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2003年8月8日(金) ●ヤマセミは「山のセミ」でなく、ツンツンヘア−の鳥。 ●カワセミ(翡翠)も「川のセミ」ではなく、翡翠(ひすい)のような鳥。 ●「笑いカワセミ」は、笑うように鳴く。 ●アブラゼミとセミの脱皮した脱け殻。 ☆虫たちの「いのちがけ」の「擬態」。 ★「ダ−ウインの進化論」で説明しにくいテ−マのひとつは、「擬態」。 ●透明な羽根のトンボ、ミヤマアカネ(深山茜) |
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きょうは、立秋(りっしゅう)で、暦では、 ♪今は、もう 秋 ……♪ とはいえ、海は、にぎわっていることでしょう。 立秋は、「太陽の黄経が、135度になる時」で、 一年の分けられない「気の流れ」のビミョ−な「変化」を分かるために、 24に分けて、分節した24節気の1つです。 ●確認しますが、8月6日にかいた、 「ヤマセミ」は、鳥の名です。 「山のセミ」を「ヤマセミ」といっているわけではありません。 ヤマセミは、白黒の水玉模様で、 頭はツンツンヘア−の派手なボディ・デザインです。 カワセミ(翡翠)も、「川のセミ」ではなく、 青い翡翠(ひすい)のような鳥です。 カワセミ(翡翠)のイラスト2点は、こちらのペ−ジのカットへ。 ●カワセミ(翡翠)は、都内の和田堀公園や善福寺公園の池で、 かつて、見たことがあります。 空中から斜めに急降下して、魚をとらえます。 カワセミ(翡翠)に対して、 ヤマセミは、山の渓流にしかいないようです。 カワセミ(翡翠)とヤマセミは、綺麗な川にしかいないので、 感じが似ている鳥といわれますが、 ヤマセミのほうがひとまわり大きい鳥です。 「笑いカワセミ」は、多摩動物公園の写真を、お見せしました。 大きな声で笑うようにけたたましく鳴きますが、 ツンツンヘア−では、ありません。 ●この写真は、↓「山」の「川」べりにいた、 アブラゼミ。 もう弱っていました。 ![]() ↑●アブラゼミ 桂川 「ヤマセミ」でも、「カワセミ」でもありません。 けれども、「山のセミ」で「川のセミ」でもあります。 (わざと、ややこしや〜にしたりして) セミの脱皮した脱け殻も、 都内のあちこちの草の茎でみかけます。 ![]() ↑●セミの脱け殻 西新宿 ●トンボ(蜻蛉)も、高尾山の山道や、 都留(つる)の川辺で、たくさんみかけました。 透明な羽根を、緑の草の上に広げていると、 まわりに「溶けて」しまって、みつかりにくいです。↓ ※→後記:これは、 ミヤマアカネ。 「深山茜(ミヤマアカネ)」とかくのでしょう。 わたしは、はじめて見ましたが、山には、よくいるそうです。 ●草の上のトンボ 2匹↓ ![]() ![]() ●トンボ ミヤマアカネ (深山茜) ●8月6日のチョウ(蝶)スミナガシも、 木にとまっていると、わかりにくいです。 「ギタイ(擬態)」と指をさして、 木の幹にとまっていたガ(蛾)を、高尾山に昆虫採集にきていた、 父と息子のふたりが教えてくれました。 ヤガ科の マメキシタバ 。下向きに止まり、羽根の波模様が、木の皮とそっくり。↓ 教えてもらわなければ、通り過ぎてしまったでしょう。 ![]() ● マメキシタバガ(蛾) 高尾山 ● 少年は、チョウ(蝶)には興味がなく、クワガタなどの、虫ひとすじ。 木の幹にうまるようにして、 樹液を吸っていたコクワガタを、とって、 手にのせて、見せてくれました。2cmくらいです。 コクワガタのメスだそうです。↓ 彼ら親子には、帰りの夜道でも会いました。 ふたりとも、半ズボンで頭にヘッドランプをつけて、 カミキリムシなど採集していました。 ●それにしても、 「まわりに溶けて」しまう、「擬態(ぎたい)」は、 すごいな〜と思います。 虫たちにとって、「見つかった時が、食われる時」なので、 「いのちがけ」なのでしょう。 ……とはいえ、なぜ、そういう形や模様になれたのか? は、……不思議ですが。 単純に「偶然」の結果……というのは、いかがなものでしょうか? 「ダ−ウインの進化論」で説明しにくいテ−マのひとつは、 「擬態」だといわれています。 ![]() ● コクワガタのメス 高尾山↑ |
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