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2003年8月15日(金) ●敗戦記念日。戦後すぐに日本へやってきた「象の花子さん」は、今年も元気。 ●「絶望」は、「豊かなイメ−ジがわいてこない状態」かもしれない。 だとしたら、「想像」する、再現する…などの、瞑想(冥想)の第一歩が、おすすめ |
きょう8月15日は、月遅れのお盆であり、58年目の敗戦記念日。 「大雨注意報」が関東地方などにでています。豪雨が続きます。 「消えた橋」も多いでしょう。前から決定していた「スケジュ−ル旅行」は、臨機応変(りんきおうへん)に対応なさったほうがいいでしょう。 ★「内藤景代の本 心に残る言葉」という公認サイトを、 きょう、8月15日に更新しました。こちらへ。 大学生のようこ さんの感性ゆたかなメッセージを、お送りします。 たぶん、ようこ さんは、「1980年代生まれ」でしょう。 そういうかたが、1980年初版の 『冥想(瞑想) こころを旅する本 マインド・トリップ』などに 共感したというメッセージをいただくとうれしいです。 「ガラスびんに入れたメッセージ」のような本を、 「時の流れ」や「本の洪水」という川に流し、 20年たって、どこかの岸辺で、必要な誰かの手にとどいた…… そんな気がするからです。 時を超えて、ひとのこころが「共感」し「共振」して、 たがいに「交感」し、響きあう ……「コレスポンダンス(万物 呼応)」を、ここでも感じます。 ★「内藤景代の本 心に残る言葉」は、「またまた、なんでもあり」になりました。 今回は、『BIG ME』の本の注文といっしょに、NAYヨガスク−ルへ届けられたメッセージが、すてきなので、ご本人に了解をえて、のせさせて頂きました。 「毎回、ちがう形で、個性的なメッセ−ジが届く」、 それにより、こちらの形(スタイル)を広げていく……というくり返しです。 言葉という「言」をのせる「葉」は、いろいろな「葉」があるのだな〜と思います。 ●さて、去年の8月15日、敗戦記念日に、 敗戦直後に日本へ「平和の使者」としてやってきた 「象の花子さん」が、東京の井の頭公園で、 元気に生きている話を写真とともにお見せしました。 その「象の花子さん」は、この冷夏でも、井の頭公園の動物園で、 元気にすごしていました。今年は56才くらい。 「花子さ〜ん」と、子どもたちが呼びかけます。 ![]() ![]() ●象の花子さん↑ 井の頭公園 ●青空の下、広い象舎の運動場で、ダンスを踊るように、リズミカルな動きで、前足をあげたり、後足をあげたり、鼻を曲げたり伸ばしたりしていました。↑ ●小さな棒きれを鼻で、バトンのようにもち↓、(むかしの聞きなれた音楽が耳に響いて、そのリズムに合わせているように)、リズミカルに動いていました。 ![]() ●まるで、タ−ンしながら踊っているようでした。 あきると、その棒を、楊枝(ようじ)のように、 口の左にくわえたりして、お茶目な「流し目」をします。 そして塀の上に、鼻で棒をおいたりもします。 大事な愛用のおもちゃなのでしょうか。 ↑●象の花子さん バトンのような棒を鼻に(ピンクの矢印)。 井の頭公園 ●むかし、上野動物園で、バトンを鼻にもって、クルクル回す芸をみせてくれた、花子さんの記憶があります。 花子さんも、むかしの芸を、時々、思い出して、遊ぶのでしょうか。 ●象の高齢化問題とか、いろいろとあるようですが、「敗戦後の日本の平和の生きた象徴(シンボル)」のひとつとして、「象の花子さん」を大切にしてほしいです。 また、「象」は、 「意識できる自分を超えた、大きな自己(セルフ、「BIG ME」)」 のメタファ−(暗喩)でもあります。 ![]() ●そして、「群盲(ぐんもう)、象をなでる」ということわざにあるように、 象は、大きく多面的な存在そのもでもあります。 一面から見ただけでは、全体像は、わからない。 ●7月14日のエッセイ、秩父の「梵鐘(ぼんしょう)」の代わりに 「鐘つき堂」にいた「白い象」。あの竹ひご細工の象は、は、わたしには「群賢、象をなでる」ような思想的に不毛な戦いをいましめているようにも感じました。 ●『星の王子様』は、 「ウワバミに呑まれた象の絵」をかいても、 大人は帽子にしかみてくれない、 という話からはじまります。 「たいせつなものは、目に見えない」。 A・サン=テグジュベリ ●皇居の半蔵門(はんぞうもん)という名の由来は、 江戸時代に大きな「象(ぞう)」が献上され、 この門の「半」分しか入らなかったから、という話は、 4月6日にしました。 ●「想像」する、という「像」の漢字は、 見たことのない、インド(天竺 てんじく)の象(ゾウ)の形を、 「イメ−ジとして、みる」こと、からきているといいます。 そして、「ないものを、想像するチカラ」が、 「想像力」すなわち、 「イマジネ−ション」。 ●「絶望」は、「希望がない状態」、 というよりは、 「想像力」すなわち「イマジネ−ション」が枯れてしまって 「豊かなイメ−ジがわいてこない状態」 なのではないでしょうか。 「電池切れ」の状態。 だとしたら、もういちど、 「イメ−ジの源泉」である 「無意識のこころ」に「イメ−ジの充電」をしましょう。 そのお手伝いを、 この「内藤景代の毎日の日誌風エッセイ」は、 しているつもりです。 ●「想像」する、再現する…などが、瞑想(冥想)の第一歩です。 基本の5分間瞑想(冥想)などは 以下のホ−ムペ−ジで、練習できます。 ●瞑想(冥想)とは?(内藤景代・指導)こちらへ。 ※→瞑想(冥想)については: 『冥想(瞑想) こころを旅する本 マインド・トリップ』 『ヨガと冥想』 DVD 内藤景代・出演『ヨガと冥想』 |
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