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2003年10月21日(火) ●勝沼や東京で午後に咲いている、アサガオ(朝顔) ●古代ギリシャのピタゴラスは、「調和や秩序ある全体」というイメ−ジで「宇宙」を「コスモス」とよぶ ●その反対が、「混沌のカオス」 ●対立を統合するヨガによって、「調和のとれた宇宙(コスモス)」になれば、美、すなわち綺麗になれるでしょう ●キク科のコスモス(秋桜)は、花びらが花、「部分が全体」をあらわす |
今の時季の東京でもそうですが、 勝沼でも、赤や青のラッパ型のアサガオ(朝顔)が、 ぶどう園の内部や線路の上で午後遅くまで咲いていました。 そばに、コスモス(秋桜)が咲いていると、 夏と秋がいっしょに感じられます。それだけでなく、 「秋の七草のアサガオ(朝貌)」は、やはり「秋にも咲く、アサガオだったのではないか・・・?」 とも思います。 アサガオ(朝貌)は、キキョウ(桔梗)説が有力ですし、 今、咲いているアサガオ(朝顔)は、 ヨルガオ(夜顔)の葉に似て、ハ−ト型です。 ところが、去年お見せした、スペインのアサガオ(朝顔)の葉もハ−ト型でした。けれど、午前中でしぼみました・・・ ![]() ●また「ややこしや〜」の迷宮に入りこみそうなので、 これ以上は深入りしません。 〆切がいろいろとあるので。。。 ↑●午後に咲いているアサガオ(朝顔) 勝沼のJR線路の上 ●さて、さすが、東京とはちがって、 勝沼では、コスモス(秋桜)の咲くスペ−スも広く、 「イメ−ジ通り」に、たくさん咲いていました。 ピンクの濃淡や白、黄色、オレンジなど、ぐるっと囲む ♪甲斐(かい)の山やま♪を背景にして、 風にそよいで、綺麗です。↓下の写真。 ![]() ●風にそよぐ、コスモス(秋桜)の葉と花↑ ●コスモス(秋桜)の葉は、ガラスの金魚鉢の水中で、ゆれている 「緑の藻(も)」に似ているので、幼い頃から好きでした。 コスモス(秋桜)は、キク(菊)科ですが、 床の間にいける大人っぽいキク(菊)の花の 暗く厚手の緑の葉とちがうので、 したしみやすかったのかもしれません。 ●『綺麗になるヨガ』の旧版である、新書版のサブタイトルは、 「ボディ・トリップから宇宙(コスモス)へ」でした。 10月1日に新書版の『綺麗になるヨガ』のカバ−をのせています。 斜めに「ボディ・トリップから宇宙(コスモス)へ」とかいてあります。 こちらへ。 ![]() ●コスモス(Cosmos)の葉と花↑ ●ふつうの物質的な「宇宙」は、「ユニヴァ−ス」です。 けれども古代ギリシャでは、ピタゴラスなどは、 「調和、秩序のある全体」というイメ−ジで「宇宙」をよぶとき、 ギリシャ語で「コスモス(kosmos)」とよびました。 その反対が、「混乱、無秩序、混沌(こんとん)」のイメ−ジで 「カオス( khaos)」。 ●新版の改訂版『綺麗になるヨガ』でも、 「図1 ピタゴラス派の宇宙(コスモス)」のイメ−ジをのせています。 【対立を統合するヨガによって、 「調和、秩序のある全体」としての「宇宙(コスモス)」になれば、 調和のとれた美、すなわち綺麗になれるでしょう。 大宇宙(マクロ・コスモス)に対する小宇宙(ミクロ・コスモス)として】 というのが、わたしの変わらぬ「宇宙」観です。 ●「8枚」の花びらのコスモス(秋桜)は、 キク(菊)科、コスモス(Cosmos)属なので、 ほかのキク(菊)科のタンポポなどと同じに、 1枚の花びらがそれぞれ花です。 キク(菊)科の花は、 「部分という花びらが、花という全体」をあらわしています。 4月13日にお話しました。こちらへ。 花びら=花= 部分 = 全体 =花 1 = 多 すなわち 「一 即 多」 部分=全体 ●わたしの話や、わたしの本は、 「入れ子細工(ざいく)」のようになっている・・・といわれるのは、 「部分 = 全体」という「宇宙(コスモス)観」が、 基本にあるからです。 道ばたの小さな花にも、 大宇宙(マクロ・コスモス)の秘密があらわれている・・・ 「神は、細部にやどる」 という言葉も、同じ発想でしょう。 |
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![]() 版型を大きくして、読みやすくするなど変更して出版の準備中です。 ご注文は、しばらくお待ちください。合掌 |
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