリット」や「たま=魂の象徴」とされてきましたが、「ボ−ル=球=珠=たま=玉」も、むかしから「たま=魂の象徴(シンボル)」や「メタファ−」とされてきました。 それで、チョウ(蝶)との出会いの後、トウモロコシ畑をみつけて、ある映画を思い出しました。 ●トウモロコシ畑では、まだ黄緑に近いモシャモシャの金髪(きんぱつ)を風になびかせた、スイ−ト・コ−ンが実っていました。 映画の『フィ−ルド・オブ・ドリ−ムス』(原題, FIELD OF DREAMS. 1989年)を思い出しました。 キンセラ原作『シュ−レス・ジョ−』の映画化で、ケビン・コスナ−主演。 ●広大なトウモロコシ畑をつぶして、「奇跡」を待つ男の話です。 ラストに、奇跡は起こり、トウモロコシ畑から、亡くなった父やシュ−レス・ジョ−たちがあらわれ、主人公とキャッチ・ボ−ルをする…… ![]() ←●トウモロコシ畑 ●トウモロコシ↓ ![]() ●ケビン・コスナ−の出世作ともいえる、ロマンチックで面白い野球映画でした。 ところが、アメリカでの人気は、はんぱではなかったらしく、『フィ−ルド・オブ・ドリ−ムス』が、現実に作られ、全米から、訪れたそうです。 何もない、トウモロコシ畑と、そばの空き地……それが、フィ−ルド・オブ・ドリ−ムスと名づけられ、大人気だったとききました。 ●そして、トウモロコシ畑すなわち「フィ−ルド・オブ・ドリ−ムスの土」がおみやげに売っていて、アメリカみやげに、わたしも頂きました。 写真のフィルム入れのような半透明のプラスチック、高さ5cmほどの円筒形に、茶色の土が入っていました。 この飯能の「トウモロコシ畑の土」より、肌理(きめ)が細かいように記憶しています。 あの映画をみていないひとには、ただの泥(どろ)ですが・・・ ●「フィ−ルド・オブ・ドリ−ムスの土」をプレゼントしてくださったかたにきくと、トウモロコシ畑すなわち「フィ−ルド・オブ・ドリ−ムス」で、何組もの父と子がうれしそうに、キャッチ・ボ−ルをしていたそうです。 あの映画も、「父と子の和解」の物語でもありました。 話はしないでも、「ボ−ル=球=たま=魂の象徴」を投げ、受けることを体でくり返して、「こころで対話する」……いかにも、映画的な映画でした。 10年以上前の話です。今でも、フィ−ルド・オブ・ドリ−ムスは、アメリカにあるのでしょうか。 |
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