2003年9月15日(月) 「同期の実として、ささえあっている」重なったクリ(栗)の青いイガイガの実。ヤマアラシ・ジレンマ。クリ(栗)の木に白い花が満開だった、6月。未来像(ビジョン)としては、「青いイガから茶色のイガへ、そして、クリ(栗)の木に、おいしい栗の実(マロン)が実る」。花になるか… トゲトゲになるか…、 トゲトゲのイガイガのまま、枯れてしまうか……は、本人しだい。 自分とは? |
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03-09-10.htm へのリンク「クリ(栗)の青いイガイガの実」が、5〜6個、お月見の団子(だんご)のように重なって、実っているのをはじめて見ました。 【「ヤマアラシ・ジレンマ」なんて、知らないよ】 とばかりに、ウニ(雲丹)のようなトゲトゲ同士が、おたがいにはまりこみ、 錯綜して、重なっている……クリ(栗)の青いイガイガ。 「痛そう」にもみえるのは、人間の感性で、 植物としては、「同期の実として、ささえあっている」のでしょう。 ●去年も青い「クリ(栗)の青いイガイガの実」をNAYヨガスク−ルの正面に飾りましたが、「クリ(栗)の実は、1個づつ実るのではなく、あんなに重なっても、実ることもあるのか」と思いました。 そして、今年の夏、真っ白に雪をかぶったように、白い花を咲かせていた、クリ(栗)の青いイガイガの実」をNAYヨガスク−ルの正面に飾りましたが、「クリ(栗)の実を思い出しました。 http://www.bigme.jp/00-0-01-essay-news/2002-07-11/2002-07-11.htm ●谷保(やほ)の道を歩いているときです。 あまりに密集した白い花で、高い木の上にビッシリと咲いていたので、地元のかたに「クリ(栗)の花」と確認して、写真もとらせていただきました。下の写真です。 ●クリ(栗)の木 白い花が満開↓ 6月 谷保 ●満開のクリ(栗)の白い花↓ ●クリ(栗)の白い花↓6月 谷保 ●これだけ、ビッシリと白い花が咲いていれば、重なって、「クリ(栗)の青いイガイガ」ができることもあるだろう……と納得しました。 ●今の「クリ(栗)の青いイガイガ」は、これから、下の写真のような「変化(変容)のプロセス」を体験していくことを、「未来像(ビジョン)」としてもっています。「青いイガから茶色のイガへ」(左下)、次に「青と茶色のイガの中のクリ(栗)の実」(右下)へ。 しかし、それも「本人しだい」です。 「青いイガイガ」のまま、「結実する」こともなく、枯れて腐ってしまうイガイガも多いでしょう。「本来の自分の可能性」を開花させる機会を失って、「実にならない」…… ●クリ(栗)の実 青と茶色のイガ↑ ●クリ(栗)の木 青いイガから茶色のイガへ↑ ●去年の10月11日にもイガイガの話をして、【なぜか、植物の世界の変化や進化が、「人間のこころの進化」と、ダブルイメ−ジで、見えてきました…… C・G・ユングなどの深層心理学では、 花や木が、こころの状態の象徴やメタファ−になりますが、 ほんとに、そうだな〜と、実感する、今日この頃です……】とかきました。 また、「同じこと」を感じる今年です。 ●「ほうよう(苞葉)」という葉の集まりが、 去年の10月9日の「ドングリの帽子のような殻斗(かくと)やクリ(栗)のイガイガ」に「変化」したものです。 また、「ほうよう(苞葉)」という葉は、ハナミズキ(花水木)やポインセチアのように、大きな花と咲く……こともあります。 同じ葉の「ほう(苞)」でも、トゲトゲのイガイガのクリ(栗)の木になるもの……も、ある。そして、トゲトゲのイガイガのまま、枯れてしまうものもある。 「トゲトゲのイガイガこそが、自分である」と錯覚して、大きく「結実」して、「おいしい栗の実(マロン)になることを拒否する……道もある。 「自分とは?」 花になるか… トゲトゲになるか…、 トゲトゲのイガイガのまま、枯れてしまうか……は、本人しだい…… ひとは、自由だから。 自分で選ぶ道……かもしれない。 今年もまた、そんなことを感じる、秋です。 |
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8月15日(金)更新 ●「あなたの心に残る一節」を「内藤景代の本 心に残る言葉」という公認サイトへ、お送りください。「なんでもあり」です。 NAYヨガスク−ルの「会員以外」のかたも、ご参加ください。 http://www.yoga.sakura.ne.jp/ |
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