内藤景代の日誌風エッセイ |
2004年9月22日(水) 上弦。秋分とは。お彼岸のお中日。NAYヨガスク−ルの正面の飾りつけは「実りの秋の贈り物」がいっぱい。コブシ(拳、辛夷)の白い花は、赤い実。スズカケ(鈴掛)、英名プラタナスの実は、茶色いサクランボ。「お抹茶入れ」の名は「なつめ」。ナツメ(棗)の赤い実に似ているから。天球儀は、「地球を中心にみたときの天体」。天球の秋分点と春分点。天動説と自己中心的(じこちゅう)。地動説と星占い | |
今夜、22日は、上弦。。明日、23日は、秋分で、お彼岸のお中日(ちゅうにち)。 ●春に咲く、白い花、ハナミズキ(花水木)も赤い実をつけだしています。 秋の青空の下、強い風が吹いた後は、「実りの秋の贈り物」がいっぱい落ちています。 NAYヨガスク−ルの今月の正面の飾りつけは、いろいろな木の実を飾りました。下の写真です。↓ 「忙中 閑(ぼうちゅう かん)あり」で、あちこちで拾い集めたものです。 ●実りの秋の、贈り物。NAYヨガスク−ルの正面の飾りつけ↑ ●春に咲く、ハクモクレン(白木蓮)に似た白い花、コブシ(拳、辛夷)は、丸いサンゴ(珊瑚)のような赤い実をみのらせます。はじめてみました。下の写真です。 ハナミズキ(花水木)の実は楕円で、朱にちかい赤。 コブシ(辛夷)は、ほぼ球体で、オレンジにちかい赤。 ●コブシ(拳、辛夷)の白い花は、こちらへ。【2003年3月28日(金) 銀色のつぼみだった白いコブシが満開。 白い花に白いサギ(鷺)。開いたコブシ(拳)の向こうに、白鷺が3羽、水辺でくつろいでいました】 ●白い花、コブシ(拳、辛夷)の赤い実→ ●ハナミズキ(花水木)の赤い実と紅葉は、こちらへ。【2002年10月11日(金) 春咲く白い花、ハナミズキは、アメリカのワシントンDCのポトマック河畔の桜並木の返礼として日本へ贈られ、秋に赤い実をつけています】 ●2〜3cmほどの茶色のサクランボのような球体は、スズカケ(鈴掛)の実。 街路樹によくある、スズカケ(鈴掛)ですが、果実は、はじめてみました。左の写真。 英語名は、「プラタナス」。 ←●スズカケ(鈴掛)の実 ●3cmほどの白や緑、赤のタテに長い実は、ナツメ(棗)。右の写真。 色がだんだんに赤く変わっていきます。緑の葉は、ナツメの葉。 ●ナツメ(棗)の赤や白の実→ ●ドライ・フル−ツとして市販されている中国産のナツメの実は食べたことがあります。そのときは、気づきませんでしたが、こうして生の果実をみると、幼い頃の疑問を思い出しました。 それは、「お抹茶を入れる、ふたもの」の名が、「なつめ」ということです。 むかし、「どうして、なつめというの?」ときくと、「なつめの形に似ているから」といわれ、あらたな疑問でした・・・ 「なつめ・・・夏目?」 数十年たって、忘れていた疑問が解けました。 ●ナツメ(棗)は、生薬(しょうやく)では、大棗(たいそう)といいます。 子どもの夜泣き、風邪やひきつけ、胃けいれんの鎮痛、精神安定剤として不眠症やヒステリーに効くそうです。利尿効果も。 緩和や鎮静効果があり、他の薬の作用をおだやかにするので、ナツメを他の生薬と配合した漢方薬が多いとか。 ●NAYヨガスク−ルの正面の飾りつけについては、こちらへ。【2002年7月11日(木) 毎月、変わる、 NAYヨガスク−ルの「正面の飾り」。季節の趣向。そこにこめた遊び心の「見立て」】 ●秋分は、天体を球体にした天球儀でいうと、春分の180度反対側で、太陽が「秋分点(しゅうぶんてん)」にきたとき。 春分点(しゅんぶんてん)に太陽がきたときの天球儀の写真は、こちらへ。