2003年2月15日(土) 
なぜか、鼻のところだけに白い線が入って、
おしろい(白粉)をぬってお化粧をしたように、生まれてくる
(→ヒドリガモのオスや馬の個体 
ペルソナ(役割性格)
シベリアなどの北の国から 冬のあいだだけ、飛んできている「遠来の客」

子どもの稚児行列(ちごぎょうれつ)など、お祭りのときは、
鼻にまっすぐおしろい白粉)をぬって
お化粧をすることがあります。

男の人
でも、お祭りに、鼻におしろい(白粉)をぬることで、
仮面(ペルソナ)の役目をするようで、
心理学者のC・G・ユングの概念である
ペルソナ(役割性格)」が変わり、
ハイ(高揚感)になるようです。

面白いのは、生まれながらに、
まっすぐおしろい(白粉)をぬってお化粧をしたように、
鼻のところだけに白い線が入っている動物です。

 まさに「(おも)が白い」、面白い

馬などは、茶色の馬体に、
鼻のところだけ、まっすぐおしろい(白粉)をぬって
お化粧をしたような個体が、よくいます。

 細面(ほそおもて)の馬面(うまずら)なので、
美形(びけい)に見えたりします。


          ヒドリガモ オス 谷津 干潟 1


  
ヒドリガモ オス    谷津 干潟 ↑



カモ(鴨)では、
たまに生まれてくる個体でなく、
そういう種類がいるのを知りました。

 まっすぐおしろい(白粉)をぬってお化粧をしたように、
頭頂から鼻のところだけに
黄色がかかった白い線
が入っている、
ヒドリガモオスです。

 面白いことに、ヒドリガモメスは、
お化粧していません。
頭部が褐色で、目立たない色です。


千葉県、谷津(やつ)の干潟(ひがた)で、
きのう(2月14日)、はじめて、
ヒドリガモオスとメスのつがいに出会いました。

 シベリアなどの北の国から
冬のあいだだけ、飛んできている「遠来の客」です。
 
                          ヒドリガモ オス 谷津 干潟 2  
  
ヒドリガモ
は、用心深くて、
カメラを向けると、さり気なく距離をとって泳いでいってしまいます。
  あまりはっきりと写せませんでしたが、
頭頂から鼻にかけての白い部分は、わかるでしょう。

ヒドリガモ オス    谷津 干潟



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