2003年2月19日(水) 福を招く花」とよばれる福寿草が、お寺の庭で咲いていました 太陽の光をあびると、雪を割って芽を出して、黄色い花を咲かせる

を招く、寿草(フクジュソウ)が、鉢植えではなく、ニンジンの葉っぱに似た、広がる葉をつけて、地面で花開いているのを、はじめて見て、うれしくなりました。2〜3cmの光沢のある小さな花が、あざやかな黄金色で輝いていました。「元日草(がんじつそう)」ともよばれ、お正月の縁起物として、売られているものは、江戸時代から工夫され、ハウス栽培したもので、自然な開花期は、2月はじめから3月中ごろだそうです。

         フクジュソウ(福寿草)
 
                   ●↑フクジュソウ(福寿草)

福寿草は、キンポウゲ(金鳳花)科で、もとは、山の林に、自生していたそうです。
 雪の残る早春に、太陽の光をあびると、雪を割って芽を出して、黄色い花を咲かせるといいます。その強い「いのちのパワ−」が、江戸時代から愛され、盆栽(ぼんさい)などにされてきたようです。
フクジュソウ(福寿草)


おめでたい「福を招く花」として福寿草とよばれますが、地方により「雪割草(ゆきわりそう)」とよぶところもあるようです。
 雪割草という名の花は、別にあり、写真でしか見たことがありませんが…。


            ●フクジュソウ(福寿草) →

また、北国では、「春一番に咲く」という意味で、マンサク(満作)とよぶ地方もあるそうです。黄色いマンサクの花は、2月1日にお見せしました。

日本は、縦(タテ)に長い島国なので、「同じ名前の花」でも、ちがう場合があるようです。あるところでは、「春一番に咲く」黄色い花は、福寿草で、別のところでは「2月1日のマンサクの花」だったりするのでしょう。
 
雪割草(ゆきわりそう)も、世界中に広げて考えると、ちがう花になるのでしょう。
 ロシアの物語で『森は生きている』を映画やお芝居で見ましたが、福寿草ではないことはたしかです…


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