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2003年8月6日(水) ムササビは会えず。アレチマツヨイグサ(荒れ地待宵草)。高尾山のチョウ(蝶)。シオン(紫苑)にとまるシジミチョウ(蜆蝶)、ヤマトシジミ。はじめての出会い、保護色のチョウ(蝶)、アカタテハとスミナガシ。花とチョウ(蝶)の「万物 呼応 (コレスポンダンス)」、ノウゼンカズラとクロアゲハ(黒揚羽) |
きのう8月5日は、特急にのり遠出(とうで)しましたが、♪行きは よいよい 帰りは〜♪ で、夕方から、雷雨にあってしまいました。傘を買い、温泉で汗を流し、しのぎましたが、帰りの電車は、大月(おおおつき)と高尾のあいだが不通。やっと動き出した各駅停車の電車をのりついで、なんとか12:00pmには、家にたどりつきました。 「派手な雷も鳴らない、ぼんやりした、梅雨明け」というあちこちでの悪口が、雷神(らいじん)にきこえたのか(?)、絶え間ない稲光(いなびかり)と豪雨でした。 ●午後の曇りのあいだも、桂川にいるという,ヤマセミやカワセミ(翡翠)には、会えませんでした。 せっかく見にいったムササビも、たえまない雷鳴と稲光では、巣穴から出てくるはずはありません……いちおう、三つ峠の手前の神社まで行き、戸がないオ−プン型の神楽殿(かぐらでん)の中で、待ってみましたが、ダメでした。 ●土地のひとは、河口湖の花火大会を心配していましたが、どうなりましたか。 河口湖近くの「太宰治の言葉で有名な、富士山を背景にした月見草の群生地」に近い土地まで、ムササビにつられて、いきました。 タクシ−の窓からみると、月見草(とよばれるマツヨイグサ)が、2メ−トルくらいの高さで、ヒマワリ(向日葵)と並んで、畑と道路のあいだ、あちこちに咲いていました。 小ぶりの黄色い花なので、アレチマツヨイグサ(荒れ地待宵草)でしょう。 ●さて、話をかえて、晴れた日の「高尾山のチョウ(蝶)」を、もっとお見せしましょう。 高尾山の入口では、夏のハンゲ(半夏)が咲き、秋の花、シオン(紫苑)も咲いていました。シオン(紫苑)は、名のとおり、淡い紫の花。↓ 薄紫の真ん中の黄色いシベに、シジミチョウ(蜆蝶)がとまって、動かず、ひたすら蜜をすっていました。↓白に薄墨の斑(うすずみのふ)のすそ模様(?)は、ヤマトシジミ。 ![]() ●シオン(紫苑)の花と、シジミチョウ(蜆蝶)↑ ●山頂のヘリコプタ−の爆音にめげず、飛んでいたのは、アカタテハとスミナガシのふたつのチョウ(蝶)。わたしは、ふたつとも、はじめての出会いです。 どちらのチョウ(蝶)も保護色の迷彩色になって、まわりに溶けこむ模様なので、飛んでいるのを目で追わないと、みつけにくいです。 左が、アカタテハ↓。右が、木の幹で樹液を吸う、スミナガシ(墨流し)↓。 ![]() ![]() ●蝶 スミナガシ(墨流し)↑ ● 蝶 アカタテハ↑ ●ノウゼンカズラの蜜を吸う、チョウ(蝶)、クロアゲハ(黒揚羽)に出会いました。 クロアゲハ(黒揚羽)のオレンジ色の斑点と、ノウゼンカズラのオレンジ色が、呼応して、お似合いです。 ![]() ●ノウゼンカズラの花の写真は、7月26日のミイラ(即身仏)の話で、クロアゲハ(黒揚羽)の写真は、7月12日の軍荼利(グンダリ)神社の話の続きとして、お見せしました。 ●ふたつの話を結ぶように、別の土地の、それぞれの話のスタ−出演者(?)の「花とチョウ(蝶)」が、ひとつの写真におさまると、「万物 呼応 (コレスポンダンス)」を、感じてしまい、うれしくなります。 ●↑ノウゼンカズラの蜜を吸う、蝶、クロアゲハ(黒揚羽) |
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