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2003年9月10日(水) ★「月も火星も、この星・地球もすごい速さで動いている、 と実感した夜」 ●今夜は、「待宵」明日9月11日は満月、仲秋の名月 ●「動かぬ、大地…この星・地球」という《天動説》的な表現。 秒速444mで自転し、秒速30kmで公転する地球の上で、 目眩もせず生きていられる、体の適応力 ●来月の「後の月」は十三夜で、豆名月、栗名月。 樋口一葉の『十三夜』 |
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明日、9月11日は、満月、仲秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)。![]() 今夜は、「待宵(まつよい)」。 ★昨夜の十三夜(じゅうさんや)の月は、 赤い火星と、つかず離れず、ともに動いていました。 時どき、月に叢雲(むらくも)がかかり、 雲の向こうから輪になった月光があたり、 雲の動きを照明したり……。 昨夜は、「月も火星も動いている、そして、 この星・地球もすごい速さで動いている、 と実感した夜」でした。 ★というのも、昨夜は、晴れていて、 十三夜の月と赤い火星の並んだ姿を、 約30分ごとに、 7:30pm頃から12:00pm頃まで、 ベランダで、見上げていたからです。 はじめは、きのう9月9日にかいたように、 南の方角に「丸い月の左下に、 赤い火星がくっつきそうに近づいて」みえました。 ★だんだんに、火星は、月の真下に動いていきます。 月も南東から南に動きます。 そして、月の右下に火星は移動。 次は、月と離れて右(西の空)へ動いていくのかと思っていたら、 ちがいました。 火星は、月の右下についたまま、 ほぼ同じ距離感をたもちながら、 月といっしょに南から西の空へ動いていきました。 8:00pm頃から11:00pm頃、 左下、右下、離れてそのままの距離と、 月と火星を3カット撮影したのが、下の写真です。 ↓黄色い矢印のさしている小さい光が火星です。 ![]() ●十三夜の月と火星 大接近 3相↑8:00pm頃から11:00pm頃 ●月が東から南そして、西と動いているのは、毎晩、見ていますが、 火星とのペア(一対)の動きになっているのをみていると、 「早いな」と思います。 月や火星が動いているだけでなく、 この星・地球もすごい速さで動いています。 それを「地動説(ちどうせつ)」というわけです。 ●この星・地球は、1秒間に444mの速さで回転(自転)し、 1秒間に30kmの速さで、太陽の回りをまわって(公転)います。 けれども、「どっしりと動かぬ、この大地…この星・地球」 という「天動説(てんどうせつ)」的な感性や知性が 実感としてあるようにできているのは、 ・・・ひとの体や脳って面白いです。 ●めまぐるしく自転し、 公転している、 この星・地球に立っているだけで、 「大地が動くので目眩(めまい)がする」 ……というひとは、あまりきいたことがありません。 そういう体質のひとは、 この世に生きられない ……のでしょう。 ● あたま(頭)の理屈と、 「体の適応力」のつながりぐあい(関係)も、 不思議です。 「当たりまえに、 この星・地球に生きていられる(存在)」 ということだけでも、 実は、さり気なく、スゴイことかもしれません。 ![]() ●満月 ●今月の「NAYヨガスク−ルの正面の飾りつけ」は、 「十五夜」がテ−マ。 「本物の月をデジタル処理」した掛け軸や、 押し絵の「お月見とウサギ(兎)」や、 本物のススキ(薄)、 ドライ・フラワ−にしたワレモコウ(吾亦紅)などを飾っています。 ![]() ●ススキ(薄) ●本物のススキ(薄)は、 先日、秩父の高麗川(こまがわ)で、刈ってきたものです。 どんどん花が開き、穂がふわふわしてくるので、 見頃(みごろ)は、明日くらいまででしょうか。 若いまだ、花穂が丸まっているものも飾りましたが、 それはどのくらい楽しめるでしょうか。 ![]() ●満月 お月見とウサギ ●ミニ・すだれ(簾)に押し絵をした「お月見とウサギ(兎)」は、 生徒さんのKazuyoさんからの贈り物です。 ●来月、10月8日(水)は、 十三夜で、「後の月(のちのつき)」。 「豆名月(まめめいげつ」ともよばれ、 枝豆(えだまめ)などをそなえるそうです。 「栗名月(くりめいげつ)」として、 クリ(栗)を、おそなえするところもあるとか。 『十三夜』という樋口一葉(ひぐちいちよう)の、 切ない作品もあります。 ☆★☆明日の十五夜の「仲秋の名月(または中秋)」と、 来月の十三夜の「後の月」の 2つともみると、よいことがある ……といわれているそうです。 どちらかひとつの月では、願いも半分とか……。 ☆冴えわたりぐあいでは、 来月の十三夜の「後の月」の 煌々(こうこう)とした月光は、一年で一番、美しい ……ともいわれています。 見られるといいですね。 ●先月の満月は、8月12日、先先月の満月は、7月14日。その前月の満月は、6月14日。その前の満月は、5月16日、そのまた前の満月は4月17日。 ●「心と体と、なんとなくの気分」は、どうでした? 数ヶ月、チェックしてみて、 ご自分の「心と体と気分」の傾向や 「リズム」のパタ−ン(形)がみえてきましたか? |
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