2003年10月8日(水) 「紫の花」は、毒にも薬にも、なる。紫のヤマトリカブト(山鳥兜)は、植物界最強の猛毒。ヤマトリカブトに似た、紫のサルビア・ガラティニカは、シソ(紫蘇)科の薬草(ハ−ブ)。紫のサルビアには、小さなブル−・サルビア、別名 ヒゴロモソウもある。サルビアの英名は、ハ−ブで有名な「セ−ジ」で、500種もある
今夜の月は、十三夜(じゅうさんや)。先月の9月11日の十五夜の満月、仲秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)に対する「後の月(のちのつき)」。ふたつとも見られると「いいこと」があるそうです。曇りですが、夜は、おぼろ月でも見られるといいですね。

御獄(みたけ)で、栽培されている花と自生している花、両方の、ヤマトリカブト(山鳥兜)をはじめて見ました。濃い紫ですが、写真では、青紫にうつります。
 ヤマトリカブト(山鳥兜)は、きのうのシュウメイギク(秋明菊)と同じ、キンポウゲ科アネモネの仲間。
  烏帽子(えぼし)のような細長い形の綺麗な花です。正面からみると、メシベやオシベの広がり方が、丸いコスモス(秋桜)のようなアネモネに似ています。
ヤマトリカブト(山鳥兜)の花



 ←ヤマトリカブト(山鳥兜)の花↓
    ←花の正面
      花のヨコと正面、全体像↓



ヤマトリカブト(山鳥兜)の花















ヤマトリカブト(山鳥兜)は、むかしから有名な毒草(どくそう)です。
  フグの毒に次ぐ、「植物界最強の猛毒」といわれるアルカロイドをもっています。
  激しい神経麻痺作用をもち、量により、死にます。「保険金殺人」もありました。
  
  綺麗な花には、毒がある。
  山のあちこちに咲いていますがさわらないようにしましょう。

逆に、街でよくみかける、ヤマトリカブトに似た、紫のサルビア・ガラティニカは、シソ(紫蘇)科薬草(ハ−ブ)です。↓下の写真です。
サルビア・ガラティニカ
 大きな口をカッと開いていて呑みこまれそうで、このヨコの角度だと、ちょっとコワイ青紫の花、サルビア・ガラティニカ
 去年の10月24日と25日に、ススメガ ホウジャクが、この花の蜜を吸っている写真をのせました。

 ←サルビア・ガラティニカ



紫のサルビアには、小さな花が円錐形に重なったブル−・サルビア、別名 ヒゴロモソウもあります。青紫のスミレ(菫)が層になったようです。
            
                  ブル−・サルビア↑

サルビアには、赤や白などをよくみかけます。
 サルビアの英名は、ハ−ブ(薬草)で有名な「セ−ジ」で、500種もあります。
 「綺麗で、薬(くすり)になる」のが、サルビアの花たちです。

 天は、2物(にぶつ)、あたえた・・・?


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