【2003年3月21日(金) きょう、太陽は天空の「黄道と赤道の交差した春分点」を通過する。「黄経が、0度」の日。それが、春分の日。】 その秋分点とは、天球上で、黄道と天の赤道との交点のうち、太陽が赤道の北側から南側に移る点。赤道と黄経ともに180度。 ●天球儀は、NAYヨガスク−ルの窓際にあるので、会員のかたは天球を回しながら、春分点や真裏になる秋分点をみてください。 さて、天球儀は、「地球を中心にみたときの天体」を球体にしたものです。 事実はともかく、主観的には、こう見える。 でも、こういう見方は、「天動説」といいます。 星占いにしても、「地動説」をわかったうえで、あえて「天動説」的に、星の運行をみています(・・・よね)。 天球儀とガラスの地球のツ−ショット写真は、こちらへ。【2003年3月20日(木) 2つの球体。透明なガラス球の地球と、地球を覆う天蓋(ド−ム)のような天体をあらわした、青い天球儀】 ●じょうだんで、以前、こんなことを話しあったことがあります。 「最近は、自己中心的(じこちゅう)なひとが多いけれど、 そういうひとは、自分が宇宙の中心だと思っている、天動説のままではないの?」 ところが、きのうの新聞では、小学生の40パ−セントが、「天動説」のまま、というアンケ−ト結果がありました。 「太陽が、地球の周りを回っている」と思う、公立小学校4〜6年生が40パ−セント。 ●明日は秋分。太陽が秋分点にくる時。 暗記するのではなく、もう一度、「天の運行」の壮大なしくみに思いをはせてみませんか。 ●地球中心の自己中心的(じこちゅう)的な「天動説」は、「人間の意識の進化」において、「誰もが通る道」。 大切なことは、「天の運行と自分の意識」を関係づけて考えることではないでしょうか。 人間にとって、理系と文系、物理化学と人文科学は、右脳と左脳のように、車の両輪のように同時に必要でしょう。 ※ 4段階の「人間の意識の進化」については、『ヨガと冥想』を、どうぞ。 ●内藤景代のヨガと瞑想の決定版『ヨガと冥想(瞑想)』 内容・目次 ●秋分とお彼岸については、【2002年9月23日(月) 彼岸とは、「この世=此岸」ではない「あの世=彼岸」 =形のない世界=形而上の世界。春と秋、お彼岸のお萩と牡丹餅は、同じ。】 ●先月の上弦は、8月23日。前月の上弦は、7月25日(お話は、27日)。その前月の上弦は、6月26日(お話は、6月29日)。その前月の上弦は、5月27日(お話は、5月26日)。その前月の上弦は、4月28日。その前月の上弦は、3月29日。その前の月の上弦は、2月28日(お話は、27日)。その前の月の上弦は、1月29日(お話は、1月28日)。その前月の上弦は、2003年12月30日(お話は29日)。その前の上弦は、12月1日。 月は、28日周期なので、2003年12月は、2回、上弦がありました。 その前月の上弦は、11月1日。その前の上弦は、10月3日(お話は、10月4日)。前月の上弦は、9月3日。その前の月の上弦は、8月5日。そのまた前月の上弦は、七夕、7月7日。その前月の上弦は、6月8日。そのまた前の上弦は、5月9日。 ●ご自分の「ココロとカラダと気分」の「なんとなく、のパタ−ン」は、どうでしたか? 上弦になると、ボ−ッとしていた頭とこころが整理されてきて、たまっていた事務的な仕事をとんとんこなしていくようになるひとも多いです。 |
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