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2003年7月28日(月) カラスウリの花の「夜と朝の顔」のちがい。「ネット人格」(?) 夜に咲く「白いレ−スの花びら」のような花、カラスウリ。闇の中で、水中を泳ぐ、マンダラ的なクラゲにも似ている。繊細に広がる白い花から、青く固まった「青の時代」を卒業した、カラスウリは、【ニ−チェの「3様の変化」のように、暗い山中を照らす灯りになる】。 ひとの「心の成長物語」のように |
夜になると、水中のマンダラ的なクラゲのような白い花、カラスウリが、咲きはじめました。白い花びらの先端から細いレ−スのような花びら(?)を広げて、闇の中でほの白く光っているように感じます。綺麗…… 去年、はじめてカラスウリの花を知り、その繊細な美しさに驚きました。 それで、今年は、夜も、カラスウリの葉に注意してみていたので、目線よりずっと上の面白い角度からみられました。 ![]() 下からカラスウリの花を見上げると、円錐形にレ−スの花びらが末広がり(すえひろがり)になり、まるで、白レ−スのパラソル(日傘)を、夜の闇に広げているようです。 ●カラスウリの白い花。夜→ ![]() ←●カラスウリの白い花。夜 ●鳥もチョウ(蝶)もハチ(蜂)も、寝ている夜に咲く、白い花、カラスウリ。 誰にむけて、白い花を咲かせているのでしょう? 「夜のチョウ(蝶)」ともいわれる、ガ(蛾)に向けて、情報を発信しながら、大きく花開いているようです。 不夜城(ふやじょう)、新宿・歌舞伎町の「夜の蝶」に似て(?) ●カラスウリの花を、そっとつんで、青い一輪挿し(いちりんざし)の花びんに↑飾りました。細いレ−スのような花びら(?)は、べたついて、空間に広がらず、青い陶器(とうき)にくっついてしまいます。 レ−スの部分は、粘着性(ねんちゃくせい)があるようです。 5弁の花びらは、反りかえるように開き、表面部分だけ、少しべたつきます。 ●花びんにくっつきがちなレ−ス部分を広げ、深夜の記念撮影。↓ ……ところが、朝、みると、広がっていた花びらは、すべて固く丸まり、2cmほどの固まりになってしまっていました。↓ 深夜の清楚な華麗さはどこへやら……白いつぼみのような固まりが残るだけ。 早朝の歌舞伎町を歩く、ある種のかたたちなどを、連想させます。 『夢は夜ひらく』……?のは、ほかにたくさんあるかもしれません……… カラスウリの花の「夜と朝の顔のちがい」は、「ネット人格」の仮面にも似て……? ![]() ![]() ●カラスウリの白い花。朝↑→ ●さて、朝のカラスウリの花を、花びんから出してみると、すでに根元が黄緑にふくらんでいます。 そういえば、白いカラスウリの花の近くに、すでに、「しま模様の、カラスウリの青い実」がぶる下がっていました。去年の10月1日に「カラスウリの「青の時代」」として、「晩夏のカラスウリの青い果実」をおみせしました。 ●今年は、「寒暖の差」が激しい7月です。 朝晩の「寒暖の差」が大きいことが、「紅葉や黄葉」の条件のひとつです。 すでに紅葉している猫じゃらし(エノコログサ)もあります。(先日、お話したように秋の花・ハギ(萩)なども咲いています)。 カラスウリの青い果実が、「赤いランプ(洋燈)」のように、赤く実るのは、今年は早いかもしれません。楽しみです。 ●繊細に広がる白い花から、青く固まった「青の時代」を卒業した、カラスウリは、【ニ−チェの「3様の変化」のように、暗い山中を照らす灯りになる】のでしょう。 ひとの「心の成長物語」のように。 ※→ニ−チェの「3様の変化」については: 『BIG ME』42p 『わたし探し・精神世界入門』288p |
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