2003年7月18日(金) ヨコから見ると、チョウ(蝶)やクモ(蜘蛛)に見立てられる、花、風蝶花、スパイダー・フラワー。白い蝶が酔ってピンク色に染まった風情なので、別名は、酔蝶花。同じ花を上から見ると、風にゆれる「紅白の花マンダラ」。正式な名は、クレオメ、別名をセイヨウフウチョウソウ。 | |
小さなピンクや白の小さなチョウ(蝶)たちが、たくさん舞っているような花に、夕暮れ時に、出会いました。↓その名も「風蝶花(フウチョウカ)」。風にゆれる緑の葉の中で、チョウ(蝶)が長い管(くだ)や、手足を伸ばして、ひらひらと飛んでいるような花です。 ●風蝶花(フウチョウカ) →ヨコから見る→ ●風蝶花(フウチョウカ)の別名は、「酔蝶花」。 白いチョウ(蝶)たちが、お酒をのんで、だんだんに、ほんのり桜色(さくらいろ)に染まって、ひらひら飛んでいるようなイメ−ジから、名づけられたのでしょうか。 酔蝶花、すなわち風蝶花は、夕暮れになると、濃いピンクに咲きはじめ、次の朝には、真っ白(まっしろ)に変わってしまうそうです。 ●はじめは、ピンクと白の「紅白の花」が咲いている……と思っていましたが、そうではなく、白い酔蝶花、すなわち風蝶花は、前の日に開いた花でした。 酔った次の日は、「記憶が、真っ白」・・・の体験があるひとのイメ−ジから、酔蝶花なのかもしれません。 ●風蝶花すなわち酔蝶花は、和名です。 「クレオメ」が、正式な名。 「セイヨウフウチョウソウ」ともいいます。 イギリスでは、チョウ(蝶)ではなく、クモ(蜘蛛)に見立て、「スパイダー・フラワー(蜘蛛の花)」とよぶそうです。 ●チョウ(蝶)ではなく、クモ(蜘蛛)のイメ−ジもあり、かもしれない……と、上から「クレオメ = セイヨウフウチョウソウ= 風蝶花 = 酔蝶花」を見ると、感じます。 ●つぼみのクレオメ(セイヨウフウチョウソウ、 風蝶花、酔蝶花) スパイダ−・フラワ− →上から見る→ ●つぼみの状態の 「クレオメ = セイヨウフウチョウソウ= 風蝶花 = 酔蝶花」を上から見ると、白く丸い粒のようなつぼみを真ん中にして、クモ(蜘蛛)が「クモの糸」をはるように、白く細い蔓(つる)のようなものが放射状に伸び、先端が幾重にも丸まっています。 ピンクの小さな花たちが咲くと、この「クモの糸」のようなものが伸びて、チョウ(蝶)の蜜(みつ)を吸う管(くだ)や、細い手足にも、見えてくるわけです。ヨコから見ると…… ●夕暮れに、ピンクの小さな花たちが集まって放射状に咲いている「クレオメ = セイヨウフウチョウソウ= 風蝶花 = 酔蝶花」を上から見ると、まさに、「中心があって、対称形のマンダラ」の形であり、「ピンクの花マンダラ」に見えます。 はじめは、ピンクの花で、次の日は、白くなっても咲いているので、こちらは「白い花マンダラ」に見えます。 道ばたで風にゆれる「紅白の花マンダラ」を、夕暮れに見ていると、こころがなごみ、【「自然の形」ってすごい……】と思います。 ●クレオメ(セイヨウフウチョウソウ、 風蝶花、酔蝶花、スパイダ−・フラワ−) の花↑→上から見る ※→花を象徴(シンボル)とする胎臓界マンダラについては: 『BIG ME』 p132 図: 胎臓界マンダラ ※→「なぜ、マンダラは円に囲まれ、中心点をもつ対称形なのか?」 『聖なるチカラと形・ヤントラ』 p 244 ※→ 「マンダラ: 中心点・対称形・円」については: 『聖なるチカラと形・ヤントラ』 p 249 図 32 ※→「ヤントラとマンダラの関係」については: 『ヨガと冥想』p121 図15 ※→マンダラとBIG MEの関係は: 『ヨガと冥想』p119 「マンダラは、たましいの全体像 ――ユング」 |
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6月13日(金)更新●「あなたの心に残る一節」を「内藤景代の本 心に残る言葉」という公認サイトへ、お送りください。CDや教室でのお話のフレ−ズなどもどうぞ。 NAYヨガスク−ルの「会員以外」のかたも、ご参加ください。 メ−ルは: mail@bigme.jpへ |
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